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大腸ガンにかかってしまった方のお話

2015-11-07 17:09:15 | 日記
 漢方 健康相談 食養生で健康な体づくり 専門店 静岡県藤枝市 至誠堂薬局です。日本人、日本の気候・風土に合わせた健康に関する情報で、皆様の健康づくりのお役に立ちたいと願っております。
 健康でじょうぶなお子さんを授かるための、マイナス2才からの子育て相談(子宝相談)をこなっています。お気軽にご相談ください。

 大腸ガンにかかってしまった方のお話。
  私の身近な方で、大腸ガンにかかった方がおられます。2人に1人ガンになり、3人に1人がガンで亡くなる時代。芸能人や有名な方が癌になり、その経過が報じられるこの頃です。
 ガンは十人十色、その方その方により色々な条件があり、一つのケースが全てとはいかないと思いますが、こんなケースもあるということをお知らせしたいと思います。ご本人の了解を得ています。

 男性、65歳。現在抗がん剤の治療中です。定期検診というものを最近(少なくとも60歳以降)受けていない為、いつごろから大腸ガンにかかっていたかは不明。今回最初に受診したお医者様は、3年くらい経過しているのではというお考えでした。
 今年2月に入ってから排便のトラブルに悩まされ出す。漢方薬の便秘に使われる処方を服用するも、スッキリした排便は得られず。夜間は2時間毎に、排便のために目覚める。但しスッキリ出るわけではない。また外出時に、便意を催すとトイレの場所を探すために、ひと苦労だったそうです。
 3月末になって、お尻が痛くてどうしようもなくなり、4月2日に消化器を専門にするクリニックを受診。翌日急きょ連絡を受けて再受診。血液検査の結果が悪すぎるとのこと。ここで、原発大腸癌、肝臓への転移を告げられたそうです。CT検査の予約を入れる。なぜ定期健康診断を受けなかったかと質問され、癌になった時は、その時はその時と思っていたので検診を受けなかったけど、それは告げなかったそうです。大腸ガンと告知されてもそれほどダメージはなかったそうです。
 CT検査の結果、直腸の部分のガンと転移した肝臓ガンの状態の説明を受け、余命の宣告も受けたそうです。余命6カ月、あとは天のみぞ知るということでした。身辺整理をした方がいいとアドバイスを受けたそうです。先生の一言一言を受けいることができ、それほど精神的なダメージはなかったそうですが、先生からは何でも相談して下さいとアドバイスをいただいたとのことでした。
 
 大腸の内視鏡検査を行うと、直腸部分にガンがあり、あと途中1か所内視鏡で切除したが、奥の部分には見られなかったそうです。手術すれば人工肛門になる可能性があるが、とりあえず大便が通過する空間があるので、手術をしないで、様子を見ようということになったそうです。
 
 余命6カ月を受け入れ、何もしないで行くか、セカンドオピニオンを求め、他のお医者様を探すかということになりました。ご家族は当然セカンドオピニオンを求め、それにあった病院を探してきてくれたそうです。初診の先生に紹介状を準備していただきましたが、初診から、セカンドオピニオンのお医者様にお会いするまで、結果的には約1ヶ月かかったようです。
 
 そこでの血液検査の結果は、初診の時とほとんど変化が見られなかったかやや悪化していたようです。そこは腫瘍内科ということで、抗癌剤の治療を前提にしています。血液検査の結果が変わらなかったことも、抗癌剤の治療を受け入れる理由の一つだったそうです。それと先生からのアドバイスで、「余命6ヶ月でも何もしなければ、余命はどんどん短くなります」色々な理由があって、今簡単に死ぬわけにいかないこともあり、抗癌剤の治療を受け入れることにしたそうです。
 
 現在11月、抗癌剤の治療を受け出してから、6ヶ月、初診から7ヶ月が過ぎました。ご本人はお元気で日常を変わることなく過ごされています。

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