沢登りカヌーイスト

カヌー+沢登り=原始の渓へのフリー切符

平標山、ヤカイ沢、山スキー

2009年03月10日 | 山スキー、スキー
2009年3月8日

谷川連峰、平標山、ヤカイ沢、山スキー

8時前駐車場発~13時すぎ頂上~夕方前駐車場着
曇りのち快晴、やまねの9人

 
 今回は山スキー、ゲレンデスキー、ショートスキーという具合に、スキーと名の付くもの全てが入り乱れての大所帯でゾロゾロと行進。元々、別パーティーの予定がピットチェックで、安定していたので一緒での行動となった。山スキー隊以外はツボ足かスノーシューだが、雪が締まっているので山スキーとあまり変わらないスピードだ。まだ3月上旬だが雪が少なく気温も高い、初春のようだ。
 ヤカイ沢本流の緩斜面から左岸の少し傾斜がある斜面に入ると、ツボ足隊が早い。山スキー隊も最初はスキーで頑張るが、結局全員ツボ足となる。


                    駐車場でわらわらと準備                        稜線上の快適な登高

 樹林帯斜面から稜線に飛び出すとそこまでとは対照的に、開けた幅広の尾根が頂上まで続いている。天気も良くなってきて気持ちいいが、あまり晴れると雪が少し心配だ。登り始めは初春的だったが、頂上はエビのシッポだらけで、まだ凛とした冬の装いの山々が眺望できた。


                    頂上から南西を臨む                                                               ヤカイ沢上部の滑降

 当初、山頂から南面の滑降ラインを考えていたが、雪の状態が良いのでヤカイ沢上部右岸からの滑降に変更する。山頂から北西方向のウィンドクラストした尾根を、ガリガリさせながら滑る。チョットした登り返しは山腹トラバース、雪の状態が良くないとこんな事絶対出来ません。下が40度弱くらいの程良い斜面になった所でドロップイン。下には広大なバージンスロープが広がり、そこを一気に滑っていく、これぞ山スキー爽快。
 今回は、ヤカイ沢本流~左岸斜面~南稜線~頂上~北西稜線~右岸斜面~ヤカイ沢本流というヤカイ沢周遊山スキーだった。その軌跡を地図上に落とすと、ヤカイ沢本流を軸に左右対称のイチョウの葉のような形になる(少し細いが)。という事で私の中だけだが、勝手にヤカイ沢イチョウ周遊コースと命名。このコースは滑降面上部に雪崩の心配があるので、積雪、天候の状態が良くないと滑降できない。今回は積雪状態、天気共に恵まれ大斜面山スキーを思う存分堪能できラッキーでした。


コメント
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