先日の ”鎹”の話を書いた時にお話した、叔母が亡くなって1年が経ちました。
叔父叔母夫婦が住んでいた家は、築150年以上も経つ 古い古い家でした
母は、私を産む時に里帰りして、お産婆さん出産だったので、
その家には、私が生まれた部屋があります。
昔からお産となると、その部屋を使っていたそうで・・・
そう考えると、その部屋の壁や柱は、長い長い歴史を見て聞いていたのでしょうね。
叔父が、先に逝ってしまった時。
母達姉妹は遺産放棄をして、全て叔母に託したので・・・ この先どうなるのか?
相続権は、遠く九州の叔母の御兄弟にあるそうです。
あの山形の地に縁もゆかりも無い人達が、どう扱うのか判りません。
これも、時の流れです。 欲や物に固執しても・・・ 仕方の無いことです。
私の心の中には、どんな物にも変えがたい思い出があります。
山の中腹に建つ家から見える日本海
薄っすらですが、蒸気機関車が走っていたのも覚えています
夏休みになれば、前か後ろか判らないほど、真っ黒に日焼けして遊んだ
そして、親戚一同 7人兄弟が子供達を連れての大集合。
あぁ。 そう考えてみると・・・
お客さんが、家に来るのが億劫でない私の性格。
大雑把なところ・・・
あの家に育ててもらったのかも知れませんね。
出来れば、近いうちに行ってみたいと思っています。
片道6時間の長旅です