未安心の部屋

「不安に立つ」ほかなし

相応しい

2008年08月30日 | その他
「私はふさわしいのだろうか、釣り合うのだろうか」と悩むときに
連想した言葉は「ちょうどよい」という言葉でした。
子どもの頃に聞いて印象にのこった詩をネットで検索したら出てきたので、
(コピーしてはまずいかもしれませんが)ご紹介しておきます。

          

お前はお前で丁度よい
顔も体も名前も姓も お前にそれは丁度よい
貧も富も親も子も息子の嫁もその孫も それはお前に丁度よい
幸も不幸も喜びも悲しみさえも丁度よい
歩いたお前の人生は 悪くもなければ良くもない
お前にとって丁度よい
地獄へ行こうと極楽へ行こうと行ったところが丁度よい
うぬぼれる要もなく 卑下する要もない
上もなければ下もない
死ぬ日月さえも丁度よい
仏さまと二人連れの人生 丁度よくないはずがない
これでよかったと頂けた時 憶念の信が生まれます

          

「ふさわしい」を漢字で変換したら「相応しい」と出てきました。
仏教語としての「相応」の意味はまったく知りませんが、
これから学んでいきたいと思います。



三河大浜

2008年08月29日 | 聞法会の案内
碧南市の聞法会のご案内です。(ちょっと写真が古いけど…)
このたび三河地方が豪雨ということで心配くださっている方も
いらっしゃることと存じます。
「局地的」という言葉にあるように、同じ市といえども
その場所場所で被害はだいぶ違うのではないかという気がします。
私の住んでいるところは、稲が雨に打たれて転んだ程度でした。

ところで、今年の「岡崎教区第14組 心の元気塾」の講師は
昨年に続き渡辺賢雄先生だとうかがっていますが、
詳細は存じません。ごめんなさい。


●9月6日(土) 満之真導会
 時間:午後1時30分から4時
 参加費:500円
 講師:谷田暁峯氏(石川県・広大舎)
 会場:西方寺(碧南市浜寺町2-19
   ・名鉄碧南駅より徒歩7分
   ・TEL0566-41-4009) 
                  
●9月7日(日) 聖徳太子に学ぶ会
 時間:午前10時から12時30分頃
 参加費:1000円
 講師:谷田暁峯氏(石川県・広大舎)
 会場:清澤満之記念館(西方寺内・TEL0566-42-0044)

●9月7日(日)清澤満之に学ぶ会 
 日時:午後1時30分~4時
 講師:名畑直日児氏
 参加費:1300円
 会場:清澤満之記念館

同朋講座

2008年08月20日 | 聞法会の案内
■~『歎異抄』に学ぶ ―新たな「自分」の発見~

 講 師:小林光麿氏(滋賀県 眞念寺住職)
 日 時:2008年 9/11(木) 10/9(木) 11/13(木)
      2009年 2/12(木) 3/12(木) 4/9(木) 5/14(木) 6/11(木)             
      各回18:30~20:30
 テキスト:『真宗聖典』『歎異抄』(ともに東本願寺出版部発行)
 年会費:4000円
 会 場:岡崎教区会館(岡崎教務所)
      岡崎市梅園町1-1-2 (TEL0564-22-2136)
 申 込:開催当日に会場にて年会費を添えて申し込み


お知らせ

2008年08月19日 | その他
まだ、数回投稿しようとは思っていますが
1ヶ月余りのお休みをさせていただきます。

このブログは継続可能ですが、
今月末でいったんネットの接続を退会しますので、
私の知人で直接PCメールを送っている人はしばらく連絡がとれなくなります。
9月下旬になればフリーメールならば、連絡可能になるかもしれません。
(携帯については、変更ありません。)


でも、来月(再来月かも)からはどういうブログにしましょうか。

 1.関西や北陸のいろいろな聞法会の案内をのせていく。
 2.○○学舎のブログとする。
 3.自分たちのいろいろな活動の報告をしていく。
 4.真宗をつまみ食いしている、真宗門徒の随想録とする。

2の場合は、この個人ブログの延長上では問題ありそうなので、
新しくホームページを開設するということも考えられますが
役員さま方の了解が必要かもしれませんね。
外部の団体・個人との関係も気をつけて投稿しないといけないでしょうし。

結局は自分中心の事柄の発信になってしまいそうですが、
皆さんは、どんなものを期待されるでしょうか。









暁天講座その3

2008年08月14日 | 聞法会の案内
岡崎教区11組主催 暁天講座です。
毎日会場がかわります。
たぶん皆勤賞もあるでしょうから、頑張ってみてください。

開催時間:午前5時30分から7時
会費:1500円(通し券)
         
          
1.8月20日(水)  会場:聖運寺(西尾市中町)
   講師:青木 馨師  講題:愚者になりて
   ※会場は西尾市勤労青少年ホームや中善楽器の近くです。

2.8月21日(木)  会場:唯法寺(西尾市順海町)
   講師:小谷香示師  講題:正定聚に住す
   ※会場は、「小京都西尾」のポスターに使われる城下町っぽい地域です。
    伊文神社方面から中原屋(履物屋)を通り過ぎ、カミヤ写真館の次にあります。一方通行。

3.8月22日(金)  会場:恵保育園(西尾市末広町)
   講師:都路惠子師  講題:悪人正機
   ※会場は、穂積堂(鶴舞町交差点の和菓子店)から鶴城丘高校方面に少し進んだ道の左側にあります。

4.8月23日(土)  会場:常照寺(西尾市山下町)
   講師:和田純悟師  講題:弟子一人ももたず
   ※会場は、西尾市文化会館南側駐車場の隣です。

5.8月24日(日)  会場:正念寺(西尾市上町)
   講師:伊奈祐諦師  講題:善鸞義絶
   ※会場は、あいや(製茶)の近くの「横町屋敷」交差点を南に入ってJA西ノ町支店の隣にあります。

6.8月25日(月)  会場:本澄寺(西尾市楠村町)
   講師:山下正敏師  講題:念仏者のしるし
※会場近くには、熊野神社、中徳鋳造、ヤマキなどがありますが、ちょっとわかりにくいかも。

7.8月26日(火)  会場:浄徳寺(西尾市上矢田町)
   講師:織田慶雄師  講題:無碍の一道
   ※会場は、矢田平パンの近く、矢田神社の向かいです。

8.8月27日(水)  会場:無量寿寺(西尾市平坂町)
   講師:羽向智洋師  講題:仏道に捧ぐ
   ※会場は、平坂北町交差点を田貫方面に入って少し行くと左側にあります。

思い込みの闇

2008年08月11日 | その他
アイデア1番さんのブログで紹介されていた
蓮成寺さんの暁天講座に3日間参加してきました。
なかなか聞きごたえがあり、企画に感謝いたします。

1日目は青木先生による正信偈のお話。
山で修行する人は確かに大変なことをしているのだろうけれど
娑婆世界のなかで生きていくことに比べたら心をなやますことがない、
というようなことを話されたとき、残り2日間のお話へのつながりがみえてきました。

2日目は、9年前にストーカーに高校生の娘を殺害された永谷さん(父親)。
加害者の少年の状況が知らされないこと、
少年の両親から謝罪のそぶりがみえないことが
悲しみと憎しみ、怒りを増幅させているようでした。
だから加害者に対しては、「国の税金を使って養ってもらっている」
「刑を終えたら、それで罪を償ったと思っているんだろう」と思わざるを得ません。
また、「緒あしす」という犯罪被害者の会のことも紹介されました。
(画像はその会で発行された本です。)
そして事件についての説明のなかに
「加害者の少年の思い込み」という言葉が何度か使われまして、
そういえば最近の若者の事件は「思い込み」が多いのではないか
という気がしてきました。

3日目は教誨師をされている伊奈先生。
真宗の教えからみた死刑制度についてについて、でした。
建前としての教えと「自分の娘が残酷な殺され方をされたら、そんな事を言えるのか?
被害者の気持ちになってみろ」とよく投げかけられる言葉との相克。
どのように話が展開されていくのかと思ったら
「自分の思い」のなかだけで生きる闇から救ってくれるのが念仏、
ということのようでした。








”ブルー”の中身

2008年08月10日 | その他
「マリッジブルーになったりしない?」と
今朝の暁天講座のときに釈破旬さんから声をかけられました。

もちろん、「やっていけるんだろうか?」と自信がなくて不安ばかりです。
最初から私は坊守に向かない人間だからしょうがないとも思っていますが、
相手があまりに頑張り屋さんなので、私が余計に怠け者に思えてきます。
だからといって、何もせずにゴロゴロされていたら
それはそれで「なんで私ばっかり!」ときっと文句を言いたくなるでしょうネ。

不安はいつもかき消せませんが、最近感じるのは虚しさです。
買い物をしても、「なんでこんな物買わないといけないんだろう。」と楽しくありません。
洋服を買っても喪服だし、バックも靴も黒、着物は無地、帯はグレー…
  (…当たり前か。)
結婚式の衣装もいいのを選んでしまったけれど、もったいなかったなぁ。


今は家の片づけをしているのですが、なかなか物が減りません。
両親二人の生活になるのだから思い切って処分した方がいいと思っても、
いろいろと手間取ってしまいます。
今日も1日中、古紙の仕分けに時間を費やしましたが、
まだほんの一部に過ぎず、気が遠くなる思いです。

 ―私の人生はただゴミを生産してきただけではないか?―

生き方が定まらず、迷いの量に比例して不要なものがたくさんです。
そしてその処分に残りの人生がどれだけ費やされることでしょう。





暁天講座その2

2008年08月07日 | 聞法会の案内
■お盆暁天講座
 日時:8月16日(土)と17日(日)
    朝6時から7時30分
 場所:乗蓮寺(刈谷市今川町・電話36-2047)
 会費:1000円(2回通し)
    ※パンと牛乳と記念品つき
 申込:8月9日まで

   16日(土)「念仏の救いとはどんなものか」
           渡辺賢雄師
   17日(日)「いきいきと生きることの実現」
           田中謙次師

恨まない・忘れない

2008年08月06日 | その他
今日は広島原爆投下の日です。
私の母がよく行っている朝起き会は、
初代会長が被爆・終戦をきっかけに活動をはじめたようで
母に頼まれて、親孝行と思って平和祈念朝起き会に参加しました。

毎年原爆が投下されたときの様子を描いた文章が朗読されるのですが、
当時、小学生であった現会長が被爆した父を思いながら詩を書いたところ、
「よく書けている。でも、この戦争や原爆をうらんではいけないよ。」
と父親から言われたとのことです。

今朝の新聞には、松本サリン事件の被害者である
河野義行さんの奥さんの死亡記事が載っていました。
そこには「事件の犯人に対しては、恨んだり、憎んだりという思いはない」という
河野さんのコメントがありました。

どちらも、言葉としては理解できますが
とても言えないことばです。

            

私は縁あって南京虐殺記念館を2回訪れたことがありますが、
その出口あたりに「過去を忘れてはならない」というような周恩来のメッセージが
掲げられていた記憶があります。
それを見たとき、「日本にこういう目に遭ったんだぞ!」と言われているような
少し不愉快な感じを私は受けたのでしたが
「人間として同じ過ちをしてはならない」
あるいは
「人間はときとしてこういう過ちを犯す存在であることを忘れてはならない」
という意味だったのかもしれません。


恨んではいけない。
でも、忘れ去ってしまってもいけません。





眼の手術を終えて

2008年08月04日 | その他
のろまでグズで優柔不断な私が、
眼科のレーザー手術をうけた人の話を6月にきいて
7月に近視矯正手術をうけてしまいました。

術前1か月間はハードコンタクト禁止なので
度の合わなくなっているメガネをかけて、
このときも不便は感じていました。

術後1週間は視力が安定しないときいていましたが
ある程度見える日と ほとんど何も仕事にならない日とがあり
全体的に周囲がまぶしく視界が曇っていました。
(一般的には「レーシック」という矯正手術が多いですが、
 私は角膜が薄くて適応外だったので、少し痛くて回復の遅い方法をとっています)

術後5日目頃にパソコンをあけてみたら
文字がほとんど読めなかったので、かなりショックでした。
当たり前になっていたものが、見えないのです。
本は読めないし、爪を切ろうにも勘で切るしかない。
包丁もできるだけ持たないようにしましたが
手元がよく見えないと、本当にやることがありません。

活字も、少し小さいと目をくっつけても判読できず
ついに拡大鏡を取り出しました。
それでも薬の効能書きが読めませんでした。
1日に何回、何錠のんだら良いのか、わからなかったら意味ないじゃないの!

お年寄りになった気分でした。
「もっと大きな字で、濃く書いてほしい!」

携帯も「でか文字」に設定です。
世の中の多くの人は、見えないのは自分の年のせいだと
あきらめて老眼鏡を買っているでしょうが
これから高齢者ばかりになるのだから、
いろいろな表示も気を配らないといけないでしょうね。

今はこうしてパソコンをうっていますから
だいぶ見えるようになってきました。
夜になると「コンタクトを外さなきゃ」という錯覚に陥るほどです。
今度は見える喜びをあじわっていけそうです。