goo blog サービス終了のお知らせ 

未安心の部屋

「不安に立つ」ほかなし

ホンの紹介

2014年09月23日 | その他
本日、相応学舎では
「はじめての西田幾多郎」という輪読会がおこなわれますが、
その講師をしていただいている杉本さんが
「大法輪」10月号の「近現代 著名人の信仰」という特集のなかで
西田幾多郎・田辺 元・和辻哲郎の解説を書いておられます。
ぜひ、ご一読ください。

なお、このブログを見ていただいている方には
必要ないかもしれませんが、
別の欄に相応学舎の活動の案内も載っています。
(今 気づいたのですが、朝の連ドラの白蓮さんの文章も
本人の写真入りで載っていました。)



            

それから、写真が見づらくて申し訳ありませんが
『南無阿弥陀仏と言う信心』児玉暁洋 講述 が
日月文庫から発行されました。
相応学舎でも1冊800円で取り扱っています。




人生の秋

2014年09月21日 | その他


結婚後に参列したお葬式は
なぜか9月から10月に集中しています。
1週間前に出たお葬式は、
昔お世話になったお寺の前坊守さんでした。
花嫁道具として持参された棺のなかで
きれいなお顔で笑みをたたえておられました。

年代的なものがあるのでしょうが、
身内の幸不幸というのは
ある程度の波があるように思います。
そろそろ近づいてきたかな、というか
これから5年のうちに
あっちこっちで介護とか病気とか
後継者の問題とか、悩みや話題が出てくるでしょう。

年をとると
話題は年金と病気のことばかり、
などと聞いたことがあります。

夫の買う本や借りてくるDVDを見ると
だいたい今の関心事がわかります。
経済だったり、憲法だったり…
最近は世界史みたいです。
これからも楽しませてもらいますね。


『安田理深講義集』

2014年08月08日 | その他
今まで気づかなかったのですが、
かつて彌生書房から出版され
もはや手に入らなくなっていた『安田理深講義集』(全6巻)も
大法輪閣からオンデマンド版が出ていました。


 第1巻 呼びかけと目覚め―名号
 第2巻 親鸞における主体と問題―信心
 第3巻 仏教の人間像―仏弟子
 第4巻 存在の故郷―浄土
 第5巻 親鸞の宗教改革―共同体
 第6巻 親鸞における時の問題―歴史

各巻、本体価格2700円又は2600円です。

同様に、『曽我量深講義集』(全15巻)、『曽我量深選集』(全12巻)も
オンデマンド版が出ています。

          

それから、月刊『大法輪』には
10月号で「近現代著名人の信仰」という特集が組まれ、
 西田幾多郎・和辻哲郎・田辺 元
 夏目漱石・宮沢賢治・棟方志功・正力松太郎
といった人たちのことが書かれるようで興味深いです。
 (どなたが書かれるのでしょうねぇ。。。

ガラス越しの体験

2014年08月07日 | その他
宮津に引っ越した幼稚園のお友達の家が
民宿を経営しているとのことで、
幼稚園の親子5組で先月末に遊びに行ってきました。

1日目の午後は、さっそく海へ。
ところがウチの娘は嫌がって、海に足をいれようとしません。
波打ち際には細い枝の屑や貝殻?の屑などがたまっていて、
海には藻が生えています。
消毒されたプールとは違った光景に戸惑ったのでしょうか。
他の子どもは浮き輪で楽しそうに海に浮かんでいました。

夜は花火大会。
ところが、ウチの娘は4mくらい離れているのに
「怖い!怖い! ギャー!」と叫んで
私にしがみつき、
自分で花火をやるどころか、
他の子がやっている花火さえ見ようとしません。
仕方なく、食堂にもどって
ガラス越しにみんなが楽しんでいる姿を見ました。

「もうっ。せっかくここまで連れてきた甲斐がない!」
と、ついつい私は愚痴をこぼしてしまいました。
どうして、こんな臆病な子に育ってしまったのだろう?
どうして? と。

翌日の海は違う場所で、きれいに見えたせいか
何とか娘は入ってくれました。


数日後、私の実家にも行きましたが、
畑に連れて行くと
「虫がいる!」と叫び、
私が抱っこしていないと畑にいられない状態でした。
昔から虫が苦手で、2歳頃から外遊びも嫌がるようになり、
幼稚園に入って少し慣れたのですが…。

私自身はいつも祖母に乳母車で畑に連れてこられ
畑の隅で遊んで育ったのですが、生き物は苦手でした。

個性なのか、与えられた環境に問題があったのでしょうか…?

娘が育つ環境は私の育った環境とはだいぶ違うので
頻繁に動物園や水族館、植物園に連れていったのですが、
「ガラス」や「柵」という「安全」に守られた環境で、
自然とは言いがたいものでした。
テレビでいくら自然を題材にした番組を見せても
足元にやってくるわけでないから、安心して鑑賞できます。

思えば、戦争も
私たちはテレビでなんとなく知っているような気がしますが、
実際にいつ爆弾が落ちてくるかわからない環境にいたことはありません。
「絶対に安全」な環境で観ているので
もしそんな場面に遭遇したとしても
なんとなく自分はやっていけるような錯覚を覚えているのではないでしょうか。



家の前の道が 狭い割に車のとおりが多いので、
いつも私たち夫婦は自転車かベビーカーに乗せて
安全な公園等に着いてから子どもを遊ばせていました。
その繰り返しが、いろいろな面で良くなかったかな?と今は思います。
これからは、できるだけ歩かせて
虫が飛んでいても道草を楽しめるようになれたら
と思います。

小学校にあがったりすると
今度は子どもに携帯を持たせて、
習い事の帰りは迎えにいく、というようになってしまうのかもしれません。
昨今、子どもの安全が危ぶまれる世相ですが、
自分で自分を守れる子に育てていくことも
親の務めでしょう。
無意識に安全なガラスをどこまでも張ろうとしていた私でした。

特別価格販売期間終わります

2014年07月31日 | その他
『安田理深 正信偈講義』全4巻 のうちの
第2巻が届きました。
こちらのシリーズは単品購入ができないようで
セット価格(税率で変わりますので、8%税だと22,680円)になっています。
振り込み手数料と送付料の負担もなく
特別価格(19,000円)で購入できるのは
今年8月末日まで、ですので、お知らせしておきます。

ただし、最終巻が届くのは
2016年7月の予定ということなので、
今すぐ全部読みたい!
そこまで寿命がもたない!
という方は、どうしたら良いのか…
わかりません。。。


申し込み先は、法蔵館です。

大地の会 『大無量寿経講義』

2014年06月07日 | その他
このたび、大法輪閣から
大地の会編『大無量寿経講義』(全6巻)が出版されました。
『大地』の別冊の昭和38年度~昭和44年度講義ノートの
復刊だということです。
価格は各巻異なります。
一般書店に並んでいるかは未確認です。
ご関心あれば、大法輪閣ホームページへ。



第1巻
 ◆根底に流れるもの―大無量寿経正宗分講義ノート………安田理深
 ◆愚身の信心………信国 淳
 ◆十七願と抑止門………蓬茨祖運

第2巻
 ◆至心信楽の願……曾我量深
 ◆三願転入………………蓬茨祖運
 ◆展開する本願―第一願より第十七願まで―………………安田理深

第3巻
 ◆至心信楽の願Ⅱ………曾我量深
 ◆三願転入Ⅱ………蓬茨祖運

第4巻
 ◆至心信楽の願…………曾我量深
 ◆現代と現生………金子大栄
 ◆展開する本願…………安田理深
 ◆欲生我国…………蓬茨祖運

第5巻
 ◆至心信楽の願………曾我量深
 ◆本願の大地…………金子大栄
 ◆還相廻向の願………蓬茨祖運
 ◆恒沙の信士―三願転入について………安田理深

第6巻
 ◆至心信楽の願………曾我量深
 ◆浄土の経典…………金子大栄
 ◆必至滅度の願………蓬茨祖運

 ◆本 願………………曾我量深
 ◆二世界観……………金子大栄
 ◆大涅槃………………蓬茨祖運
 ◆真宗の人間(別稿)安田理深

『安田理深 正信偈講義』 全4巻

2014年06月06日 | その他
今年は安田先生の33回忌の年でした。
その記念に、『安田理深 正信偈講義』全4巻 がつくられています。
仲野良俊氏の筆記ノートをもとに
相応学舎のメンバーが校正作業をして、
法蔵館から発行されます。
(yasuさんにもご協力いただいています。)

まだご案内していませんでしたが、 
既に第1巻は発行されています。
2年ほどかけて全巻の完成となります。
セット販売なので金銭的な負担が大きいですが、
もし購入される場合は、予約価格で買えるうちに
申し込まれた方がいいでしょう。
(消費税や送料・振込手数料の面でも助かります。)
あんなに高い『唯識論講義』の本も売れたようですが、
この『正信偈講義』も予想を上回る売れゆきとか。
(増刷の可能性あり。)
申込み先は、法蔵館です。

法蔵館のホームページによれば
 *セット本体価21,000円(‘15年2月~法蔵館書店で販売開始)。
 *セット特価19,000円(‘13年12月~‘15年1月末まで、消費税は小社負担)。
とあります。




ところで、今日は臘扇忌でした。

覚え書き

2014年05月10日 | その他
すっかり錆びついた脳の奥から、
「有限無限録!」「有限無限録!」と
呼びかけられている気がして、清沢満之全集を探してみました。
(手元にあったのは法蔵館のものです。)
しばらく忘れずにいるために、
ブログ上に覚え書きをさせていただきます。

       

意の如くなるものあり、
意の如くならざるものあり。
意の如くなるものとは、意見、発動、欣厭、是なり。
意の如くならざるものとは、身体(病気は之に属す)、財産、名誉、官爵、是なり。
(畢竟)自に属するものと、然らざるものとなり。
如意なるものに対しては、吾人は自在なり、
制限及び妨害を受くることなきなり。
不如意なるものに対しては、吾人は脆弱なり、奴隷的なり、他の掌中にあるなり。
  

道みえず

2014年05月08日 | その他
無駄なものがない、シンプルな生活に憧れながらも、
私の身の回りは、いつも雑然としています。
つい不安になって
いろいろと買ってしまったり、
手元にあるものをなかなか捨てられずにいるのです。

自分にとって何が大切で、どう生きたい、というものがないと
混沌とした不安につつまれるばかり。
闇と雲霧と、物の山の中で
同じ場所を行ったり来たりの毎日。
また、読むかもわからない本を注文してしまった…。

今年もよろしくお願いします

2014年01月22日 | その他

        (久しぶりの本山でのおあさじ。)
大変遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

このブログは、
三河別院のホームページが 行事が終わってから更新されるのに腹を立て、
私の知っている各所の聞法会の案内を
見知らぬ聞法仲間に紹介したのが始まりでした。
アクセス数が増えると、誰かの期待を感じて、
仕事で疲れていてもたびたび更新していました。
結婚して、生活の場が変わると、
同じような案内が難しくなりました。
愛知県の方々には意味がなくなり、
特に目的もなく続けていましたが、
最近は輪読会の開催の確認に利用されるようになりましたので、
最低限の更新をしております。

結婚した頃は、職場がきっかけのストーカーが心配されて
ブログで私の素性が知られないように気をつけていましたが、
もう心配もなくなりましたし、
どこの誰か、だいたいわかりますよね。

あと2年数ヶ月後からは、
また居住地が変わりますので、再び内容が変わるでしょう。
今度は自坊での愚痴こぼしになるかもしれませんね。

とにかく、今は 遠慮なしに
「いま」「ここ」を中心に載せさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。