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一般社団法人山口県バスケットボール協会公式ブログ

有澤重行氏 インタビュー

2008-12-20 23:15:32 | 読み物
本年9月に国際公認審判に昇格した有澤重行氏(下関工業高校教諭)に、インタビューしました。

とき:11月15日(選抜予選FINAL4の日)
ところ:山口県スポーツ文化センター
インタビュアー:永尾茂則(高体連バスケット専門部広報担当)〕

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〔Q〕おめでとうございます。国際審判となっての感想は?
〔A〕嬉しさと同時に不安な気持ちです。小池先生(元山口県審判長)や松本氏(山口県審判長)のように、現に国際審判としての実力があってなったというのではなく、今のFIBAは、育成という点に重きをおいているので、その期待に私が応えられるだけの力があるのかという心配が強いです。でも、チャンスを与えられたと思って、失敗も多々あると思いますが、チャレンジしていきたいと思います。


〔Q〕審判との出会いは?
〔A〕身近なところでは父親の影響がありますが、自分は、国体選手としてがんばっていましたが、腰を痛めプレーヤーとしては引退せざるをえなくなったとき、当時岩国養護に勤めていたのですが、「審判をやれ!」と、岩柳地区の先生方に勧められ、また随分かわいがっていただき始めるようになりました。

〔Q〕審判をする上で大事なことは?
〔A〕審判をする前に、自分の人間性を高めないといけない。

〔Q〕印象に残っている試合は?
〔A〕父親の引退試合を一緒に吹いたことです。防府スポーツセンターで誠英対山口中央戦でした。父が主審で吹き込まれました。
(注:平成14年6月2日 山口県高校総体女子3回戦)

〔Q〕お父さんの思い出は?
〔A〕自分が小さい頃、下関で日本リーグがあって、その試合を吹いていた父の姿を覚えています。また、父の同級生の方々が、日本全国におられて、父の話をしていただく方が多く、うれしく思います。
(注:有澤氏は、下関市の川中小、川中中出身。父親の故弘行氏は日本体育大学出身)

〔Q〕高校時代の思い出は?
〔A〕顧問の先生から、非常に厳しい、しかし愛情のこもった言葉で指導されたこと。顧問の先生やコーチをはじめ、周りの方に支えられて今があるな~と思います。
(注:有澤氏は山口高校出身。高校時代は県内無敗。)

〔Q〕英語は?
〔A〕今勉強中で、週一回外人の人と英会話の勉強をしています。メールも英語です。

〔Q〕山口県の審判については?
〔A〕山口県のバスケットの方向性は全国的にも正しいと思うし、通用すると思います。あとは、高さやクイックネスの問題です。その延長上に審判もあると思うので、自分も山口県のバスケットをバックボーンとして審判をしています。

〔Q〕最後にひとこと
〔A〕山口県の皆様に感謝!です。その恩返しをしていきたい。信頼される審判になりたいです。そして、山口国体に向けて、みんなが国体の舞台に立てるよう盛り上げていきたいです。

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謙虚な人柄がにじみ出ていました。これから、いろいろな人とコミュニケーションをとり、試行錯誤を重ねながらも山口県のバスケットを盛り上げてくれる人だと確信しました。今後の国際舞台での活躍を期待したいと思います。(永尾)

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「有澤重行氏 国際公認審判に合格」2008/9/24
http://blog.goo.ne.jp/yabba/e/5e10a4a5eda1fd35d8389aad159adee1

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