日曜のお昼と言えば、いつからかテレ朝を見るようになった我が家。(何年前からかな…TBSがつまらなくなって見なくなり、その昔はNHKのど自慢だったけど、いつしか見なくなり。)
たまたま今日は家族が買い物に行くとなり、「今日ぐらいは何か他のチャンネル見ようかな?」と、これまた、たまたまBSに変えた途端、「あら、要さんじゃない!!」
「地球劇場~100年後の君に聴かせたい歌~」
(BS日テレ 本放送:毎月1回 土曜19:00~20:54、アンコール放送:毎月1回 日曜12:00~13:55)
私は偶然にも、月1回のアンコール放送、しかも「木蓮の涙」の途中から見ることが出来たということは、まだ番組前半(およそ1/3)。
何という偶然か!
しかも、何と言うラッキーな。
チャゲアスとどっち?と言われると、正直困るのだけど、熱狂的ではないけど実は結構スタレビ好きなのだ。
確かアルバムあったはず…そう思って、部屋を探したら、あった!
「艶」(スターダスト・レビュー、1995年発売 ONE UP MUSIC※)

※ONE UP MUSIC … 1993年5月ワーナーミュージック・ジャパンとアップフロントグループの合併で設立。その後の合併で現在の名称はゼティマ。
※スターダスト・レビューが現在所属するレーベルは、2006年より「インペリアルレコード」
今思えば、随分と斜めストライク的なアルバムを買ったものだなと。
何故って、スタレビと言えば「木蓮の涙」、「夢伝説」、「今夜だけきっと」は絶対外せないと思われるほど、ファンじゃなくても誰でも一度は聴いたことがあるであろうというくらい代表的な楽曲だと言うのに、この「艶」というアルバムには、いずれも収録されていない。
スタレビが5人体制から現在の4人体制になった後に出されたのが、このアルバム。つまり、ターニングポイントとも言えるアルバムでしょうね。
(このアルバムを買ったということは、この時期よく聴いていたということなんだな…20年前か…何て息の長いバンドなんだろう)
アルバムのことはさておき、番組内で進行役の谷村新司さんとのトークが盛りだくさんだった。
それを聞きながら感じたのは、スタレビって「仲がいいんだな」ということ。
メンバーの脱退があったにせよ、20年以上もある一定のポジションで活動し続けていられるっていうのは、並大抵のことじゃないなと思うのだけど、この番組でのコメントを聞いていて、半分冗談もあるでしょうけど、要さん(リードボーカル:根本要)が「友達少ないから」(笑)と言いながらも、根本的には仲がいいんだなと感じた。
しかも、全然「上から目線じゃない」。
正直、我が両親に「スタレビ」って言ったところで、「誰それ?」となる。チャゲアスを知っていても、スタレビのことは知らないのだ。
だけど、Wikipediaを見ても、昔から現在に至るまで、結構CMやテレビ番組の楽曲に起用されている。
要さん曰く「このルックスでしょ、お茶の間を汚しちゃいけないと思って」と、テレビに出ない理由を語っていたが、番組後半には本音が出たのか「出ないんじゃなく、出してもらえないんです」と、苦笑いしながら語っていた。
だから、スタレビを知らない世代がいても当然と言えば当然なのだが、20年以上もバンド活動を続けていくと、浮き沈みというものが必ずあるはずなのだが、スタレビにはあまりそういうものを感じさせるものがない。
爆発的に、大ホームランをかっ飛ばすわけではないが、そこそこいい感じにヒットを飛ばしてきたと言えるのかも知れない。
つんく♂さんが、自身の著書で「一度大ホームランを飛ばしてしまうと、そのあとが大変で。」といった趣旨のことを語っていた。だから「大ホームランではなくて、ヒットを飛ばせるように」考えていると。
番組で、要さんが言っていた「今だって結構アップアップなのに、これ以上ドカンと売れたら、ダメですよ」的なことを語っていたのは面白かった。
自分は図に上ると。天狗になるから、今の立ち位置で十分だと。
谷村さん、テレビに向かって「皆さん、CDはあまり買わなくていいそうですよ(笑)」すかさず、要さん「いや、そこそこ買っていただいて。必要以上には買わないでもらって(笑)。ライブの方には足を運んでいただければ…」
何て正直というか、面白い人なんだろう。
自分は、自分たちは、「アーティストだ」とつい上から目線になってしまうミュージシャンもいるのに、どこまで「庶民的感覚」なんだろう。
彼らは、打ち上げまでを「ライブ(コンサート)」と捉えているそうで、その打ち上げで注文する食べ物の単価は、「1,000円以下」のものと決めているというのも、実に庶民感覚だ。
いつ頃だったか忘れたが、スタレビのコンサートに足を運んだことがある。盛岡に来てくれた時だが、随分昔なので細かには覚えていないものの、歌を知らなくても誰でも楽しめる要素満載だったことはうっすらと覚えている。
ファンじゃなくても楽しめるコンサート、それがスターダスト・レビューなのだ。
ASKAが、ぴあ&ASKAという誌面で「いま気になっているアーティストは?」という質問に、「スタレビ(スターダスト・レビュー)がなんでさいたまスーパーアリーナを満杯にできたのか?気になるね。喋りかなぁ(笑)」と答えているくらい、スタレビのライブ、コンサートは、人を惹きつけるものがある。
日本全国のアマチュアバンドが、スタレビのライブが何故面白いか、少しでも自分たちのステージに取り入れようと、勉強のために会場に足を運ぶというケースもあるそうだ。
ここんとこ、ケガの影響もあったが、何かと疲労気味だった私だけど、偶然つけたテレビで久しぶりに「テレビに出ているスタレビ」を見ることが出来て、要さんの喋りを聞くことが出来て、柿沼さん(ベース)、寺田さん(ドラム)、林さん(パーカッション)の喋りも聞けて、みんなのコーラスも聞けて、何だか得した気分になった。
このね、「偶然の出会い」に元気もらったり、ヒントをもらったりするんですよ、私って。
ギリギリまでど~んと沈み込んんで、ため息ばっかりになってしまった時、そういう現象がよくあって。
話逸れたけど、チャゲアスいっぱいだった私の心に、ポッカリ穴があいてしまった今は、正直、まだチャゲアスの曲を「以前の気持ちのまま」聴くことは、なかなか出来ないでいるのが現状だが、スタレビで気持ちが明るくなって解れたのは確かだ。
久々に、この「艶」聴いてみようかな?
そう言えば、「CHARMING」というバンド初のアカペラアルバムが、1986年にリリースされているのだが、これ、レコードで買ったそう言えば!
今ならネット通販という手段でレコード針も手に入れることが出来るだろうけど、当時はお店で買うしかなかったので、だんだんレコード針が手に入りにくくなったことと、レコードの置き場所に困って、残念ながら処分してしまったけど。
私、結構好きだったのね、スタレビ(笑)。
ここまで人を飽きさせず、楽しませてくれるバンドもそうそういない。
まさに、エンターテイナーという言葉がぴったり当てはまるバンド、それが スターダスト・レビューなのではないか。
これからも、ステキなコーラスといい音楽と、楽しい喋りで、 そこそこの立ち位置で 活躍していっていただきたい。
CDは必要以上に買わないようにするので(笑)。
(今年盛岡に来てくれたんだっけ…行けばよかったな、コンサート。あ、いやどっちみちケガで行けなかったけどね…(T_T) )

音楽(全般) ブログランキングへ ←いつもありがとうございます。
たまたま今日は家族が買い物に行くとなり、「今日ぐらいは何か他のチャンネル見ようかな?」と、これまた、たまたまBSに変えた途端、「あら、要さんじゃない!!」
「地球劇場~100年後の君に聴かせたい歌~」
(BS日テレ 本放送:毎月1回 土曜19:00~20:54、アンコール放送:毎月1回 日曜12:00~13:55)
私は偶然にも、月1回のアンコール放送、しかも「木蓮の涙」の途中から見ることが出来たということは、まだ番組前半(およそ1/3)。
何という偶然か!
しかも、何と言うラッキーな。
チャゲアスとどっち?と言われると、正直困るのだけど、熱狂的ではないけど実は結構スタレビ好きなのだ。
確かアルバムあったはず…そう思って、部屋を探したら、あった!
「艶」(スターダスト・レビュー、1995年発売 ONE UP MUSIC※)

※ONE UP MUSIC … 1993年5月ワーナーミュージック・ジャパンとアップフロントグループの合併で設立。その後の合併で現在の名称はゼティマ。
※スターダスト・レビューが現在所属するレーベルは、2006年より「インペリアルレコード」
今思えば、随分と斜めストライク的なアルバムを買ったものだなと。
何故って、スタレビと言えば「木蓮の涙」、「夢伝説」、「今夜だけきっと」は絶対外せないと思われるほど、ファンじゃなくても誰でも一度は聴いたことがあるであろうというくらい代表的な楽曲だと言うのに、この「艶」というアルバムには、いずれも収録されていない。
スタレビが5人体制から現在の4人体制になった後に出されたのが、このアルバム。つまり、ターニングポイントとも言えるアルバムでしょうね。
(このアルバムを買ったということは、この時期よく聴いていたということなんだな…20年前か…何て息の長いバンドなんだろう)
アルバムのことはさておき、番組内で進行役の谷村新司さんとのトークが盛りだくさんだった。
それを聞きながら感じたのは、スタレビって「仲がいいんだな」ということ。
メンバーの脱退があったにせよ、20年以上もある一定のポジションで活動し続けていられるっていうのは、並大抵のことじゃないなと思うのだけど、この番組でのコメントを聞いていて、半分冗談もあるでしょうけど、要さん(リードボーカル:根本要)が「友達少ないから」(笑)と言いながらも、根本的には仲がいいんだなと感じた。
しかも、全然「上から目線じゃない」。
正直、我が両親に「スタレビ」って言ったところで、「誰それ?」となる。チャゲアスを知っていても、スタレビのことは知らないのだ。
だけど、Wikipediaを見ても、昔から現在に至るまで、結構CMやテレビ番組の楽曲に起用されている。
要さん曰く「このルックスでしょ、お茶の間を汚しちゃいけないと思って」と、テレビに出ない理由を語っていたが、番組後半には本音が出たのか「出ないんじゃなく、出してもらえないんです」と、苦笑いしながら語っていた。
だから、スタレビを知らない世代がいても当然と言えば当然なのだが、20年以上もバンド活動を続けていくと、浮き沈みというものが必ずあるはずなのだが、スタレビにはあまりそういうものを感じさせるものがない。
爆発的に、大ホームランをかっ飛ばすわけではないが、そこそこいい感じにヒットを飛ばしてきたと言えるのかも知れない。
つんく♂さんが、自身の著書で「一度大ホームランを飛ばしてしまうと、そのあとが大変で。」といった趣旨のことを語っていた。だから「大ホームランではなくて、ヒットを飛ばせるように」考えていると。
番組で、要さんが言っていた「今だって結構アップアップなのに、これ以上ドカンと売れたら、ダメですよ」的なことを語っていたのは面白かった。
自分は図に上ると。天狗になるから、今の立ち位置で十分だと。
谷村さん、テレビに向かって「皆さん、CDはあまり買わなくていいそうですよ(笑)」すかさず、要さん「いや、そこそこ買っていただいて。必要以上には買わないでもらって(笑)。ライブの方には足を運んでいただければ…」
何て正直というか、面白い人なんだろう。
自分は、自分たちは、「アーティストだ」とつい上から目線になってしまうミュージシャンもいるのに、どこまで「庶民的感覚」なんだろう。
彼らは、打ち上げまでを「ライブ(コンサート)」と捉えているそうで、その打ち上げで注文する食べ物の単価は、「1,000円以下」のものと決めているというのも、実に庶民感覚だ。
いつ頃だったか忘れたが、スタレビのコンサートに足を運んだことがある。盛岡に来てくれた時だが、随分昔なので細かには覚えていないものの、歌を知らなくても誰でも楽しめる要素満載だったことはうっすらと覚えている。
ファンじゃなくても楽しめるコンサート、それがスターダスト・レビューなのだ。
ASKAが、ぴあ&ASKAという誌面で「いま気になっているアーティストは?」という質問に、「スタレビ(スターダスト・レビュー)がなんでさいたまスーパーアリーナを満杯にできたのか?気になるね。喋りかなぁ(笑)」と答えているくらい、スタレビのライブ、コンサートは、人を惹きつけるものがある。
日本全国のアマチュアバンドが、スタレビのライブが何故面白いか、少しでも自分たちのステージに取り入れようと、勉強のために会場に足を運ぶというケースもあるそうだ。
ここんとこ、ケガの影響もあったが、何かと疲労気味だった私だけど、偶然つけたテレビで久しぶりに「テレビに出ているスタレビ」を見ることが出来て、要さんの喋りを聞くことが出来て、柿沼さん(ベース)、寺田さん(ドラム)、林さん(パーカッション)の喋りも聞けて、みんなのコーラスも聞けて、何だか得した気分になった。
このね、「偶然の出会い」に元気もらったり、ヒントをもらったりするんですよ、私って。
ギリギリまでど~んと沈み込んんで、ため息ばっかりになってしまった時、そういう現象がよくあって。
話逸れたけど、チャゲアスいっぱいだった私の心に、ポッカリ穴があいてしまった今は、正直、まだチャゲアスの曲を「以前の気持ちのまま」聴くことは、なかなか出来ないでいるのが現状だが、スタレビで気持ちが明るくなって解れたのは確かだ。
久々に、この「艶」聴いてみようかな?
そう言えば、「CHARMING」というバンド初のアカペラアルバムが、1986年にリリースされているのだが、これ、レコードで買ったそう言えば!
今ならネット通販という手段でレコード針も手に入れることが出来るだろうけど、当時はお店で買うしかなかったので、だんだんレコード針が手に入りにくくなったことと、レコードの置き場所に困って、残念ながら処分してしまったけど。
私、結構好きだったのね、スタレビ(笑)。
ここまで人を飽きさせず、楽しませてくれるバンドもそうそういない。
まさに、エンターテイナーという言葉がぴったり当てはまるバンド、それが スターダスト・レビューなのではないか。
これからも、ステキなコーラスといい音楽と、楽しい喋りで、 そこそこの立ち位置で 活躍していっていただきたい。
CDは必要以上に買わないようにするので(笑)。
(今年盛岡に来てくれたんだっけ…行けばよかったな、コンサート。あ、いやどっちみちケガで行けなかったけどね…(T_T) )

音楽(全般) ブログランキングへ ←いつもありがとうございます。
その昔、安全地帯が出たてで、売り出しはじめた頃、
なぜかうちの地元で、スタレビとの対バンコンサートがあったのです。
(今考えればすごい豪華)
玉置さんもあの喉で聞かせてくれるんだけど、
何せ今ほどMCが上手くなくて、お。スタレビが出ましたね。(笑)
その昔、安全地帯が出たてで、売り出しはじめた頃、
なぜかうちの地元で、スタレビとの対バンコンサートがあったのです。
(今考えればすごい豪華)
玉置さんもあの喉で聞かせてくれるんだけど、
何せ今ほどMCが上手くなくて、
バンド自体もコーラスとかもまだ下手だった。
対するスタレビは、根本要氏の達者なおしゃべりと、
鉄壁なコーラスとチームワークで、全く観客を飽きさせない。
あの安全地帯を完全に食ってました。
>日本全国のアマチュアバンドが、スタレビのライブが何故面白いか、
>少しでも自分たちのステージに取り入れようと、勉強のために
>会場に足を運ぶというケースもある。
・・・これは本当です!私もその考えで見に行きましたもの。
ともかくスタレビは、日本でも1、2を争う、すごいバンドですよ。
もちろん要氏の書く曲も最高にいい。
これまた数年前のTV。小田和正氏がクリスマスにやってる例の番組で
要氏と、モンゴル800のキヨサクとが、コーラスを担当することになった。
でもモンパチとかは現場叩き上げのバンドで、譜面とか苦手なわけです。
その時の要氏が、丁寧にキヨサクに指導する姿が映っていました。
「俺らスタレビもさ、粋がってエレキ持つとこから始めたバンドだから。
こういう譜面できちっと合わせることとか、すごい苦労して勉強した
時期があったんだよ。キヨサクもさ、慣れるしかないから。」
優しい人です。根本要氏、尊敬しています。
ども、おばんです。
>玉置さんもあの喉で聞かせてくれるんだけど、何せ今ほどMCが上手くなくて、
玉置さんは、歌い手、ボーカリストってイメージが強くて、MCってあまり想像出来ないんですけど、昔はあまり…だったんですね。
>ともかくスタレビは、日本でも1、2を争う、すごいバンドですよ。
もちろん要氏の書く曲も最高にいい。
それは、凄い!!
いやぁ、見に行けばよかったなぁと思いますが、スタレビはちょくちょく来てくれますんで、次回(いつかな?)は絶対行くぞ~~。
>モンパチとかは現場叩き上げのバンドで、譜面とか苦手なわけです。
譜面…私も苦手です(^_^;)
クラシックの方は譜面がないと何も始まらないというか、譜面は必須 というのに対して、ギターの場合は、譜面なくてもコード書いたのさえあれば、対応出来ますもんね。
小学校で習ったはずなんですが、さっぱり分かりません。
最初の頃、師匠に「小学校で習いましたよ~」って言われてしまいました(^_^;)
>その時の要氏が、丁寧にキヨサクに指導する姿が映っていました。
スタレビを見ていると、特に要さんを見ていると、「ホントにいい人なんだろうな」と感じるわけです。
誰しも、有名人になると、テレビ向けの顔やらコメントやらがあるわけですけど、要さんて
ある程度のテレビ向けやよそ向けはあっても、そこまで必要以上にって感じはしないんですよね。
そんなに、裏表なさそうな気がして。
裏表ありすぎる人って苦手なんですけど、要さんからはそういうの、あまり感じないので、私が音楽の世界にいたとしたら、一度はご一緒したいなぁって思わせてくれる方ですよ。
スタレビ、ちょっと聴きこもうかしら(^_-)-☆