MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



今週頭にお願いをすることにした会社の社長とのMTGをこなしたりしている一方で、コンペをしてデザインや見積をしていた会社にはお断りをせねば、と思っていた。

 

足掛け数ヶ月、半年以上も『相談』phaseで御付き合い頂いたのであるから、仁義をきちんと尽くさねばならぬ。そして選定理由には一定以上の合理性が必要であり、それらを直接伝えずとも、オーバーオールで特にこの点でお願いした会社とは違っていて、と大人なりに説明せねば示しがつかぬ。

 

そう思いながら、中々返信が進まなかったことを反省し、今夜全てのベンダーさんにお断りメールをした。

 

中でも2社と言うか、一つのハウスメーカーと紹介された建築士の方については、断るのがとても残念で、断る理由を見付けることもだが、断り方すら考えねばと思って悩んでいた。二度と一生話すこと、ないかも知れないが、この数ヶ月の御付き合いを考えると、徒疎かには出来ないなと。もちろん、他の3社は適当に断っても良いと言うことではないんだが、最後の最後まで、コミュニケーション上の齟齬があるままで終わったベンダーさんもいた。

 

家造りって、造るまでもだが、造ってからのメンテナンスとかで、施工業者さんはもちろんデザイナーさんともその後お付き合いする可能性は高い。

 

そうすると、やはりこのコンペ時点でコミュニケーションが上手くいかないと言うか、ストレスを感じるベンダーさんとは仮に選ぶと中々にしんどい結果が未来に待っているのかなとも思ったりして…。そう言うコミュニケーション能力についても、選定理由の中に入れていた。

 

デザイン、広さ、値段、性能、そう言った項目だけでは家造り出来ないな、と思いながら、頑張って2人で決めたのだが、このシートを奥さんがササッと作ってくれて、初期の状態でまず加点ルールに基づいてスコアリングしてくれて、2人で話した。うちの奥さん、やっぱり凄いわ。このシート作るのは出来ても中々着手が面倒な感じなところ、直ぐに作ってくれたからこそ、合理的な判断が出来たのかなと、と。

 

であれば、こう言うお断りメール書くのはおいらなのかな、と思って選定するプロセスと同じくらいか、それとは異質のしんどさがありながらメールを書いた。

 

断れられたベンダーさんからすると、二度と会わない顧客候補が何をそこまで悩むのか、となるのかも知れないが、どう思われようが、真摯に対応するのが筋論かと信じて、悩みに悩んで五社にメールした。もしかしたら、東京の家のリフォームするかも知れないし、その時にまたお声掛けするとか、あるかも知れない訳で。

 

今回のセカンドハウスのコンペ、仕事と同じかそれ以上の重要さがあったのだが、断るところは相当しんどかったなぁ…。しかし、そんな個人的感情よりも真摯にお断りメールをする事の方が重要。ひとまず、今夜それをやり切ったので、区切りも付いた。

 

後は、お願いした会社とのコミュニケーションだ。3月着工に向けて、やるべき事、山ほどあるからね。



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