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『プロのドライバーから聞いた高速道路で追突されない方法』

2014-09-08 03:07:26 | タクドラ日記
偶然こんな記事に出会ったので、補足のつもりでメモしておく。こっちも「プロ」と呼ばれる人種(でしかないタクドラ)なので、なおさら。

 ※『プロのドライバーから聞いた高速道路で追突されない方法』
  

この記事では、前方が見えない道なら減速するのが基本だと述べられている。そう、それが基本なのだ、高速道路にかぎらず。たとえば東京にはタイコ橋が多い。道が盛り上がっていて、向こうが見えないタイプの橋だ。こんな道路を走るときは、たとえ直線コースでも向こうが見えるまで減速しているのが基本だ。向こうになにが落ちているかわからない。倒れた自転車と一緒に人も倒れている場合がある。とくに東京みたいに人と車が多い場所なら、「だいじょうぶだろ」って軽い考えは捨てたほうがいい。最悪の場合を想定してるほうが、むしろ現実的なくらいだ。嘘だと思うかい?

向こうが見えない道路は減速する――これが基本中の基本だ。

ところが、その前にやっておくことがある。まず急ブレーキを踏むかもしれない先行車から車間距離を空けておく。何もなさげに先行車が走り抜けたら、まずソコは安全なのだ。問題は自分が先頭で走ってる場合。

質問するけど、
「向こうが見えない道路は減速」したとして、実際にその向こうに人が倒れていたらどうする? 急ブレーキを踏む? それで間に合う? それともムチャクチャ減速しておく? 後続車が追突しない? ハンドルで逃げる?

こんな場合、じつは急ブレーキを踏んでハンドルで逃げる以外に方法がない(注1)。逃げるためには、左車線を走っていたら右側に、右車線を走っていたら左側に、最低1台分のスペースを見つけておく必要がある。ところが東京じゃ右車線も左車線もぎっしり車が詰め込まれたように走ってる。車間距離を空けようとすると、すかさず横から割り込んでくる。東京の交通事情がどんなに危険一杯かわかるというものだ。

しかし時間帯やタイミングによって車間距離が取れたり、左右のスペースが確保できる場合もある。そんな場合には、ぜひ試みてくれ。というより、左右のフェンダミラー(ドアミラー)を眺めるクセがついたら、それだけでも事故率は減る。

(注1)普通のブレーキは急ブレーキを踏んだらタイヤがロックして車は直進し、ハンドルは効かない。この点、ABS搭載車は急ブレーキを踏みながらハンドルも使える。ただ雪道では役に立たない。

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