お花見と花粉症 （第３５回金毘羅山 瀬戸川桜まつり 桜状況）

　漢方　健康相談　食養生で健康な体づくり　専門店　静岡県藤枝市　至誠堂薬局です。日本人、日本の気候・風土に合わせた県づくりの情報で皆様の健康づくりのお役に立ちたいと願っております。

　

　相変わらず花粉の飛散が多い状況が続いているようです。お花見には行きたいけど、花粉が心配という方もおられるのではないでしょうか。

　

　先日漢方薬をお勧めした方のお話。

　小青竜湯を飲んで、夜の飲酒をひかえたら、鼻炎症状がでなくなったとのこと。



　漢方では、鼻水を、体内の余分な水が、呼吸器（鼻）～あふれていると考えます。寒さによる鼻水とは別の考え方です。ただ鼻水は温めて乾かさないと解消できません。余分な水があふれている場合は、この余分な水を処理しないと、症状が治まりません。先ず体内に余分な水を入れないことです。



　普通の鼻炎の薬を飲むとのどが渇きます。これは、粘膜から出る液体を止めてしまうためです。鼻水だけ止めるという効き方はしません。この時にのどが渇くからといって水分を摂ってしまったら、またその水分を止めるために苦労しなければならないのです。粘膜を潤す程度にとどめておいた方が無難です。

　

　金比羅山　瀬戸川の桜まつりもいよいよ明日、明後日が本番です。桜吹雪が素晴らしい状況です。

昨晩の夜の桜の様子です。