ＪＴ杯将棋日本シリーズ～藤井聡太棋聖

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今回が藤井七段から冠が藤井棋聖と変わって初めての棋戦かと思いますが、一昨日は誕生日のお祝いとともに新棋聖誕生にお祝いのメッセージや声援がたくさん届いたことでしょう。

 

棋聖戦の疲れも十分とれたかわからないままに、このように次の対局が待っています。

ひとりの時間、プライベートの時間が次の対局の研究などに費やして重なっているんでしょうねぇ。

 

開始日時 2020-07-18 15:12:00

棋戦  第41回日本シリーズＪＴプロ公式戦１回戦第３局

先手 藤井聡太 棋聖

後手 菅井竜也 八段

手合割 平手

場所 東京・シャトーアメーバ

持ち時間 各10分

消費時間 103▲10△10

戦型 四間飛車

 

 

▶６８手目６１飛

両者穴熊で始まり、☗７５角取りに☖６１飛と展開したところ。

☗６７歩打ちで角を守ったり、☗６７飛で守るても考えられるところですが。

 

▶６９手目７５角

先手は飛車取りを避けて７５角と出ました。

６９飛成とやってくるならなら、先手は５３角成とやり返すつもり。

菅井八段はどんな構想で次の手を考えるでしょうか？

あなたならどうする？

▶７１手目５３角成

４３銀を手にすることもできるがが、後手玉から遠くなる。

一方、後手は☖４６角出が好位置になるかもしれません。

 

 

Shogiguiによる解析

▶７４手目６２に疑問

では、最善手は？次の局面図でどおぞ。

 

▶最善手：７９銀打ち

確かに「寄せは速度」を感じさせる良い手でしょう。

先手の飛車はよそへ行ってるし、後手は数手で「詰めろ」が掛けられるのではないでしょうか。

☖７９銀☗同金なら☖７９角成から、後手のみ☖８９馬☗同金☖８９馬☗同金☖７７桂打ちという手順が見えます。

 

 

▶本局の解析

悪手：先手０、後手１。

 

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【棋譜】

初手から終局までごゆっくりお楽しみください。

▶ https://noike.info/kifup/2020/07/2020-07-20--08-05-13--863765/index.html

 

１０３手をもって先手藤井七段が勝利しました。

次は苦手とする？豊島二冠との対局です。

２か月先ですから十分対策を練って迎えられるでしょう。

 

■対豊島二冠戦の藤井七段の戦績

２０１９年３戦０勝３敗。於て：竜王戦、銀河戦。

 

 

 

 

最後までお目を通してくださり有難うございました。