そよ風と野の花が好き

カメラ/写真 自然/風景 

ワダソウ

2018年04月27日 | 花4月
[ ナデシコ科 ワチガイソウ属 ]

毎年楽しみにしている恒例の山に登ってきた。
登り始めから山頂まで沢山の種類のスミレが山道脇に咲き誇り歓迎してくれた。
山頂に咲く目当ての花は 既に終盤を迎えていた。
咲き具合が昨年の5月7日と同じだったから何時もより開花が早かったようだ。
花数も年々少なくなっていると感じた
弁当を食べて直ぐに帰るような山歩きでは脳が無い 新発見はないか?
林床をジロジロ探し回っていたらヒゴスミレと思われる特徴的な葉を見つけた。

山の帰り 弥生食堂のアイスを食べて白雲洞周辺の花を楽しんだ。






アケボノスミレ 花の大きさはスミレの仲間ではダントツ 花の後に葉が出ることで知られる。
沢山咲いていた 優雅で優しいスミレちゃん

白雲洞入り口のヤマシャクヤクが咲いていたから おべだ~
ふっくらとした花姿は幸福感を漂わす。男の本能なのか花の中をついつい除きたくなるエロエロ男
見頃は明日の昼までで 夕方には無残な姿になるから美人薄命の花 

ヤマブキソウ絶好調満開

駐車場に咲くシロヤマブキ満開 四枚の花弁が象徴的 黒い種は昨年実ったもの

ラショウモンカズラ満開

エヒメアヤメ

2018年04月26日 | 花4月
豊栄町吉原の「エヒメアヤメの里 」に行った。
草丈は12~15センチと低く 花の大きさは3~4センチと鮮やかな紫色をした可憐な花だ。
しかし シカの食害で一般の人が見学する場所には生えていなかった。

無念の思いで帰ろうとしたら 運よく自生地に隣接する家のお母さんが「少しなら案内しますよ」と言ってくれたので
写真を撮りながら小走りに観察が出来た
花は 立ち入り禁止の中・墓・自生地の隅と 一般の人には解らない場所でひっそりと咲いていた。


花が終わると葉が30cm位までグングン伸びる



見た目じゃないよナンゴクウラシマソウ

2018年04月25日 | 識別が難しい花

[ サトイモ科 テンナンショウ属 ]

福山市草戸町 五重塔の横から少し入った竹藪に

ウラシマソウ(後でナンゴクウラシマソウと解る)の群落があると聞いて行って来た。

※雑談「中国大陸でナンゴクウラシマソウを初発見」



一部を除いてテンナンショウ属は雌雄異株。 イモの栄養状態によって性転換 すると言われている。
普段 県北東部で目にするナンゴクウラシマソウは葉の主脈が白くて葉が細長い。
なので 簡単にそれがナンゴクウラシマソウの特徴だと考えていた。

しかし ネット検索では付属体の基部にある縦しわの有無でウラシマソウと
ナンゴクウラシマソウを区別しているようだ(ウラシマソウの付属体の基部は黒紫色で平滑
なので もう一度自生地に行って仏炎苞を開いて付属体基部のしわを確認した。

雌株  付属体の基部の縦しわを確認できたので ナンゴクウラシマソウと判断した。 

雄株にも縦しわ 





釣り糸の先え金魚のおもちゃをぶら下げると 妖怪の釣り人

葉だけを見ると見慣れたナンゴクウラシマソウの面影は無い


仏炎苞の下に小さな隙間があるのが雄株。花の上から入ったコバエが花粉を付けてここから這いでてくる。
見た目 雄株が多かったが 性転換するから正確には解らない。
雌株の隙間は塞がっている事で区別ができる。一見 発育が良い株はみな雌だった
雄株

 

6月11日県北東部のナンゴクウラシマソウ
細長い葉の主脈が白い そして付属体が白く 基部に僅か縦筋が見られた。
白くスポンジ的な付属体は雄雌株の区別なく見られる。スポンジが無い個体もあるが基部の縦筋はかならずある。




カタクリに染まる山

2018年04月22日 | 花4月
ブナ林の横手を通る緩やかな「亀石コース」から 山頂の広場一面に咲く満開のカタクリの花を楽しんできた。
この山は神話の山として有名だが 自然が豊かな山としても知られ 貴重な花も多いい。
すっきりと晴れていれば 360度の大パノラマ! 三瓶山や大山・宍道湖が望める。

自然観察ガイドブック  こちらから








控えめで可愛らしいカタクリの花







萌え~

2018年04月21日 | 花4月
君田の渓谷が萌えていた。
道路沿いは春の妖精達が咲き誇り 花ロードになっている。

上流が崖崩れで通行止めになっているが茗荷谷公園までは車で行ける。
なので 公園から歩いて小庵の滝を往復した。
崖崩れの場所は滝から上の方だから歩くのには問題ない。