写進化・ヲアニーの徒然日記

秀峰大山を中心に山陰地方の風景等を掲載。(※古い記事の画像は、削除しているのもあります。)

[葛飾柴又(4)]寅さん記念館

2015年02月12日 | 県外旅行記(関東・甲信越)

帝釈天、矢切の渡しの見物を終え、柴又最後の見学地は「寅さん記念館」です。
道を挟んで「山田洋次ミュージアム」もありますが、時間が足らなくなり割愛しました。

寅さんシリーズに欠かせなかったのが、寅さんを取り巻く心温かい隣人たちと人情豊かな下町の情緒でした。
山田洋次監督とスタッフは、ドラマの設定にぴったりの場所を求めて東京近郊のあらゆる候補地をロケハンしましたが、イメージどおりの場所はなかなか見つからず、半ばあきらめかけたある日、やっとたどり着いたのが葛飾柴又だったそうです。


館内に入ると、最初に監督を初め撮影、照明、録音、メイクなど、映画製作の現場スタッフを紹介、監督が使ったメガホンやデッキチェアなども展示されています。


おっ!なつかしいポスターもありますね。
川口松太郎の「愛染かつら」は、ちょうど東京の学生時代に読みました(笑)
あと、菊田一夫の「君の名は」も読みましたね~。





実際の撮影に使用した「とらや」(後の「くるまや」)のセットを大船撮影所から移設したそうです。


タコ社長の印刷所ですね。寅さんが柴又へ帰ってくると、必ず2人は喧嘩してましたね(笑)


おっ!かっこよく決めてますね(爆)


寅さんの「マドンナ」も掲示されています。


昭和30年代の帝釈天参道の町並みが、ジオラマで再現されています。











記念撮影コーナーがあり、寅さんと一緒に記念写真を撮りました。
ここではUPしませんが、いい記念になりました。


柴又駅ホームに高砂駅行きの電車がやってきました。
さて、楽しい思い出のできた葛飾柴又の旅でしたが、これから友人と待ち合わせのため、再びお台場へと向かいます。
続く・・・


台場駅へ行くまでに、3駅乗り換えました。
電車の中で目についたのは、スマートホンにイヤホンつけて手を動かしている若者が多いことでした。
昔は、文庫本などを読んでいたのですがねぇ。時代は変わりましたね。
私は、2年ぶりに会う友人との再会に心が弾み、「東京行進曲」を心の中で歌いながら台場へ向かいました(笑)
西条八十の洒落た詞に、中山晋平の軽やかなメロディは、心をうきうきさせます(笑)
80数年前にできたこの歌は、今の時代にも十分通用しますね。


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2 コメント

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Unknown (ぽん太)
2015-02-13 09:51:32
映画のセットやNHKドラマのセット
最近、昭和初期の舞台が多く目につき
ああいうセットってぜひ残して
テーマパークみたいなの作れないんでしょうか
それこそ1日中ぶらぶらしてみたいです。
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ぽん太さんへ (ヲアニー)
2015-02-13 17:14:48
こんばんは(^^)
某放送局の朝ドラや大河ドラマの舞台になっているところは、一時観光客が押し寄せ賑わいを呈していますが、一過性のもので終わってしまうように思いますね。
20年以上前に出張で東北地方の、ちょうど大河ドラマのロケ地になっているところに行ったことがありました。
寝殿造りの建物や当時の町並みなど、平安時代の厳密な時代考証のもとにドラマのために建てられたオープンセットなどがあり、一大観光地になっていましたが、私には余り感動するものがなかったですね~。
今でもテーマパークや撮影所として利用されているようですが、観光地として賑わっているかわかりませんが。
寅さんシリーズは長く続き、いろんな年代層の人たちが見ていますから、柴又はまだこの賑わいが続くでしょうが、映画終演で、観光客や参拝客も年々減少しているそうです。寅さんに頼らない景観町づくりを、地元の商店街を中心に既に取り組みを始めているようです。

先日ご一緒した琴浦の写真記念館は、よかったですね~。
明治30年代後半に建てられた母屋をそのまま活かしながら改装された館内は、郷愁に浸れる場所で、本当に居心地のいい空間です。
改装された蔵の中のカフェにこもれば気分転換が図れるような、そんな癒やしの空間でもありました。
ゆるポタさんが今まで案内してくれたところでは、一番のお気に入りです(笑)
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