「怒濤・改訂版」について、第40番曲詰「ヒ」の余詰問題は解決とさせていただきます。
ここでは気分を変えて、別の作品を紹介させていただきます。
下記、画像クリックで再現ウインドウが開きます。
いずれも「詰将棋の詩」から収載した作品(第46番の原図は44歩がなくて余詰)ですが、合駒問題の小品佳作で、ある意味一つの完成品と言えるかもしれません。
しかし、旧版では迷いに迷ったあげく、採用を見送ってしまいました。それはオリジナリティを主張できるかどうかの自信が持てなかったことによります。同一作検索はクリアしたものの、誰かがどこかで似たような作品を発表していても全然不思議はないと思えたわけです。作者自身も結局、公式雑誌に投稿しなかったのは、それなりに理由があったのではないかと考えてしまいました。
新版発刊に際して、こららの作品をどう扱うかか風氏に相談したところ、文句なしで採用するになりました。
風氏なら「Limit7」を発刊に際し、過去の簡素形作品を調べ尽くされていたはずなので、自信が持てるようです。
実は第31番については、形が微妙に違うけどほぼ同一手順の作品があったらしいのです。
山田康平(1985), 伊藤果(1991), 野村量(2003)
本図の「詩」掲載は1977年なので、問題なしの裁定でした。
こんなわけで、旧版で採用を見送った作品も数多く採用されているので、作品数が大幅に増えているわけです。
「怒濤・改訂版」をよろしくお願いいたします。
ここでは気分を変えて、別の作品を紹介させていただきます。
下記、画像クリックで再現ウインドウが開きます。
第31番 | 第46番 |
いずれも「詰将棋の詩」から収載した作品(第46番の原図は44歩がなくて余詰)ですが、合駒問題の小品佳作で、ある意味一つの完成品と言えるかもしれません。
しかし、旧版では迷いに迷ったあげく、採用を見送ってしまいました。それはオリジナリティを主張できるかどうかの自信が持てなかったことによります。同一作検索はクリアしたものの、誰かがどこかで似たような作品を発表していても全然不思議はないと思えたわけです。作者自身も結局、公式雑誌に投稿しなかったのは、それなりに理由があったのではないかと考えてしまいました。
新版発刊に際して、こららの作品をどう扱うかか風氏に相談したところ、文句なしで採用するになりました。
風氏なら「Limit7」を発刊に際し、過去の簡素形作品を調べ尽くされていたはずなので、自信が持てるようです。
実は第31番については、形が微妙に違うけどほぼ同一手順の作品があったらしいのです。
山田康平(1985), 伊藤果(1991), 野村量(2003)
本図の「詩」掲載は1977年なので、問題なしの裁定でした。
こんなわけで、旧版で採用を見送った作品も数多く採用されているので、作品数が大幅に増えているわけです。
「怒濤・改訂版」をよろしくお願いいたします。
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