「黒衣の騎士」「ハイエルフの森」「新ロードス島戦記」読了

『ロードス島戦記』に引き続き次の三冊を読みました。


『黒衣の騎士』

黒衣の騎士 角川書店 このアイテムの詳細を見る

ロードス統一を唱えたマーモ暗黒皇帝ベルド。その覇業のために、生涯を捧げた一人の男がいた。その名はアシュラム。人々は彼を黒衣の騎士と呼び、畏怖した-。英雄戦争終結後、亡きベルドの意志を継ぎ、最後まで自由騎士パーンの好敵手であり続けた男の哀しき過去。運命を変えたベルドとの邂逅。そして、美しきダークエルフ、ピロテースと共に新天地を目指す苦難の旅。いま、ここに世界の架け橋となる物語の幕が開く！


アシュラムを主人公にベルド・ピロテースとの出会いなどのエピソードを語った巻です。『ロードス島』と『クリスタニア』をつなぐ漂流王の物語でもあります。

『ハイエルフの森　ディードリット物語』

ハイエルフの森―ディードリット物語 角川書店 このアイテムの詳細を見る

"帰らずの森”――そこはエルフたちにとって森の精霊王に守護された美しい故郷。だが人間にとっては、足を踏み入れたら最後、二度と戻ることのできないロードす最大の魔境であった・・・・・・。ここ帰らずの森を舞台に、若きディードリットの旅立ちを描いた「帰らずの森の妖精」をはじめ、パーンら人間と、ディード、エスタスらエルフの交流を綴った「妖精界からの旅人」他、超人気シリーズ『ロードス島戦記』の知られざる物語を一挙公開!!


外伝的ストーリーです。本編では語られなかった帰らずの森の開放された理由などが描かれています。パーンとディードの愛の深さも読み取れます。

『新ロードス島戦記　-序章-　炎を継ぐ者』

新ロードス島戦記 序章―炎を継ぐ者 角川書店 このアイテムの詳細を見る

ロードスの平和を願い、スパークとニースは邪神戦争終結後も、"暗黒の島”マーモに留まった。二人の心には、愛と正義のために戦った人々の想いが刻みこまれていた――。
十数年前、幼少のスパークを救うために身を挺した従姉のナルディア。ニースが三歳の時、"魔獣の森”の混乱を察知した父スレインと友人パーン、セシル。その知られざる活躍と志を受け継ぎ、スパークとニースは仲間と共にマーモの災厄に挑む!「戦記」から「新戦記」の架け橋となる新たな物語、誕生!!


『ロードス島戦記』で強烈な印象を残したナルディアの炎の部族を継いだ物語や、命を絶ったはずの暗黒の魔術師バグナードのその後が分かります。今回初めて読みました。


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