xina-shinのぷちレビュー?

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「ふりむかない男」読了

2006年01月25日 | books

ようやく熱が下がりかつ安定してきました。37度~39度の間を行ったりきたりしていたので、今日の未明などはとてもしんどかったですね。いつもだと二日ぐらいで熱は下がるんですが、今回は昨日までほとんど発汗が無く、薬が効いて一時的に下がってもすぐ戻ってしまう、という繰り返しでした。年のせいでしょうかね・・・伏せっている間に何冊か本を読み終えました。栗本薫 著『ふりむかない男』グイン・サーガ外伝(アルド・ナリスの事件簿2)

ふりむかない男―アルド・ナリスの事件簿 2

早川書房

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クリスタル大公アルド・ナリスはマルガにいた。レムス王への反逆の罪に問われ、きびしい拷問によって右足を失うことになってしまったナリスは、パロの宰相を辞し、後任をヴァレリウスに託して、マルガで療養の日々をおくっていたのだ。発端は、見舞いに訪れたフェリシアから聞いた、最近クリスタルの巷をにぎわしている奇怪な事件だった。身動きならないナリスが頭脳をフル回転させて奇妙な謎をあばいてゆく痛快ミステリ。
裏表紙 あらすじから


死を向かえ本編から退場したはずのナリス様の復活です。(さすが作者のお気に入り。)
それにしても外伝だけで20巻を越えてしまいましたね。それも新シリーズになりそうな副題、グイン・サーガ→外伝→アルド・ナリスの事件簿とは・・・

本作ではロッキングチェア・ミステリの手法が取られていました。
拷問により自ら動くことの出来なくなったナリス様がクリスタルで起きている奇怪な事件の謎に挑むには、当然情報を集める手足が必要です。その手足となるのはヴァレリウス。情報集めに宰相であり魔道士である彼がうってつけであることは間違いないですね。

これまでアルド・ナリスのエピソードはいろいろ書かれてきましたが、一番内面を見せてくれた作品のような気がします。まるで子供のような心で面白がっている感じが気がしました。



P.S.
カラム水とはどんな飲み物なんでしょうね?


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1 コメント

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Unknown (しゃお)
2006-02-04 09:31:30
こんにちは。

今回の外伝は、ナリスの内面が見られるという珍しい話で興味深かったですね。

しかし・・・探偵ナリス・シリーズはどれぐらい続けるつもりなんでしょうね(^^;

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