朝顔市 （七夕 牽牛）

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　朝顔市が各地で行われています。昨日、母のお友達から、入谷の鬼子母神の朝顔が届きました。毎年、送っていただいております。入谷の朝顔市は、朝顔の種の名が牽牛子で、七夕の彦星（牽牛）に由来するところから、七夕前後三日間行われるとのことです。

入谷の朝顔市の朝顔



　「牽牛子は、薬性苦寒の血剤で、下剤と利尿剤を兼ねるので、下半身の水腫、腰痛、尿閉、便秘、喘咳や殺虫剤に使われてきた。・・・体液の滞りを、腸管と泌尿器とから下剤と利尿剤で体外に排泄し、水はけを急速に良くするので、水瀉性下痢を伴い、薬用としては峻下剤に属する。・・・江戸時代から漢方家や、家庭薬に、牽牛子が重宝されたのは、腸管の水滞を尿利で排泄する芍薬と、下剤である大黄を合わせた作用があり、日本人の体質に合った下剤兼利尿剤であるからと考えられる。ただし、多用すると下剤の作用が強く、水瀉性下痢となるので、素人の方は注意が必要である。」『薬草百話』（渡辺武著より）





これは我が家の朝顔。定期的に朝顔日記をお届けしたいと思います。