キャブレター交換～あるいは、カエルの合唱

カブ90のキャブレターにマニホールドごと交換。

ポンづけじゃんと喜んでみたものの、
エアクリーナーボックスのサイズが違い
（正確に言うと、50用のそれでは、キャブ入り口までの
空気導入部の距離が短い）、ボックスごと交換する。
ちなみに、90のエアクリーナーボックスは、
50のそれより2割ほどデカく、なんとなく期待も高まる。

ま、こういうときに、90の部品取りがあるってのはいいねぇ。

試走である。

う～ん、たしかに下でのトルクが上がったのは
感じられ、パワーはあるんだが、高回転での吹けが重たい。

そこで、標準となるMJ＃85を＃82に下げてみると、
これがモアベター。つうか、全域でパワフルかつ気持ちよく回り、
“ビックキャブ”の効果を体感する。大成功である。

そこで、ヤフオクで落札した、タイカブ100EXのマフラー（社外品）に
交換せんと、仔細にみてみると、あー、これもやっぱダメ。
自分を中心に考えると、へんてこなマフラーステーが溶接されており、
どうみても取り付けできそうにない。また失敗である。つらいねぇ。

まあ、悔しいんで、マフラー出口を鋭利な棒でガンガン叩き、
ヌケをよくする作戦に変更。

ガンガンやって、エンジン始動。すると、うへっ、真っ黒な煙が！
ま、しばらくすると、黒煙も収まり、再び試走である。

「ブーンブーンン～ケロケロケロ…」。

アクセルを戻すと、カエルの合唱がはじまることに。

むむっ～。これでは恥ずかしいねぇ。
なんかいいマフラーないかねぇ。

あと、本日の作業は、フロントダンパーを90用のかたいヤツに交換と、
チェーンカバ－取っ払い、アウスタで購入した“半カバー”に変更。
まあ、激変ではないけど、フロントのしっかり感は出て、
こんなふうに見た目もけっこういい感じ。

しかしねぇ、最高速はあんまし変わらないが、こんだけ加速がよく、
信号ダッシュで後続車をブッちぎれるようになると、
なんだが所期の目的であった、「のんびりゆったりカブライフ」とは
ずいぶんかけ離れてしまったねぇ。

ドライブスプロケを16Tに戻して、ゆったりセッティングにしてみるか…。