時間濃度を感じた

もう年末だとか言ってたらクリスマスムードになって来たねなんてうちに寝込んでしまった

一週間も寝込んだら浦島太郎な時間濃度の高い季節

あっという間にクリスマスが終わった瞬間にテレビでは総集編で来年の話をしてる

今年あった事なんか年明けたら人々の脳内からリセットされてしまうのだろう

暴力的に速いサイクルな現代に寂しさを感じる

ファンじゃないが飯島愛さんの孤独死はショック
表面的にしか見えないが一番嫌な最後で可哀想

それも年が明けたら忘れるのだろう

この締め方はありきたりで嫌だが今年も、今年は生涯忘れないだろう事があった

師匠守山さんの死

息子の生

いっぺんにやって来て後ろからはね飛ばされて着地したみたいな感じか

でも悲しみも薄らいでしまった

馴れてしまった

それが寂しいがしょうがないのだろう人間だからそうしなきゃ身がもたない

いろいろ思う年だった

静かにものを考える年だった

まだ病床に臥してますがこんな暗くて静かな場所でじっとしてる時間無かったから良かった

生きてるのか生かされてるのか

子供の成長と自らの老いを直視しながら来年も大事に時間を消化したい

産まれた瞬間に死に向かってんだから楽しく過ごすかそうでないかは自分次第で変わるんだろうな
腐食人間にならないようにだけして自分勝手にこれからも生きたいものだ