風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

起死回生の弾道

2010-03-21 | Bs現場レポ2010 
昨日に続いてオリックス-楽天2回戦も行ってきました。
昨日とはまた違った展開でしたし、オリが負けても仕方ないという内容だったのですが、終わってみると・・・
Bs 5x - 4 Eagles

えらいことになりました。


 
今日もHOP CLUB(ホリプロ大阪)が来てました。
どうもゴーヤのしゃべりは好きになれないんですよね。





 
さて、先発投手はオリックス・ヌッキーと楽天のまー君。
(ロッテの名誉のためにも決してマー君とは記載しません)


ヌッキーは三振は取るものの、球数が多い人だなぁという印象でした。
(昨日の千尋を見てしまうと余計に)

 

初回から度重なるピンチを迎えましたが、5回を1失点自責0で切り抜けたときは、少しガッツポーズも出ていました。
ただ、オリの場合、自軍の野手が不意に仇討ちすることがあるので、そのたびに気を落とさないようにして頂きたいところです。
(本日、ラロッカの2ポロロッカから4失点に繋がりました。うまくいけば全て無得点でしたが。)

ラロッカのポロロッカから失点するというパターンは、2007年度から続いてきたことです。
2007年4月などは、1イニング8失点もピッチャー吉井の自責は0点だった、ということもありましたね。
2007/04/01 Eagles 10-1 Bs


 
均衡が破れたのは3回裏。
赤田ヒットの後のアレマッスル・カブレラの場面。

 
そこまで飛ばさんでもスタンドに入れば一緒やー!


 
それが、飛ばしてしまうんだよね~。

まー君の投げた外角高めに、ホントハマモリタインダヨ・スイングが激突。
(2007年に西武ドームでカーターが打たれたサヨナラ本塁打のような右への踏み込みでした)

 
あっという間に打球はライトスタンド上段席へ。2点先制(オ2-0楽)
よし!今日もいけるかも・・という予感はありましたよ。このままじゃ終わらないとは思ってましたけど。




 
で、案の定、6回にはポロロッカからランナー貯めて林田さんにレフトスタンドへ運ばれるんですよね。(オ2-4楽)

まー君も球数はコンパクトで昨年までの経験なら完投ペースでした。






6回、7回とじわじわと責め立てるものの、まー君は大崩れする気配なし。
6回にはDONDEN-岡田の信念である「代打はええヤツから使う」という起用法で
モー村さん&キタガーさんの切り札を早くも使い切ってしまう展開。

そしてヌッキーに代わって調子のよろしくない小松&大輔が7,8回と敗戦処理ともいえるリリーフ登板。
このお二人のピッチングが実に危ういこと。ゲームの流れとしても、楽天側に完全に傾いている状況でした。


 
それでも食らいついて離れなかったんよ。そら壮よ。
まー君から猛打賞よ。



 

ここで、ビッキーはモー村さんに代打を出され、その交代として守備から出ていた山崎浩司がバッターボックスへ。
守備の人だった彼も、いつの間にか打撃にも特徴のある「良いバッター」になってました。
上手く打ち返して8回で1点差。(オ3-4楽)

ここから信じられない展開に。
まず、まだあと50球は投げられるはずのまー君を降板させ、楽天は継投策に。
この回はそれで凌がれ、一見成功したかのようでしたが・・

9回裏には楽天守護神の福盛さんが登場。
こちらは先頭赤田が倒れて、打席にはここまで打つ気配なしのごっつぁん。



それがねぇ、見事にあの「絶妙なインローの変化球」が来たんですよ。
本能的に反応するゴッツァンのバット。

 



 

このとき、歓喜の輪の中、ひとりプレッシャーを感じていたように見えたのがラロッカ。
でも、この後冷静に一塁線を破る2塁打を打ちましたよね。

 


田口・T-岡田も冷静に四球を選んで、二死満塁。
ただ去年なら、ここまで追い詰めておきながら得点できずに延長に持ち込まれ、
結局負けるパターンが多かったわけですよ。特に楽天戦。

でもなんだか展開が違いましたね。








プレッシャーを感じていたのは、向こうの方でした。とくにセットポジションが不得意と言われる小山投手でしたから。
でもなんだか勝つか負けるか、運と力の差はわずかなのに、この結果の差はなんなんだろう。

バントが下手だったり、守備や走塁の不味さが出たり、一発頼みだったり、
ビハインドのゲームで信頼を得ている中継ぎ投手がいなかったりと昨年からのパターンに変化が無いというか、
やっぱり同じチームなんだなぁとは思うものの、
(香月が今日みたいなこういう追い上げムードの場面で出ていると、また登板過多になりかねない。今週は登板が空くからいいのですが)

こういう注目されたゲームで最後は勝つという試合が見られたことは、すごく幸せです。
オリックスのサヨナラ勝ち、今まで120試合以上現地で見てきて初めて遭遇しました。


 


 


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4 コメント

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まーくん降板時点で・・・ (☆maruko☆)
2010-03-22 08:23:14
逆転サヨナラ臭がプンプンと・・・(苦笑)。
まーくんなら悪いなりに何とか踏ん張るはず!と信じてたんですけどね。完投能力充分だし。
左に有銘はまあいいとして、9裏の福盛コール時点で悲鳴上げるレフスタ(ほぼ全員)。
しかも1,2塁と塁埋めた時点で小山ンてあり得ん(笑)。
ランナー無しならまだマシなんですけど、絶対2連続四球でサヨナラ~♪って思ってたら、そこまで行かずワイルドピッチって、もう、笑うしかなかったです。野村采配が懐かしい・・・。
しかもアタシ、オカダは実は大嫌いなんですけど(すんません)、この2戦が采配負けだったことは充分に認めます。つか、シーズン終わってみたら、昨季のリベンジな結果が待ち受けてそうでコワイ・・・。
とりあえず、少しだけでもご挨拶できてよかったです。また今季も(結局敵同士になっちゃいましたが)どうぞよろしくお願いします!
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サヨナラに遭遇したのは初でしたか (ミスチルファン1974)
2010-03-22 22:15:31
てっきり何回かは当たっていると思っていたので、意外でした。
極めてレアな形でしたが、良かったですね。

イチローに当てろはまったく気が付きませんでした。
この三連戦は接戦ばっかりで気が抜けませんでしたが、こういう試合をものにしていくと強くなっていくでしょうね。
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☆maruko☆ さん (かずまん)
2010-03-22 23:39:04
どうも。
ブラウン監督は、たしか抑えの永川に対してはどんなに炎上しても代えなかったはず。
それにしては福盛をあっさり降板させたのは、自分の信条と周囲の助言との間で、混乱してるみたいに思います。

月曜のスタメンを見ると、それ相応に忠告を聞き入れてるような感じはしますけどね。
また時間をかけて、自分のやり方をみつけるんじゃないでしょうか。

ちなみに采配云々を除けば、私もどんでんはんはまだ生理的に好きではないです。
(いまだに2007年の甲子園でのオリ戦での抗議が解せない)
お宅のノムさん就任直後と同じような気持ちかと。
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ミスチルファン1974さん (かずまん)
2010-03-22 23:44:39
どうも。忙しい中の観戦、お疲れ様でした。
サヨナラ勝ちは、厳密には高知でのオープン戦で一度見てるんですが、公式戦では初めてでした。
あと1本でサヨナラ勝ち、という場面は何度もありましたが。
ただ、今回はタイムリーではありませんので、次は「サヨナラ打」を見てみたいですね。
サヨナラ負けは何度も何度も見ましたが。

この三連戦、かろうじて勝てたという形が3つ続きましたが、
こういうのが積み重なると凄いことになりますね。
選手達が勝った瞬間喜んでる姿を見ると、やっぱり勝つことって大事ですね。
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