木曽駒ヶ岳（中岳～本峰・駒ヶ岳） ９：２５ そのー④（終回）

直ぐに山小屋　（宝剣山荘）前にて　休憩（トイレ有料　２００円也）



休憩後　中岳を目指して進む　稜線上なので　思った以上に風も有って少し肌寒い
衣服調整が必要です。

今にも落ちてきそうな巨岩の　中岳直下を少し巻いて通過



ここら辺から強烈な山ガスが左から右へと走る、高度があるので
眼下の山並みが美しいが　ガスが走るので　カメラタイミングが難しい。





中岳～駒ヶ岳の鞍部　とても歩きやすい登山路



少しの間　景色を眺めながら　歩けば　もう　山頂？と言うような
楽チンで　　中央アルプス　木曽駒ヶ岳（２９５６ｍ）到着。

山頂は広く　多くの登山者で混雑、山頂写真撮るのも　順番待ち状態。





山ガスはひっきりなしに走ってはいるが　天気も上々。素晴らしい大パノラマが
欲しいままです。











昨日行った御嶽山がガスの中に　一瞬　見えたり隠れたり。



さあ　しばしの休憩と大パノラマを楽しんだ後は　下山開始。

下山路は正面に　峻立する、宝剣岳をはじめとする　豪華な岩峰群＆その連山を
ほぼ正面に見ながらの　アルプス歩きのハイライトと醍醐味を集約するようなと言っていいほどの
圧巻のロケーションの中を歩く、立ち止まって、いつまでも堪能したい思いの場所でした。
この場所から正直しばらく　帰りたくなかった（笑）その位　私にとってインパクトのある
ロケーションの瞬間でした





宝剣岳（2,931 m）素晴らしく格好いい岩峰、すぐそこなのに、　残念ながら今回の企画には
この岩山は登山予定ない。登って見たかった～～～！



名残り惜しくも、もうそろそろ、下山しましょうのガイドさんの呼ぶ声。
現地ガイドさんの下山時の注意点の話に力こもる。
下山時のケガ・滑落事故が多発しているから　注意点と、＆　慎重な行動をと
何度も繰り返して呼びかけられる。

乗越浄土まで来た。
眼下の千畳敷カールがまるで　箱庭みたい。





またまた同じような景色ですが。





やがて八丁坂を無事　下山すれば　千畳敷カール下方の＜剣ヶ池＞のビユーポイントに到着。

先ほどまで居た　八丁坂・上部山塊付近は分厚い　ガスの中





小さな池ですがこの付近が一番のビユーポイントになっている。
草紅葉も綺麗で　しっとりと静かなカールの雰囲気が　行く秋を見事に演出しています







黄葉も綺麗で　まるで絵葉書のようでした。

全体的に　黄葉＆紅葉を目指す登山には時季が早いのは　事前から予想は
していました。うまく日程調整はできないツアー登山に参加でしたが
九月の下旬にも１０日も早い段階で　これだけの　先走りの季節の紅葉＆黄葉を
見れただけでも　ラッキーでした。

それにお世話になった　現地ガイドさん言わく　

一回来てすべてを満足するのは　贅沢。　お山のご機嫌と天気がまずまずの時に
来られて　皆さんは　ある意味では　今回は幸せですよ～～～　
現地ガイドさんの　ユーモア交えての最後の挨拶・・・実に的を得た言葉に
すべてが集約されて　納得でした～！！ガイドさん　お世話になり有難うございました。

私的には　初めての中央アルプス経験、いやいや　現地ガイドさんではないが
終わりよければ　すべて良し・・・楽しかった山旅の数日間でした。