新立山 （権現山） ３２６ｍ 夏物語

この山は　どうも　二つの山名があるらしい。

★この山は宗像市と宮若市との市境に位置し、南北に細長い山頂の両端にそれぞれの山頂があり、北端の宗像市側が「新立山」、南端の宮若市側が「権現山」と分れています。

市境の山の典型的な例です。



ふるさと庄助村に車を置き　田畑などの農道をしばらく進む。
農道脇には　まだ　かなり　新鮮ないろんな　種類の　アジサイが
名残り花を見せています。

１０分少々で　登山口です。直射日光にあたる　農道は暑さで
相当厳しい！！
これから登る登山道は　雑木林があって　風通りはあまりないものの
日光を避けられて登山道も幅ひろく　緩やかでいい感じ。



＜ダイコンソウ＞

途中は撮るべきものないが自然林がとても快適。　１～２回　小休止しながら　なんなく　山頂広場に
到着。山頂は　意外にも広く　ゆったりとくつろげるように　木陰になっている　桜木の下に
休憩テーブルなど設置してあります、



いや～～　山頂を吹き抜ける　風の気持ちいいこと。
想像以上に　低山里山のイメージを一掃するような　快適な山頂です。

わずかに　立木にはさえぎられるものの　眺望も文句なし、域内の名だたる　山群が
指差しでの眺望が楽しめます。

大汗して　登山した者だけ　体感する　この涼しさ
ここのベンチイスで　長々とお昼寝など　出来たら最高のぜいたくでしょうなあ。
ここで涼しい　山風もらいながら　ランチタイム　

山頂周辺には



白花ホタルブクロ



ギボウシ

画像にするには　？？の感じの
ノカンゾウ　デフランサス、などなどあった。

何時までもこの天然クーラーの山頂は去りがたく　我が隊　誰ひとり
下山しようかの言葉　発する人　いないほど。

こちら近辺ではこのような　素晴らしい低山里山は　あまり聞いたことない。
また必ずや　再訪しようと下山始める。

下山途中に拾った　草花



ノアザミ



ネジバナ





登山道の林床には　藪茗荷の　まっ白い花
これが一斉に満開になったら　・・・考えただけでも　素晴らしい群生地だろう。
今はまだ　ちらほらでした。





そして　この時期はやっぱり　この花でした
ヤマアジサイ

杉林の縁渕には色鮮やかな山アジサイもあって　大汗した身体に
目に沁みるような　あの　青色の　ヤマアジサイは　一服の清涼感を貰うことができました。

こうして　暑い中の　里山登山でしたが　山頂はまるで別世界の
涼しさは巷で騒がしい　電力云々とは　無縁の世界の涼しさ　しばし　いい気分にさせて貰った　山でした。

　
「　夏・・・陽水の歌はいつまでも　若々しい　」