第１９話 虐待死を起こすドラゴン

 

親の虐待による幼児の「殺人」事件はどんどん増えているようです。最近もいたいけない子供が犠牲になったばかりです。あの子の愛くるしい顔と懸命に許してほしいと言っている文章は記憶に新しいと思います。

もし児童保護施設が　親が狼だとわかっていたら　赤ずきんちゃんを親に渡すことはありえない筈です。しかし親が虐待によりその子を殺すようカルマを設定している場合は　そのままだと十中八、九避けられないことを知っておくべきだと思われます。それはその子の身体の状態を調べれば普通でないことはわかるはずです。そういうケースではいずれは殺人に到達するのですから　渡してはならないのです。

親はカルマを果たしたら急に夢遊病から目覚めることも多いので　とんでもないことをしたなどというかもしれません。しかしカルマを実行途上にあるときは　当人の意識は正常ではないので　もちろん親でもなく人間とはいえない状態にあるのです。カルマとは生まれてくる前に当人同士の間で交わしている約束ごとのことをいいます。

もちろん別の人生では　立場を変えて似たような出来事を当人たちが体験し合うのですが　しかしその仕組みはともかくとして　ここでの目的は当人たちの学び　そして周りの人々がそれを見て学ぶのを手伝うことです。

ですから　少なくともここでは親にやめさせなければいけないと考えます。そしてできることなら　もっと人道的な別の方法で学びができるよう関係者で知恵を絞るべきと考えます。

では　どういうドラゴンが裏側で関係しているのか次回に観ていきたいと思います。

（続く）