★★☆【原作が好き】
この映画は原作が好きで観たかった映画です。
好きなシーンは、
レイコさんが、ベットの下からギターを取り出し、 直子の葬式をしようと、曲を弾くの。1曲終わる毎にマッチ棒を積んでゆく。 『ノルウェイの森』は直子にとって特別な曲であり、その曲を弾いて…終わる。 50曲だったか、これが最後と弾く。 もう、本が手元にないのでうろ覚えですが |
レイコさんは、療養所を出て社会復帰。
渡辺くんは、緑へ電話する。
緑が「どこにいるの?」と問う。
渡辺くんは「どこにいるんだろう?」と。
直子の世界と、緑の世界(現実?普通?の世界というか…)の中間点に居た渡辺くんが、
緑の世界へ歩み始めたところで終わる。
映画のシーンや、サウンドトラックはとっても良かった。それは劇場で観て良かったなと思う。
直子の自殺のシーン、渡辺くんが苦悩するシーン、原作の世界観も良かった。。
しかし、原作で、頭の中イメージいっぱいにしていた私は、
菊池凜子さんは直子のイメージではなかったし、レイコさんも。
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そして、何よりも…
レイコさんと渡辺くんのお葬式のシーンがなかったのが残念。
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