ここはインレッドさんやizumiさんの記録を拝見して、以前からいつか行ってみたいと思っていたところでした。
出来ればもう少し雪の多い時が良かったのですが、なかなか機会がなく今回ようやく訪れることができました。
ブナ林が素晴らしいということで秋にも登ってみたいと思いましたが、今回行ってみてそのブナ林の素晴らしさに納得です。
2013年4月28日
黒倉山(1242m)・鍋倉山(1288.8m)
Member.2人(トシちゃん、sanae)
天気:曇りのち晴れ
【コ ー ス】(~は歩、休憩時間含む)
登山口8:00~黒倉山山頂9:44-10:04(20分休憩)~
鍋倉山山頂10:26-12:02(約1時間半休憩)~登山口12:58
所要時間約5時間(休憩時間約1時間50分含む)
今回歩いたコース
黒倉山から鍋倉山へ反時計回りです。
どのあたりまで除雪されているか分からなかったので、
izumiさんや他の方のトラックを参考にして
ルートを下記のように入れていきました。
関田峠へは5月末まで行けませんが
かなり上まで車が入れたので予想以上に楽でした。
前夜は道の駅さかえでの車中泊で充分睡眠確保。
しかし朝起きると雨・・・・テンションダウン↓
ウグイスの鳴き声を聞きながら朝食を済ませ
またしても温泉にしようか・・と迷います^^;
でも一日過ごすのは飽きるし、ひとまず登山口へ。
向かう途中の鍋倉山方面、山頂はガスって見えません^^;
道路状況を確認しながらさらに上へ。
意外にも高い雪壁。車を降りて写してみました。
4m以上はあるでしょうか。
駐車スペースはかなり広くとってありました。
さすがスノボーや山スキーの人気のエリア!
殆どがボーラーやスキーヤーで車はどんどん増えてきました。
私たちも支度を始めますが、途中でバラバラと霰・・・(@_@;)
雪になるかと思いましたがすぐに止んでしまいました。
登山でスノーシューは他に見かけなかったような?
思ったより上まで来ていたのでGPSで現在地を確認。
その間に背後のボーラーの皆さんは
関田峠方面へ向かっていくようでした。
鍋倉山を先に直登しようと思いましたが
この位置ですと黒倉山を先の方がいいかもと判断しそちらへ。
いくらか見えていた周囲が、登るほどにガスに包まれてきました。
視界は50mほど?だったでしょうか。
なので互いの姿を見失わないよう、
GPSで確認しながら進みます。
もうすぐ関田峠からの稜線、目の前にかすかに見えてきました。
足元には動物の足跡、何かな?
そして稜線ですが、展望もなく
周囲の様子がまったくわかりません^^;
GPSが無かったら、まず無理な今回のコースでした。
黒倉山山頂に到着。
広かったので少し先の風を避けた位置で小休止。
ホットコーヒー(ココアだったか?)で一息つきました。
それにしても何も見えません。
近くにあるはずの鍋倉山もその下りルートすら
視界にありません。
GPSがありましたから不安もなく、方向は理解していましたが、
そこへ山スキーのお二人がやってきました。
昨日も来たそうで、このスキー跡はそのお二人のだと話していました。
ご夫婦?かどうか、先頭の女性が黒倉山はこの先だというのでびっくり。
山頂はここではないですか?と言うと、後ろの男性がそうですよと訂正。
鍋倉山の方向も違う方を指したので、それも訂正すると、
その男性が同様に頷きました。
どうも勘違いされたようです。
それにしてもGPSを持っていてよかった!
持っていなかったらこの日の山行は当然無理でしたが、
このような場面でも確信が持てたのは有難いことです。
前日も天気はあまり良くなかったようですが、
この日より展望はあったそうです。
スキーのお二人がガスの中へ消えた後、私たちも鍋倉山へ出発。
風景や山頂標柱が見えないのでストックを立てて
タイムを把握です(^^ゞ
緩やかに下り、久々野峠あたりで登ってくるスキーヤーと出会いました。
挨拶した後、若い二人はどんどん先へ。
登っている途中背後の黒倉山が少し見えてまた消えてしまいました。
鍋倉山山頂に到着。
この時まだ展望が無かったのですが、
間もなくどんどん晴れてきたのでした\(^o^)/
黒倉山山頂方面
関田峠からの稜線
北信五岳(妙高、戸隠、黒姫、飯綱、斑尾)など
ズームで奥に斑尾山、飯綱山?
黒姫山、高妻山、妙高山
妙高山、火打山
火打山から派生する山々
雲があってもこれだけ見えたら十分!
快晴ならば新潟側は日本海や佐渡、越後三山などが見えるようですが
それは残念でした。でも米山はかすかに見えてました。
黒倉山、その向こうに日本海が見えるはず・・
広い鍋倉山山頂
妙高、火打
長いこと休憩している間にすっかり青空
山頂で
長居した山頂をそろそろ後にします。
シリセードを試みましたが春の雪は湿ってあまり滑りがよくありませんでした。
ブナ林が立派!
傾斜がきつくなったところでスノーシューを外しました。
少し先に行けばもう少し傾斜は緩やかなはずでしたが、
眼下に駐車場が見えてきたので急斜面を下って行きました。
少し傾斜が緩やかになったところでシリセードしたら
木のまわりの雪解けの穴に落ちてしまいました^^;
スピードはこの時落ちていたのでスローに滑り落ちたので
怪我はありませんでした。それにしてもドジ^^;
気持ちのいい青空になりました。
駐車場に到着。
下りは1時間かかりませんでした。
駐車場より関田山脈を振り返ったところ
駐車場を後にして途中から鍋倉山を振り返ったところですが、
izumiさん達はこの下の方から歩かれたのですからさぞや大変だったことでしょう。
真っ白な風景と充実感は私たちとは比べものにならないと思いますが、
私たちはこれでも十分満足でした。
今度秋にも来てみたいものです。
芽吹きの春も良さそうですが・・・(^^ゞ
温泉は飯田湯瀧温泉(500円)
このあと白馬方面へ向かいます。
途中の峠より
北アルプス、後立山。
鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬槍ヶ岳、杓子岳
白馬岳は樹林の陰になってしまいました。
ところで長野市街地で給油しそこなって、
この峠越えはハラハラでした^^;
日曜日だったため鬼無里などでもスタンドがお休みで、
白馬村に入ったところで大きなスタンド(この一店舗だけ)が
営業中で助かりました^^;
昨年は例年になく大雪で今年は例年になく雪が少なかったそうですが。
ここまで除雪されていたんですね。
GPSがあってもやっぱり私は怖くて歩けないな~!
鍋倉山頂であの景色が見れてホント~に良かったと胸をなで下ろしました。
素晴らしいです。
お蔭でizumiさんよりかなり楽でした(^^ゞ
GPSがあっても、izumiさんやインレッドさん、他の方々のレポートがあったおかげでかなり助かりました。
確信が持てるのは私もそんな裏付けがあるからなんですよ。
そうでないと、初めて行く山、とくに残雪期の山は心配ですから(^^ゞ
登るときはガスガスでなんだかな・・・と思っていましたが、山頂で晴れてくれて最高でした。
またほかの季節もいいですね♪