プーケット津波情報総合 (スマトラ沖地震)

Webや口コミで収集した情報のまとめです。「一覧」のカテゴリーに各種情報のまとめを置きました。

各記事の整理&保存 (12/29 19:45収集分、復興関連)

2004-12-29 19:43:18 | 記事スクラップ
asahi.comより (画像あり)
海自艦がプーケット島沖に到着、被災者の捜索・救助開始

スマトラ島沖地震で、国際緊急援助隊派遣法に基づき、タイ・プーケット島に派遣された海上自衛隊の護衛艦「きりしま」「たかなみ」と補給艦「はまな」が29日、同島沖に到着し、被災者の捜索・救助活動を始めた。たかなみは近くの洋上で男性の遺体1体を収容した。派遣部隊は30日以降も洋上での捜索活動などをする予定。

防衛庁に入った連絡によると、たかなみは29日正午ごろ、プーケット島西方約13キロの海域で男性の遺体を発見して収容。艦載の哨戒ヘリコプターでプーケット国際空港に運んだ。タイ人とみられるという。

周辺海域では、土砂の流出による海水の色の変化などはないが、ところどころに津波で流されたとみられる浮遊物が浮かんでいるという。

タイ政府側は、同島西方海域での捜索・救助を求めており、海自は艦船とヘリで捜索にあたる方針だ。

(12/29 19:34)

CNN.co.jpより
増加一途の犠牲者数、緊急支援が本格活動、スマトラ沖地震

2004.12.29
Web posted at: 19:30 JST

- CNN/REUTERS/AP

インドネシア西部スマトラ島バンダアチェ――スマトラ島沖の地震・津波被害で、インドネシア保健省は29日、同国内の犠牲者は3万2000人を超えた、と発表した。道路崩壊などでこれまで立ち入ることが出来なかった地域での調査が進み、予想以上の甚大 (じんだい) な被害が判明したとしている。

被害状況の把握がさらに進めば、死傷者数がさらに増えるのは確実な情勢。ナングロアチェ州に入ったCNN記者は、州都バンダアチェの状況について、「中心部がほぼ、完全に破壊されている」と惨状を報告している。

地震・津波被害はこれまで、少なくとも12カ国で確認されているが、ロイター通信は、各国政府に問い合わせた集計をまとめ、犠牲者は29日までに6万8000人以上に達した、と伝えた。

インドネシア政府はこれまで、確認された死者は2万7174人としていた。他国では、スリランカで2万2000人、インドで1万2500人、タイで1538人などとなっている。スリランカでは、コロンボ発ゴール行きの列車が津波に襲われて脱線し、約1000人が死亡した。

被災地を視察したインドネシアのカラ副大統領は29日、同国の犠牲者数は最大で4万人に達する可能性があるとの見方を示した。被害が甚大なスマトラ島北端、ナングロアチェ州の総人口は約450万人。

副大統領はまた、食糧、衣類、医薬品や避難施設の整備で約1億5000万ドルの緊急財源が必要と指摘、国際社会に協力を呼び掛けた。

一方、タイ・プーケット島をはじめとするリゾート観光地では、クリスマス休暇を過ごす外国人が多く滞在しており、約2700人の外国人が依然、行方不明になっている。

スリランカでは、世界食糧計画 (WFP) の貯蔵庫にあった米、砂糖など食糧を積んだトラックが被害の大きい同国南部、東部海岸地域の被災地へ出発。日本、インド、ロシア、フランスなど各国の緊急医療援助隊も被災各地に入り、支援活動を本格開始した。

毎日新聞より (画像あり)
インド洋津波:
観光産業に大打撃 タイ・プーケット島

【プーケット (タイ南部) 藤田悟】観光産業に依存するプーケット島では、津波で海岸沿いが大きな被害を受け、大打撃を受けている。ホテルやレストランなど観光関連施設はビーチ周辺に集中しているため、影響は深刻だ。

西岸の南寄りに位置するパトンビーチは南北約2キロにわたって砂浜が広がる代表的なビーチ。しかし、湾が入り江状であるため、津波の被害が特に大きかった。津波から3日を経た29日も、根元から折れたヤシの木が無残な姿をさらし、波に流された車が建物に突っ込んだままだ。

ショッピングセンターの地下で食堂を営むブンチュット・サーイヨさん (40) は、仕事の準備中に被害に遭った。「大波が来るぞ」という誰かの叫び声を聞いた直後、水が押し寄せ何も見えなくなった。体が浮き上がり、夢中で泳ぎ着いた先は近くのホテルの2階。しかし、手伝いに来ていた長女チュララックさん (14) は行方不明だ。

ショッピングセンターは1階と地下が破壊され、食堂も流された。「娘も仕事も消えてしまった」とブンチュットさん。

ビーチ近くのプーケット・グレースランドは、部屋数460の大型ホテルとして1月オープン予定だった。ところが、津波で1階が完全に水につかり、電気製品や家具類などが使い物にならなくなった。「予約でいっぱいだったのに、すべてキャンセルです」とマネジャーのスチャート・ヒランカノクルさん (59) はため息をつく。

2月開業を目指し、懸命の修復作業に取り掛かっている。「ただ、開業してもどれだけお客さんが来てくれるか……」

タイ政府は、被害施設の件数や損害はまだ把握できていない。島の復興の見通しもまったく立たない状況だ。

タイの旅行業協会は05年の観光収入を3000億バーツ (約7900億円) と見込んでいたが、ドル箱のプーケットなどの被災により10%程度落ち込むと見込んでいる。

毎日新聞 2004年12月29日 19時28分

情報が錯綜しているようです

2004-12-29 12:19:11 | サイト
JANJANより
今日のマスコミ 12月29日 2004/12/29

●インドネシア・スマトラ島沖の地震とそれにともなう津波の被害情報は、いまだに錯綜している。

『読売』は【日本人の死者は4人になった】としながら、【外務省はこれより先、被害を受けた地域を対象に観光17社が主催したツアー旅行に参加した日本人旅行者1300人のうち、13人の安否がなお不明としており、日本人の犠牲者はさらに増えそうな情勢だ】と伝えている。

しかし『朝日』は【同省 (注・外務省) が確認した死亡者は4人になった。スリランカの7遺体については旅行会社「大陸旅遊」 (本社・東京) が28日夕、同行者が身元を確認したことを明らかにした】として、【日本人11人死亡確認】と報じている。さらに、【同省 (注・外務省) の在留邦人への安否調査では、プーケット島周辺に滞在する約400人のうち約100人の在留邦人の所在がわからないという】としている。

『毎日』も【邦人の犠牲者はこれで11人となった】とし、『日経』も【同地震による津波で死亡したとされる日本人は計11人となる】とし、さらに【国内では各自治体が連絡の取れない不明者を公表。計40人以上が安否不明とみられる】と報じている。

『産経』は『読売』同様に外務省が発表にもとづき【4邦人死亡確認】と伝え、スリランカの遺体については【見つかった7遺体が邦人とみられており、家族らが29日、現地に向かう】と断定を避けている。さらに、【このほか、30人以上の邦人が安否不明で犠牲者はさらに増える見通し】としている。

●外務省が「4邦人死亡確認」としているうちの1人、福岡市の柿木奈緒子さんは【同行者や旅行会社が身元を確認した】 (毎日) というが、【 (父親の) 茂喜さん (53) は28日夜、現地入りして遺体と対面、「遺体は娘とは別人ではないか」と話した】 (日経) という。【同省 (注・外務省) は歯型の鑑定なども実施する方針だ】 (読売)

●全体の被害者数についても、情報は錯綜している。
『毎日1』は【ロイター通信などが各国政府発表をまとめたところによると、沿岸11カ国の犠牲者は計3万7000人を超え】としているが、『産経1』は【インド洋大津波による沿岸被災地での死者数は、AP通信などが28日に伝えたところでは、4万6000人を超え】と伝えている。

しかし『朝日』は【死者5万人超す】、『読売』は【津波死者 史上最悪5万超す】と報じており、『日経』は【被災各国の政府・警察やロイター通信がまとめた28日午後11時までの死者数は合計で約5万9000人超】と伝えている。

各記事の整理&保存 (12/29 12:00収集分、防災関連)

2004-12-29 12:06:04 | 記事スクラップ
東京新聞より
海辺の楽園津波対策なし

インドネシア・スマトラ島沖で起きた巨大地震と津波になぎ倒されたタイ南部の人気リゾート・プーケット島。世界各地から観光客が訪れ、電話やテレビ、インターネットなど情報を得る手段は豊富に整備されているプーケット島で、なぜ、これほどの大きな被害が出たのか。背景を被災現場で検証した。  (プーケット・平田浩二)

◆情報提供

「ホテルから注意を呼び掛けるアナウンスなどは全くなかった」。被害に遭った観光客は口をそろえた。インドネシアの地震の発生はタイの現地時間で午前八時ごろ。それから約二時間後の午前十時に第一波、そして約三十分後に第二波がタイ南部を襲った。

「津波と入れ違いで沖に出たようなもの。一時間遅かったら確実に巻き込まれていた」。茨城県取手市の主婦山田智恵子さん (37) は、地震発生を知らずにカオラックの港からダイビングのため大型船で午前九時に出航。一時間後は外洋に出ていて「うねりも全く感じなかった」。船上で一泊して港に戻ると、ホテルは跡形もなかった。

パトンビーチにいた千葉県横芝町の公務員鈴木善之さん (45) は「子どもたちがピチャピチャはねる魚を手づかみできるぐらいに水が引いたので不思議だと感じたが、誰も慌てないのでまさか地震が発生していたとは思いもよらなかった」と話す。

◆無防備

今回、プーケット島や東側に浮かぶピピ島でも湾内での被害が激しく、近くの家屋などは壊滅状態となった。

「急に水が引くのは津波の前兆。湾内は波が集中し特に威力が増す」と強調するのは、プーケット県鉱物資源センターで海洋地質や潮流などを調査しているタウィ・トンタン研究員。

さらに湾内に島がある海岸では津波の第一波が引いた際に島にぶつかり、威力を増して第二波となって海岸に押し寄せるため被害が大きくなるといい、無人のプー島を抱えるカタビーチの被害が大きかった原因を分析する。

そのうえで「ただ、タイではそうした知識を持っている人はわずか。もちろん大きな地震を経験した人はだれもいない。これまでせいぜいマグニチュード7程度が最大だった。地震・津波対策という意識は行政や観光関係者には全くなかった」と話す。

自然災害に知識のあるトンタン氏でさえ、大きな揺れを感知した当日、災害担当部署に状況を問い合わせただけ。「分からない」と答えられ、それ以上の詳報な情報収集の必要性を感じなかった。

プーケット県の気象担当者も本紙の取材に対し「地震の発生に伴う津波警戒を住民に呼び掛けるような義務はないし、そもそも想定していない」と答えた。

パトンビーチのホテル従業員は「火事の避難訓練はしているが、地震や津波時の訓練はしたことがない。スマトラ沖で発生した地震をテレビで知ったが、気にならなかった」という。

◆対策

各観光ビーチにはライトアップのための電灯は設置してあるものの、日本ではどこでも見かける見張り台やスピーカーは見あたらない。今回の惨事を機に海岸沿いにサイレン設置などの対策を講じる方向で検討が進められている。

トンタン氏は「プーケットのような観光地では旅行者の神経は散漫になりがち。今回、だれもが海が怖いことを身に染みた。旅行者の命を守るには、わたしの専門の地質学や気象、広報など各行政部署が情報を共有し、民間に提供するシステムづくりが早急に求められるだろう」と指摘した。

中日新聞より
なぜ津波警報できず
タイ政府が調査へ

【バンコク=山田伝夫】スマトラ沖地震津波で、国際観光地プーケットなどで約千五百人にのぼる死者を出したタイ政府は、「なぜ、津波警報が出せなかったか」について、タイ気象庁を徹底調査することを決めた。今回、犠牲が目立つタイ、スリランカ、インド、インドネシアなどでは、事前に危険が知らされないまま大惨劇につながり、各国では政府への批判が強まっている。

二十八日付のタイ英字紙「ネーション」が、「警告はあまりに小さく、あまりに遅かった」との見出しとともに伝えた。

気象庁を所管するスラボン情報技術通信相によると、気象庁の技術的、構造的問題を調査するチームを速やかに設置。気象庁がいつ地震を把握し、どのように対応したのか、津波の危険は察知できなかったか、などを調べる。

地震を観測した二十六日、気象庁長官がその直後、会議を招集したことは分かっている。スラボン情報技術通信相は「タイでは津波はこの三百年間経験がなかったため、彼らは思いもよらなかったのだろう」と話した。

しかし、一部で流れている「観光客が多い時期だったため、警報を出さなかった」とのうわさは否定。気象庁長官の責任は「今後の調査結果を待って決める」などと話した。

各記事の整理&保存 (12/29 12:00収集分、復興関連)

2004-12-29 12:05:05 | 記事スクラップ
ロイターより
タイ政府、津波被害額を5億1000万ドルと想定
2004年 12月 28日 火曜日 21:08 JST

[バンコク 28日 ロイター] タイのタクシン首相は、インド洋全域を襲った津波によるタイ観光産業への被害額が200億バーツ (約5億1000万ドル) に上るという見通しを示した。
首相は今回の災害について、議会に追加的な予算を提案することになるとしている。

タイ観光局のチュタマス・シリワン総裁は、被害が最も大きかったプーケット、バンガ、クラビの3県の状況について記者団に対し、「3カ月以内に最も打撃を受けたこれら3県の被害の7割方を再建することになるだろう」と言明。「ただ、これは仮定に過ぎず、実現するかどうかは確かでない」と述べた。  アナリストの間では、津波に襲われたタイ国内の6県の修復に、少なくとも半年から1年はかかるという見方が多い。

NIKKEI NETより
タイ首相、プーケット入り・被災地支援本格化

【バンコク=長尾久嗣、シンガポール=宮内禎一】インドネシア・スマトラ島沖地震から2日が経過した28日、インド洋沿岸諸国の被災地では救援活動が本格化してきた。水や食料を搬送するとともに、医師や看護師を派遣。復旧をにらみ緊急の免税や融資といった財政措置も相次いでいる。ただ、各国の取り組みにはばらつきがあり、救援・復旧プロセスに差がつきそうだ。

タクシン首相と主要閣僚は津波襲来当日にプーケット島入りし、水や食料のヘリコプター搬送など救援活動を指揮している。200人を超える医療関係者も続々と現地に入り、海軍は艦艇13隻で行方不明者を捜索中。政府は警察、国軍兵士など1000人を追加投入し救援や治安維持を強化している。同島では略奪容疑で7人を逮捕した。台湾の緊急救援隊も28日、同島に到着した。 (07:01)

津波被災体験談 (12/29 12:00収集分)

2004-12-29 12:03:48 | 記事スクラップ
静岡新聞より
無事帰国した島田の永江さん 「海が盛り上がり 泥水のような波」

「沖合五百メートルほどの海面が盛り上がり、海岸に近づいてきた。周りは紺碧なのに、津波だけが茶色に濁っていた」―。インドネシア・スマトラ沖地震で二十六日にスリランカが津波被害に遭った際、首都コロンボに滞在していた元榛原高校長で国際協力機構 (JICA) のシニア海外ボランティア永江史朗さん (69) =島田市河原二丁目=が二十八日、島田市の自宅に戻り、目撃した津波について語った。
永江さんはコロンボの海岸線にある大型ホテルの九階の部屋で、押し寄せる津波を目撃した。「三―四メートル水が引いたと思ったら、次の瞬間に泥水のような大きな波が押し寄せてきた。今まで見たことがない光景だった」。このホテルは海岸から十五メートルほどしか離れていなかったが、周囲で大きな被害は確認できなかったという。
恐怖を感じたのは空港に向かう途中で立ち寄った、コロンボから三十七キロ離れたリゾート地のニゴンボ。「町に入った途端、不穏な空気を感じた。道路に漁網やごみが散乱し、血相を変えた現地人の群衆が向かってきた。ただごとではないと実感した」。血を流したまま恐怖におびえる人もいて、欧米人男性は「高さ一・二メートルほどの速い波が来た」と答えた。
さらに、近くのホテルを見て驚いた。「ロビーにあるはずの調度品や備品が全て津波で流されていた。現地人の運転手が『怖い。戻りたい』と震えた。第一波の到来から三時間ほど経過していたが、次の津波が来たら、と私も恐ろしくなった」
永江さんが地震と津波の概要を知ったのはコロンボの空港で飛行機を待っている時。前日の二十五日には海岸線を列車で移動していて「一日違ったら、命を落としていたかもしれない」と声を震わせた。

安否情報

2004-12-29 02:50:57 | 安否情報
ちゅっちゃんさんのページの掲示板から安否情報を引用いたします。ここの掲示板は情報が早いので、安否についてご心配の方はときどきチェックされることをお勧めします。

(以下引用)

クラビからの確認情報です
投稿者:クラビ ゆかこ
投稿日:12月29日(水)02時47分18秒

津波が発生してすぐに安否を取った人々です。

アオナンビーチ

春海ちゃんとダンナのタイグー
吉永ちほ

アオルックのレムサック

三谷亜美 おうか ウイ
前田さん

ピピのロングビーチ 

ロングビーチダイバーズ トミー君とナナちゃん
ピピパラダイスパールリゾート 小俣 みちよ

ランタ島

ビービーバンガロー

かおるさんとアンちゃん

クラビ病院には現在ピピのアクアノーツのゆうこさんが
肋骨打撲で入院してらっしゃいます




ご無事が確認されている方々、その9
投稿者:ちゅっちゃん
投稿日:12月29日(水)02時00分31秒

プーケット日本人会が在住日本人については安否を確認されているそうです。

ご無事が確認されている方々です。

「マリン・プロジェクト」のスタッフ全員
「ヌアサヤム」のやださんご一家
「品川さんの旅行社」の品川さん
「プーケット トラベルガイド」の新山さん&スタッフの皆さん
「極楽タイランドのコラムニスト」のみいさん
「PHUKET FOR YOU TRAVEL」の町田けいこさん&あさこさん
「ダイビング・アウトレット」のミサさん&ナカさん
「ANDAMAN TRAVEX」の小宮あきよさん
「タヴォン・グループ」の白鳥さん
「タイランドトラベルゲートウェイ」のさくらこさん
「ケンの店」のケンさん(足に1週間の怪我)とご一家
「レストラン・カトレア」の葉山さん
「タヴォン・ビーチ・ヴィレッジ」のノリコさん
プーケット在住の巣瀬真樹子さんご一家、平川さん、相田文代さん
「ベータシステム」の藤田さん
「ダイビングショップ常夏屋」の立花ヒロキさん
「ブルー・マリン」のHIROKOさん&久美さん&ひろみさん&八千代さん
「ザ・グルーブ」の矢野さん
「プーケットハッピーツアー」のももえさん&スタッフの皆さん
「カタダイビング」のアラタさん&舞子さん&スタッフの皆さん
「ダイブアジア」のスタッフの皆さん
「Phuket Walker」の金近さん&スタッフの皆さん
「プーケット旅行センターパトンビーチ支店」の村田あきのりさん
「プーケットウォーク」の鳥羽さん
カオラックの「ダイビングショップedive」のスタッフの皆さん(プーケットへ向け航行中)
「タワーツアー」のスタッフの皆さん
「バンタイビーチリゾート」のしばたさん
「マリンクエスト」のスタッフの皆さん
「ピピのモスキート」のミヤコさん
クラブメッドに宿泊していた中田ファミリーは無事に香港に戻られました。
「Water World Diver」の吉田香苗さんのご一家
「アップルツアー」の本多さん
「ピピのモスキート」のみやこさん・元スタッフのやすこちゃん・オイ・ディノ・マヤさん
「toshe's bar」?のtoshiさん
「J&R」のスタッフの皆さん
「ピピのロングビーチ」のトミーさんとナナさん

ここに書いている現地代理店については、ゲストの皆さんもご無事ということです。

各記事の整理&保存 (12/29 02:20収集分)

2004-12-29 02:22:24 | 記事スクラップ
毎日新聞より
スマトラ地震:
被害の実態把握難航 通信手段途絶で

スマトラ沖大地震は26日の発生から連日、1万人単位で犠牲者数が増える未曽有の事態に発展している。それでも、被災国では通信事情、複雑な政治情勢などが原因で情報収集がはかどらず、被害の全体像はいまだに見えてこない。我が家を失うなどして路頭に迷う熱帯地域での避難民は数百万人。国際社会は、被害実態の把握も進まない中、伝染病のまん延など津波の「二次被害」拡大を食い止めるという試練に直面している。【コロンボ西尾英之、バンダアチェ (インドネシア・アチェ州) 岩崎日出雄、江口一】

インド本土から東に約1200キロのアンダマン・ニコバル諸島。死者3000人、3万人が不明との情報があるが、確認作業は困難を極めている。

同諸島は572の島々で構成され、01年の国勢調査では人口は36万6000人。住民がいるのは40島程度とされるが、通信施設も大きな被害を受けており、情報収集も思うように進んでいない。

27日に現地を視察した与党国民会議派のガンジー総裁は、同諸島の死者数を「500人」と記者団に語った。だが、最も大きな被害を受けたとされるカールニコバル島では、地元警察が「海岸沿いのすべての村が流されてしまった」とニューデリーのテレビ局の取材に語った。ロイター通信によると、地元当局者は28日、同島の住民約3万人のうち2割が死亡したとの見方を示した。またインド政府当局者は、諸島全体では少なくとも7000人が死亡した恐れがあると語った。

一方で別の地元当局者はメディアに「行方不明者は約3万人。内陸の森の中に逃げているのか、津波に流されたのか、実態は不明だ」と語り、被害が想像以上に広がっている可能性を指摘する。

同諸島は、今回の地震の震源域の中にある。震源域の中では、地震の直後に津波が来る。東京大地震研究所の都司嘉宣助教授は「地震から数分以内に高さ15~20メートルの津波が諸島を次々に襲ったのではないか」と推測する。実際に、カールニコバル島を「ビルよりはるかに高い波」が襲い、建物の8割が流されたとの報道がある。

同島にはインド空軍基地がある。本来、諸島での被害実態の調査、救援活動の拠点となるはずだったが、基地全体が津波にのまれ、兵士を含む基地の要員、家族ら約200人が行方不明となった。このためインド政府は、本土から海軍や空軍を諸島近辺に出動させ捜索活動を行っているが、被害全容はまだ把握しきれていない。

◇「武装勢力」が救援複雑化

スリランカでは、政府と対立する武装勢力の存在が被害の実態把握、救援活動をさらに複雑にしている。政府が発表する死者数は国軍は国軍が展開する政府支配地域だけの被害と見られる。

島の東北部は、少数派タミル人の武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」 (LTTE) が実行支配している。LTTEの政治部門が運営するウェブサイトでは、「東北部で6000人以上が死亡」と伝え、独自に国際社会に緊急援助を要請した。

同国で時間とともに死者数が猛烈な勢いで増えていくのは、こうした政治問題に加え、外部から近づけなかった同国東海岸から南部にかけての地域にようやく救助や捜索の手が届き、壊れたり押し流されたりした家屋などの下敷きになった死者が多数発見され始めたためだ。

同日にはコロンボ南方の海岸線を走る列車が津波により転覆した現場で、初めて捜索隊が列車の内部の一部を捜索し約100体の遺体を発見。当局はこの転覆事故だけで乗っていた約1500人が死亡したとみている。

一方、ロイター通信によると、震源地に最も近いインドネシア・スマトラ島では、アチェ州だけで、2万5000人が死亡したとの見方も強まっている。州都バンダアチェは建物が崩壊し遺体が放置されるなど壊滅的な状況が次第に明らかになりつつあるが、全面停電による交通網と通信の寸断で、なお確実な被害状況が把握できていない。

アチェ州では、インドネシア政府が昨年5月、独立派武装組織「自由アチェ運動」 (GAM) 鎮圧のため軍事作戦を展開している。ロイター通信によると、28日現在、海外の緊急救助隊はアチェに入る正式な許可証を得ていない。

◇日本人被害者 個人旅行、対応苦慮…外務省

日本人の安否の確認もはかどっていない。被災地に何人の日本人がいたか正確に把握できないためだ。

外務省が公表している行方不明者の数字は、不明者と一緒にいた家族らの「確度の高い目撃情報」を基にしており、今後増える可能性もある。同省が頭を抱えているのは、個人旅行者の所在の確認だ。津波発生から3日間で外務省には2600件以上の問い合わせが殺到した。多くは個人旅行者の親族らからの電話。パックツアーだと訪問先は分かるが、個人旅行者は飛行機のチケットだけを購入するため、目的地の国内のどこを移動するかわからない。外務省幹部は「出国記録だけでは推計もできない。現場で足を使って情報収集するしかない」という。

プーケットで情報収集に当たる在タイ日本大使館職員によると、日本人の安否に関する最大の懸念材料はプーケット北隣パンガ県の被害が予想より深刻と見られることだ。有名リゾート「カオラック・ビーチ」の数キロにわたる砂浜が売り物。同大使館員によると、パンガ県は通信事情も悪く情報収集も難航しているが、「日本人が巻き込まれたのではないか」との未確認の目撃情報が10件近くあるという。

同ビーチには宿泊用のバンガローが並んでおり、客の多くが被害にあったと見られる。「パンガ県の情報が集まりだしたら邦人の被災者数も急増する可能性がある」と同大使館員は指摘する。【矢野純一、プーケット竹之内満】

■ことば (アンダマン・ニコバル諸島)  北のアンダマン諸島と南のニコバル諸島からなるインド洋の群島。古くからインドとミャンマーの交易ルート上にあり、18世紀ごろから英国の流刑地として本格的な植民が始まった。第二次大戦では日本の占領地だったが、現在はインド政府の直轄地。インド独立後、バングラデシュから多数の難民が流入し、さらに人口が増えた。行政庁舎の置かれた南アンダマン島のポートブレアは人口約10万人。群島の大部分は熱帯性の密林に覆われている。

毎日新聞 2004年12月29日 2時03分

各記事の整理&保存 (12/29 02:20収集分、救援関連)

2004-12-29 02:20:29 | 記事スクラップ
毎日新聞より
スマトラ地震:
救急・衛生、空前の危機

◇日本、3000万ドル緊急支援

日本政府は28日、インドネシア、スリランカ、モルディブの3カ国を中心に計3000万ドル (約31億円) の緊急無償資金協力を表明した。今後、短期的には国際機関の要請に応じ食料、水などの緊急物資を支援し、中長期的には2国間支援として地震や津波で破壊された社会資本整備にあたる方針だ。

小泉純一郎首相は同日、記者団に「できるだけの支援をするよう準備している。必要な支援をしなければならない」と強調した。

3000万ドルの資金援助は、米国の1500万ドルや欧州連合 (EU) の410万ドルなどを上回り、当面の支援額としては最高規模。日本の支援は従来、被災国の要請で動き出す「要請主義」で、後手に回りがちとの指摘があった。特に緊急無償資金の場合、具体的な使途の調整が必要で即断が難しい事情があるが、「アジアで起きた大災害であり、要請を待たず積極対応したい」 (町村信孝外相) と即断した。「各国が続々と資金援助を表明する中、乗り遅れてはいけない焦り」 (外務省幹部) もあった。

一方、海上自衛隊の護衛艦2隻と補給艦1隻の派遣も決めた。これは国際緊急援助隊法に基づくもの。救難救助を目的とする自衛隊の海外派遣は初めて。3隻はテロ対策特措法によるインド洋での活動を終えて帰国途中だったが、急きょ派遣が決まり、29日にタイ・プーケット島近海に到着する。搭載したヘリコプターで海上での捜索活動などを行う。

このほか、政府は29日、タイに国際緊急援助隊の捜索救助チーム約50人を派遣する。医療チームはすでにスリランカに派遣しており、モルディブ、タイ、インドネシアにも派遣する。支援ニーズの把握が課題だけに、インドネシアには調査チームを派遣、支援要請のないインドなどでは大使館員が状況把握に乗り出した。【前田英司】

◇日本NGOも救援開始

被災地の救援活動も始まった。国際医療援助団体「AMDA」 (本部・岡山市) は被災国や周辺に置く支部・事務所と連携し救援活動を進めている。このうち、調整員の諏原日出夫さん (58) は28日午前、インドネシア支部の医師6人とともにスマトラ島北部のアチェ州に到着、医療活動や被害情報の収集を始めた。このほか、スリランカ、インドなどでも、NGOなどと合流し、医療活動を実施する。

菅波茂AMDA代表 (58) は「被害の大きさも活動の範囲も、ともに経験したことがない規模。復興支援まで視野に入れ、全世界のネットワークを活用して救援活動に当たりたい」と話した。

京都市のNGO「日本国際民間協力会 (NICCO) 」は、スリランカに先遣した男性スタッフ1人が28日中にコロンボに到着する予定。29日には事務局長の折居徳正さん (36) が現地に向かい合流。30日からまず必要な支援品の現地調査を行ったうえで調達活動に入る。

コロンボと被災地が離れており、交通や通信が遮断されて詳細な状況はつかめていない。折居さんは「心配されるのは衛生環境。清浄な飲料水、トイレやシャワーなどの設備、下痢対策の医薬品といった物品が必要だと想定している。日本の小さな団体だが、現地のニーズに即した支援を行い、少しでも人々の役に立ちたい」と語った。【四谷寛、野上哲】

◇被害”第2の波”恐れ

犠牲者・行方不明者の収容、捜索に加え、国際社会にとって大きな挑戦となるのが、津波で家をなくした避難民やインフラが壊滅した被災地への復旧支援だ。避難民は被災国全体で数百万人に上ると推定され、アクセスが困難な遠隔地も多い。事態は、「先例のない多角的努力」 (国連のエグランド人道問題調整官) を迫っている。

すでに1万2000人を超える死者が確認された最大の被災国スリランカだけでも、避難民は100万人以上に及ぶ。急がれるのは救急医療、食料、安全な飲み水の確保など。特に、同国では飲料水を井戸水に頼っている地域が多く、冠水による被害は深刻だ。スリランカ政府は「浄水剤や井戸の洗浄装置が必要だ」と強く訴えている。

津波被害では、汚れた飲料水を媒介とするさまざまな伝染病で、犠牲者がさらに増える恐れが強い。放置遺体の腐敗は最大の感染源になりかねない。このため、スリランカ政府は手続きを省略して多数の遺体の埋葬を急ぐ構えだが、同国では12月でも最高気温が30度に達し、遺体の腐敗はすでに始まっている。

遺体処理問題では、各国から悲痛な声が届く。震源に近いインドネシア・スマトラ島のバンダアチェ郊外には1000体以上が放置されたままで、軍関係者が十分な収納袋がないと支援を要請。3600人以上が犠牲になったとされるインド南部タミルナド州でも、野ざらしにされた遺体の腐敗が始まっているという。

国際赤十字社・赤新月社連盟 (本部・ジュネーブ) は26日、伝染病予防対策で今後6カ月に50万人を支援するため、666万ドルが必要になると見積もり、各国に拠出を求めた。事務局幹部は「我々が直面する最も大きな健康への危機は、飲料水を媒介としたマラリア、下痢、そして呼吸器系伝染病だ」と語った。被災地の病院が倒壊したケースも多いという。

エグランド人道問題調整官は27日の記者会見で、津波による死傷者被害を「第1の波」とし、数百万人の飲み水が汚れたことから予想される伝染病まん延を「第2の波」と呼んだ。同調整官は、今回の地震・津波被害への対策に必要な支援額は史上最高の数十億ドルに上ると表明。被災地が広域に及ぶこともあり、今後数日以内に、数百の航空機が緊急援助物資の輸送に当たるだろう、との見通しを示した。

世界食糧計画 (WFP) はすでに、スリランカで50万人に2週間分の食料を供給するための活動を始めている。

毎日新聞 2004年12月29日 2時11分

旅行会社の対応・中国地方

2004-12-29 01:56:58 | 記事スクラップ
中国新聞地域ニュースより
無料でキャンセル スマトラ沖地震で旅行各社 '04/12/29

■窓口対応に追われる

二十六日に発生したスマトラ沖地震による津波被害を受けて、中国地方の旅行会社の窓口では二十八日、年末年始にアジア方面に向かう旅行客からの問い合わせやキャンセルなどの対応に追われた。

JTB広島支店 (広島市中区) は、被害の大きかったモルディブ、タイのプーケット島、マレーシアのランカウイ島、ペナン島の四地域について、二〇〇五年一月十一日までに出発するツアーや手配旅行のキャンセルに無料で応じている。

夕方までにキャンセルは二件。希望者にはハワイなど他地域のツアーを薦めている。被害はなかったインドネシアのバリ島やシンガポールについても「大丈夫だろうか」とツアーの予約客から電話が数件あった。

地場大手のひろでん中国新聞旅行 (同) も、モルディブ、プーケットなどの自社企画ツアーは年内出発分について無料でキャンセルに応じている。夕方までにキャンセルはなく、「被害地向けの広島発着便がなかったので助かっている」。

日本旅行福山支店 (福山市) も一月十一日出発までのプーケット、ペナンなどの主催旅行はキャンセル料を無料にした。モルディブ、スリランカ方面の旅行は同十一日まで中止した。

今日のあとがき

2004-12-29 00:58:53 | 雑記
今日もあちこちサイトを回って情報を探していましたが、いろんな情報が散在していることに改めて驚きました。各サイトから効率的に情報を収集できる体制が整っていると、いざというときに強いでしょう。

情報を集積するのがこのブログの役目なのですが、情報を見つけるたびに胸が痛みます。死亡のニュースはスクラップする気になれませんでした。

各記事の整理&保存 (12/29 00:55収集分、防災関連)

2004-12-29 00:57:46 | 記事スクラップ
読売オンラインより
タイ津波警報出さず、観光業への影響懸念…地元紙

【バンコク=平本秀樹】タイの英字紙「ネーション」は28日、タイ当局が、観光業への影響を懸念してインドネシア・スマトラ島沖の地震による津波警報を発令しなかったと報じた。

同紙によると、地震発生を受け、スパラーク気象庁長官を議長とする緊急会議が開かれたが、観光シーズンでホテルがほぼ満室であることが重視され、警報を出して客を避難させて何も起こらなければビジネスに影響が出るとして、警報発令を見送ったという。

また、気象庁関係者は同紙に対し、「2002年11月のスマトラ島沖地震の際にタイには影響がなかったから、今回も津波は起きないと考えた」と語っている。

こうした報道に対し、スパラーク長官は、観光業への影響を議題としたのは、「津波被害が出た後のことだ」と反論。また、タイでは300年以上も津波がなく、約900人の気象庁職員のうち、地震専門家は4人しかいないとして、「我々は最善を尽くした」と主張している。

(2004/12/28/23:39 読売新聞 無断転載禁止)