ヨコシマな備忘録

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漫画家の横嶋やよいです! 

はやぶさ(映画)

2011年10月03日 08時36分00秒 | 雑記
「はやぶさ/HAYABUSA」を観てきました!
公開初日だったし、ちょうど映画の日で1000円だったし!

ネタバレも入りますのでご注意。




フツーに面白かったですよ~。
ところどころでホロリと泣いたし。
役者さんも上手だった。

特に西田敏行の演技は本当に上手い!
とてもかわいらしい的川先生(ここでは的場先生)でしたよ。

川口先生役の佐野史郎は、どっちかというと國中先生に似てると
思ってたんだけど、画面でみたら想像以上に川口先生に似てた!
佐野史郎はエキセントリックな役ならこの人!という印象が
あったんだけど、こういう静かな理知的な役も上手いんだなぁ。
どっしりとした安定感のある演技でよかった。

そして國中先生役の鶴見辰吾が言った「こんなこともあろうかと」。
このセリフはもう公式なんですねyellow16
コマンドを打ち込む人の声が素敵だった。

主役の竹内結子はいわゆる宇宙ヲタク女子の役。
ヲタクというにはとびぬけてキレイだったし華があったけどyellow18
熱演していたけれど… 
なんというかこの役自体、必要だったのかなぁ~と。
なんというか、この役のドラマ部分を削って他の部分を
もっとドラマチックにしてもらいたかったな。

はやぶさのピンチもわりと淡々と解決しちゃってたなぁ。
まぁ一度や二度のピンチじゃなかったから、淡々とすすめないと
いけなかったんだろうけど。
なんか、ミネルバがなかったことになってたyellow13
開発スタッフたちの演出的な焦燥感がなんか足りない気がしたよ。
数々の大ピンチを奇跡的にクリアしたはやぶさのけなげさも。
一番盛り上がるだろうはやぶさの大気圏突入も意外とあっさり目。
はやぶさの唯一の声、ビーコン音もあっさりyellow23

川口先生の言葉
「大気再突入で燃え尽きてしまう運命であるにもかかわらず、
どうして君は、これほどまでに指令に応えてくれるのか」
こっち方向のドラマが好きなんですよ…。

淡々としていたのは篠田三郎ナレーションの
「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」も同じなんだけど、
こっちのほうがなぜか泣けたんだよね。
なんか不思議。

まぁこういう感想は私がニコニコ動画のはやぶさ擬人化MAD動画が
大好きなせいかもしれないので悪しからず。
映画としては充分面白かったと思います。
ニコ厨の人しかわからない小ネタをちりばめてくれてたのも
嬉しかったですよ。

はやぶさのドキュメントがこれ以上ないドラマチックな
奇跡だっただけに、それを踏まえてふくらまして、
そのドキュメントを超えるものにするのは難しいだろうなぁ。

このあとはやぶさモノの映画はあと2本あるそうです。
渡辺謙バージョン(川口先生視点)と
藤原竜也バーション(イオンエンジン製作者視点)でいずれも来年公開。
この二本も見に行くつもり。

この二本を見た結果、今回の竹内結子バージョンが一番よかったという
可能性もあるので、それはまたおいおい…。


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