虹のじ ゅもん

当ブログを訪れた人には「夢が叶う」という呪いがかかる。

猫をかわいがったら呪いはさらに強力になるであろう。

もしものとき

2016-01-29 | 五行歌
二十代の頃、当時五十代だった会社の人に、自分にもしものことがあったら、引き出しの中の写真をすべて処分してほしい、と言われたことがある。
結婚前、学生時代に付き合っていた彼女と旅行をした時の思い出の写真だとのこと。
就職で離れ離れになり、互いに別の土地で別の人と結婚して幸せにやっているが、どうしてもその写真を処分できない、と。

はーん、とどうでもいいような返事をして、まあ、もしもそういうことがあったらそのくらいのお手伝いをしてやってもいいと思った。
妻子によけいな気苦労をかけるのもどうかと思ったから。

けど、もしもの時が来る前に転勤して、さらには定年退職してしまったので、あの写真がどうなったのかさっぱりわからないし、実際そんなのがあったのかどうかもわからない。


山笑う 山滴る 山粧う 山眠る 日本の四季



このブログを見た人には「赤面」と言う呪いをかけてやる。過去の失敗をふと思い出して赤面してしまうだろう。

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2 コメント

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Unknown (流生)
2016-01-29 08:45:52
急に 引っ越しが決まって、アルバムを
整理する間もなく引っ越した。

あれから2年。
一人暮らしの私。もしもの時。
あの段ボールは開けずに処分してくれ
と頼む人も居ないな!
あの世で赤面してしまいますか。
返信する
流生さん、おはようございます (虹のじゅもん)
2016-02-03 06:16:21
自分は恥ずかしくても、誰かが笑ってくれればまあいいか、と思うんですけど。ではでは。
返信する

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