随分と、ブログを更新していなかった…。2月に更新して以来の今回の更新。
なんやかんやと慌ただしかったのと、更新しようという意欲を掻き立てられる話題がなかったということかな?
それに加え、私自身が3月に「急性胃腸炎」(ほとんどインフルエンザ同様の症状)にかかり、身動きが取れなかったこともあった。胃腸炎の主に胃の症状の方がひどく、食欲が戻るのにだいぶ時間がかかってしまった。季節の変わり目(もう変わったかしら?)、みなさんもどうかお気をつけて!
さて、
Yahoo!ニュースを見て、一瞬、私は凍り付いてしまったのだけど…。
つんく♂がんで声帯摘出を公表 近大入学式に出席 活字で祝辞 (デイリースポーツ 4月4日配信 Yahoo!)
つんく♂の「声」が封印されてしまったのだ。
もう、二度と、あの独特な歌声や関西弁を、耳にすることは出来ない…。
実は昔、シャランQが結構好きだった。「シングルベッド」、「ズルい女」、「My Babe 君が眠るまで」、「いいわけ」、「新:ラーメン大好き小池さんの唄」… 等々、数々のヒット曲を飛ばしたシャランQ。
特に、私はボーカルのつんく♂の歌声が好きだった。あの独特な鼻を突き抜けるような時に少しハスキーにもなる声が。関西弁丸出しで「笑い」を誘うそのユーモアセンスたっぷりの喋りや、人柄の良さを感じさせる雰囲気、結構好みだった。
つんく♂が、ソロシンガー名義で出したアルバムに「TAKE1」(レーベル:zetima)というものがある。私が所有している唯一の、ソロつんく♂のアルバム。
何だろう…あの頃、無性につんく♂の歌声、喋り声を聴きたくなってどうしようもない時っていうのが、あった。
人によっては、つんく♂の歌声にどのような印象があるのか分からないけれど、私は彼の歌声を聴いていると、ちょくちょく「セクシー」な一面が顔を覗かせるように感じられて仕方がなかった。私には、「○○フェチ」というものがあるのだけれど、言ってしまえば「声フェチ」「色気フェチ」「スーツフェチ」だ。私の中で三大フェチと名付けているが、つんく♂の歌声には、「色気」も重なっているように私には感じられて、好きだった。
この「TAKE1」というアルバムは、かつてつんく♂やモー娘。等が出した楽曲の、いわばカバーCDである。
その4曲目に収録されている、「なんでやねん 心配せんでもええ」という歌は、セブンHOUSEの6thシングル。(ファンの方には申し訳ないが、セブンHOUSEを私はよく知らない。)
この歌を、つんく♂が、ギター1本で弾き語りをしている映像が、YouTubeにアップされていたので、今回、こちらを紹介したいと思う。とても貴重な映像なので、動画主様、関係者の皆様、どうか削除しないでいただきたい。
この歌詞、短いけど、難しい言葉も表現もないけど、「そうそう!分かる、うん、分かる」って、共感したくなるし、「何で、私の心の行間を読めるの?」っていう気持ちにもさせられる。
個人的なことなので理由は言わないけど、この歌を聴いていると、特に、声を失ったというつんく♂のことやご家族のことを思いながら、私自身のことも思いながら聴いていると、本当に、泣けて泣けて仕方がない…。
流行りの歌もいい…。「シングルベッド」や「ズルイ女」もいい…。けど、時に、ギター1本でかき鳴らすつんく♂の歌声も、一味違った景色を堪能させてくれる。恋に迷っている方、恋愛に苦しんでる方、素敵な恋愛をしている方も、ちょっと心に迷いや痛みを感じている方は、ぜひ一度聴いてみていただきたい。つんく♂の優しさに包み込まれているような感覚になって、切なくも温かい気持ちになってくる。
つんく♂…、たまには、泣いてもええねんな?
つんく♂…、何も出来へんけど、うちはシャランQもソロつんく♂も、好っきやで(^_-)。これからも好きでええやろ?(敬意を表して岩手から不慣れな関西弁をつこうてみました。おかしな点はつこっまんでね。)
[Live 2003] "なんでやねん 心配せんでもええ" つんく #Tsunku#
音楽(全般) ブログランキングへ ←いつもありがとうございます。
コメントいただき、ありがとうございます。
返しが大変遅くなりまして、申し訳ないです。
教えて下さったURL、聴いてみました。
つんく♂さんの声に、確かに似てますね。
ふと思いましたことに、シャ乱Qのカバーをされる歌い手さんて、あまりいらっしゃらないような気がします。シングルベッドはたまにありますけど、他の歌はプロ歌手のカバーでは聴くことないなぁと思って、、。
最近はカバー流行りですけど、つんく♂さんの声って独特ですから、つんく♂さん以外の歌い手さんが歌うと、何かしっくりこないと感じるんですよ。
そういう点では、シャ乱Qの歌はカバーしづらいのかも知れませんね。
たまたま、曲を探して居りましたらこちらの方の歌声がつんくさんに良く似ていて鳥肌が立ってしまいました。参考までに…^ - ^
/gkVT_9VGi1s
初めまして。初のコメントありがとうございます。
>どうか これ以上の 再発 転移は ありませんように と 祈る 毎日です!
本当ですね!全くもって同感です。
>彼の 歌声 彼の 存在に どれ程 助けられたか 解りません。
彼の場合、関西なまりのイントネーションが、声の「優しさ」や「温かさ」をより強めてくれているような気がして。
言葉と言葉の間に、すごく心優しい一面があるようで、声フェチの私としては、つんく♂さんの声はすごく耳心地がよくて好きなんですよ。
そして、人柄ですね。
魑魅魍魎とした芸能界において、彼はすごく人柄もいいようですからね。
結婚されてお子さんが生まれてからは、独身の頃よりも性格的にも丸くなった気がします。私の中では、独身の頃よりも今のつんく♂さんがずっと魅力的です。
かこ様の願い通り、つんく♂さんの未来が穏やかで幸せであること、私も願います。
お久しぶりです。
フィギュアスケートの選手がどんどん引退していく中、私のスポナビブログの更新も滞り、コメント機能も変わり、今までコメントいただいて皆様方のことを気にかけることも…。
特に、pero2000さんのことは、「元気にしていらっしゃるかな?」と案じてました。
私も、テレビ視聴は随分と減りましたよ。
トゥクタミシェワ選手がトリプルアクセルを世界選手権で成功させていたということも、
国別対抗を見るまで知らなかったという…。
時代の流れを感じますね(^_^;)
話を本題に戻しまして、
つんく♂さんの件、私も涙してしまいました。
シャランQの復活を楽しみにしていた矢先、体調不良で休養…そして、今回のこと。
pero2000さんのお友達のことも、何とも切ない…。変わり果てた姿を見られたくないと、一切の連絡を絶っていたのですね。
私なら、会いたい人に会わずにいられるのか、全く想像もつきません。
けれども、「変わり果てた姿を見られたくない」というお気持ちも、少し理解出来る気もしますが、辛かったでしょうね。
>つんくが生きる選択をしてくれたこと、それが私には嬉しかったです。
確かにそうですね。声を失うことは、どれほど苦渋の選択だったか分かりません…でも、生きていてくれる、このことの方が私も、とても嬉しい…時間が経てばもっともっと、そう思えるのかも知れません。
コメント返しが遅れてすみませんm(__)m
17日に、コンクリートに派手に転倒してしまいまして、あちこち怪我をしましたが、今現在でしんどいのが、「右手の親指付近」。
レントゲンを撮ってもらいましたが、骨は折れていない様子。ですが、痛いんですよ。
お箸を持ったり、鉛筆を持ったりがかなりくるので、パソコンのキーボード入力も、右手はほぼ中指打ち(^_^;)
人差し指を使うと、親指に響くという…。
小走りしていた時に転倒しましたが、歩く時や走る際は、pero2000さんもお気をつけてくださいね(^_-)
次々と大好きな選手が引退し、いつもとは違うフィギュアシーズンを過ごしておりました。ほとんどテレビ観戦しなかったです。
現役選手も頑張っている、わかってはいても自分の中のスイッチが入りませんでした。
私はこのニュース、ちょっと泣いてしまいました。
2月に高校の時の友達が癌で旅立ちました。
胃がんでした。発覚した時は転移もしていたようです。
発覚して1年も経たないうちの旅立ち。
私が知ったのは亡くなる4日前です。
彼女の意思で、ほとんど誰にも病名を知らせていなかったそうです。メールしても曖昧な返事しか返ってこないことを不審に思った友人の一人が、何度も何度も連絡してやっと癌だとわかりました。
抗がん剤治療で変わり果てた姿を見られたくない、次に会う時は元気になった時といわれ、友人も隠そうとしていましたが危篤状態になり、連絡がきました。
遠方で通夜しか参列できなかったんですが、彼女が愛した幼い子2人とご主人の姿をみたら涙がとまりませんでした。
その彼女が高校時代、夢中になっていたのがシャランQでした。つんく大好きでした。
通夜の会場にも当時のシャランQのポスターが飾ってあり、懐かしくみました。
つんくが生きる選択をしてくれたこと、それが私には嬉しかったです。歌い手が声をなくしてしまうのはどれほどつらいか想像もつかないですが、生きたくても生きられなかった友人を思うと、生きて生きてほしいとただ強く思いました。
お久しぶりです。
>いい記事ですね。
ありがとうございます。ここ最近、更新意欲が湧かないでいたんですけど、これはもう書かなきゃって。
>自分も中学の頃から、アマチュアバンドをやってて
ボーカリストってやっぱ歌うことがすべて、
自己存在証明みたいな面があるのわかりますから。
私も、アコギを習ってますから、レベルは違うけど、私はギターだけど、でもアマチュアでも音楽をやっている人の気持ちは、やっていない人よりは分かる部分ありますもん。
うちの師匠の、指や腕が使えなくなったとしたら、それはもう…ステージに上がって演奏することが何より大好きな師匠だから、つんく♂さんの件で、師匠のことも脳裏によぎったんですけど、本当に辛い決断だっただろうと。
>今後の彼の人生に幸あれと願います。
本当ですね。
命は助かった…けど、命と比較のしようがない程大事な「声」を神様は奪われた。
これ以上、大切なものを奪わないでくださいって思います。
自分は彼のことは、あまりファンではないので
大きなことは言えないですけど。
決断と勇気には涙がでます。
自分も中学の頃から、アマチュアバンドをやってて
ボーカリストってやっぱ歌うことがすべて、
自己存在証明みたいな面があるのわかりますから。
それが失われて帰ってこないわけですから、
どれほど辛かったかと思いますよ。
今後の彼の人生に幸あれと願います。