予告どおり東京への出張がありましたので、一泊してついでに東京観光することができました。
月島でもんじゃ焼きを食べたり、あえてこの時期に東京タワーに上ってスカイツリーを眺めてみたり・・
そして夕方には神宮外苑にある野球場へ。ちょっとした人だかりに近づいてみると、バファロー・ベルと燕太郎様が。
去年、ここで燕太郎がベルにセクハラしまくった結果、ベルのリアクションがかわいいという評判が広まって
ベル(のみ)全国的に有名になったということで、いわば因縁のお2人?
しかし兄の存在感が・・というか、兄ここに来てないやん。
さて。
この日までオリックスは6連敗中。そして不調ながらも主力としてチームを支えていた坂口は執念のダイビングキャッチで肩を脱臼。
ただの1アウトを取るためのプレーが野球人生、いや野球を職業とする人間にとっては人生そのものを揺るがすケガを負って離脱。
結局、このプレーも報われずにチームは勝てなかったわけで、いろいろファンの間でも衝突があったようです。
私は、その間野球を見られる状態ではなかったので、何も意見できませんでしたが、
このまま高年俸の坂口が元の力を発揮できないようになるなら、早目に切り捨ててトレードか契約解除もありだとかいう
主張を散見したときには、もうファンとしても終わってるのかなと思ってました。
でもそれが勝利至上主義だというやつかもしれませんが。
とかいっても、坂口が怪我した試合、オリックスから切り捨てられた谷佳知に打たれて負けたわけだし。
そこがゲームのコマではない、生身の人間が戦う野球の面白さだと思います。
コロコロ主力を入れ替えていては、チームにも愛着持たれなくなるしね。
そんな中も、神宮のレフトスタンドに行けば、現場のいつもの方々と一緒に応援できて楽しかったですね。
かつては私も東京に住んでいて、東京のオリックスファンの1人だっただけに、
3年ぶりの神宮、休日での観戦は6年ぶりという懐かしさもありました。
そして、今年初の屋外ナイター。やっぱり夕暮れ時の屋外っていいですね。
少し風が強かったですが、寒さを感じなくなってきた季節になりましたし。
試合はオリックス木佐貫-ヤクルトロマンの先発。
木佐貫は序盤1回、2回と制球が定まらずにランナーを貯め、2回にピッチャーのロマンのタイムリーで1点を献上。
2死から9番ピッチャーのロマンを相手にタイムリーを打たれるのは誤算、でしたね。(ヤ1-0オ)
この試合は、終盤誤算だらけでしたが、その序章みたいなもんでしょうか。
とはいえ、木佐貫が要所を締めたというか、ヤクルト打線が決め手の欠けたのか、
とにかく1-0のまま、試合はサクサク進んでいきました。
坂口が抜け、後藤もスタメンから外れたオリックス打線は、1番森山、2番野中、3番大引と打順を組み替えるも、
なかなか点が取れそうに無い雰囲気。
「どうぞどうぞ、お先に点を。」
「じゃいただくよ。ありがとう。」
さらに、バルディリスが急に太股をつったのか、アクシデントでトレーナーが駆け寄ったり、
大引はミレッジアタックを受けて負傷・治療したりと、見ていて不安が膨らむところはありました。
東京応援団は色々事情があって、終盤まで団員さん1名でリード&トランペットの演奏を頑張ってました。
神宮は太鼓が禁止されているので、トランペットでリズムを取るのはなかなか難しいものですね。
でも野中・安達・川端と汎用歌が続くので、安達には小川博文(初代)、川端には副島孔太の応援歌を流して
変化をつけて楽しませてくれました。
マジメそうな風貌の若い団員さんですけど、なかなかやるなと思わせてくれたもの。
また、私が副島の歌詞で歌ってると、後ろから阪急山越の時代の歌詞で歌ってる人がいて、爆笑もんでした。
木佐貫には阪急時代の汎用歌「♪われらの勇者きっさぬき~」
また、頼りない打線に対して木佐貫が打席に立ったときには「自分で決めろ!木佐貫!」というコールをしたり。
7回表の攻撃前は、球団応援歌「SKY」の曲が途中で切られる仕打ちを受けるも、アカペラでみんなで歌いきったり。
木佐貫は援護が無い中、7回にピンチを招くも追加点は許さず、試合は8回へ。
この時点で午後8時。木佐貫はちょうど100球を投げたところ。
8回表、先頭打者は安達の代打に後藤が。
この男、代打になると打ち気が異常に強くなって、全ての球に手を出すところがあるため、
この世の中で代打に一番似合わないと思ってたんですが、うまく1塁線に持っていって2塁打。
回の先頭ならアリか。
そして川端が器用に送って1死3塁。打席にはフミヒロの代打、北川。
北川は犠牲フライでなんとか同点。(ヤ1-1オ)木佐貫に負けをつけない展開まで持ってきました。
ようやく念願の点を取ったということで、狂喜乱舞のレフトスタンド。
8回裏は平野がマウンドへ。なかなかリードしてマウンドにいく機会がないですね。
ただ、平野も去年までのような調子が維持できず、先頭のミレッジにヒットを許すと、内野ゴロの間に進塁され・・
畠山に勝ち越しの2塁打を献上。(ヤ2-1オ)
狂喜乱舞の傘が舞うライトスタンド。この日はかなり外野席は埋まってましたね。
レフト側も結構オリックスファン多かったですしね。
ただ、このときは野中が目測を誤り最初前進するもバックし、フェンス直撃を許してしまいました。
(野中の身長だと届かなかったかもしれませんが)
この試合の野中は、打撃では粘りもあり、ヒットも打って必死さが伝わる良いプレーが多かったんですが、
試合の決め手になりかねないこの守備が気になりました。
というのは、先日、打撃の調子がよく決勝打も放っていた梶本が、守備の1プレーのミスで全ての信頼をなくして2軍降格。
一方でチームは貧打に喘いでいることを思うと、梶本が抜けたのはチームにとって痛手だったのかもしれません。
それでも、守備重視とするからこそ梶本を外したわけで、2軍で打撃の好調を維持している竹原を昇格させないのかもしれません。
こうして、せっかく同点に追いついた直後に勝ち越しを許し、マウンドには16試合無失点のバーネットがマウンドに。
テンションだだ下がりのレフトスタンド。
しかしそのバーネットに噛み付いたのが野中。2アウトになり、もうあとが無い中で打者はイデホ。
カウントは追い込まれるも、なんとか粘ってフルカウントに持っていき、内角高めに入ってきたボールを・・
レフトポール際に運ぶ逆転2ランホームラン。9回2アウト2ストライクからの逆転劇。狂喜乱舞のレフトスタンド(2回目)。
まさか、土壇場で逆転されることはしょっちゅーあったけど、逆転するのは初めて見たかも。(ヤ2-3オ)
ということで頼むよ岸田・・という間もなく先頭にヒットを許し、バントで送られてランナーは2塁に。
ブルペンは岸田を信用するということで、ただ見守るのみ。
2アウトまで漕ぎ着け、あと1人という展開。ヤクルトは森岡の代打に藤本が打席に。
しかしカウントは追い込んだものの、外角へのストレートを待っていたようで、
レフトに流されて追いつかれちゃうんだよね。(ヤ3-3オ)。
またしても、意気消沈のレフスタ。連敗脱出は甘くないもの。
さらにランナーを貯めて打者バレンティンを迎え、サヨナラ負けを覚悟しながらも抑えきったのはらしいというか。
こうして延長戦へ。
10回表も後藤がヒット、川端バント成功とチャンスを作るものの、代打にアラカネを起用するもなかなか決まんなくて。
あと1ストライクで抑えりゃ終わるというところで打たれて展開が変わるという9回表、9回裏の影響もあり、
結構疲れてきたレフトスタンド・・。
21試合目登板の香月はしっかり抑えましたよ。
年間80試合登板のペースですが。
こうして7回までサクサクと試合が進んでいたわけですが(2時間で試合が終わると思った)
気付けば試合開始から3時間20分を越えて3-3の同点のまま11回の攻防に。このイニングが最終ですね。
ヤクルトのピッチャーは左腕の日高。この人も16試合無失点の凄腕。
一方、打者の日高はキャッチャーの予備待機ということで出番なし!
結局あっさり2アウトになるも、イデホは勝負を意図的に避けられて敬遠になり、2死1塁。
打席にはバルディリスが負傷して交代した山崎浩司。
普通のショートゴロだったものの、ヤクルト荒木はボールを持ちすぎて焦って1塁送球もセーフに。
山崎はヘッドスライディングなのかベースにつまづいて吹っ飛んだのかわからないくらい、
一塁の遥か先まですっ飛んでいましたが、曲がり者、職人と言われる山崎の全力疾走が好結果を招きました。
さらに続く後藤には敬遠で満塁。ピッチャーは日高から増渕に交代。打席にはルーキーの川端。
今度こそ・・の3点タイムリー2ベース。(ヤ3-6オ)
狂喜乱舞のレフトスタンド(3回目)
少し照れながらベンチに戻って手荒い祝福を受け、レフトスタンドにも顔を上げてくれました。
もういいよね。ブルペンにはミンチェが肩を作ってるけど。
降格前のあの状態で2軍の成績などお構いなしに1軍に呼ばれる待遇には腹立たしさはありますが、
今日はランナーを出しながらも、なんとか抑えてくれました。
ヒーローインタビューには決勝打の川端。今年28歳のルーキー。オリックス牧田や近鉄下山もそうでしたね。
大引とは年齢も変わらないだけに、すぐに大引並の活躍を求めらる立場にありますが、
一方でドラフト8位という処遇だったにも関わらずJR東日本からオリックス・バファローズへの入団を決めてくれました。
Swallows 3 - 6 Bs
ヤクルトとしては、11回表、山崎浩司をアウトにして終了のはずが取れず、
その打球処理をした荒木の守備としても、2塁フォースアウトにしとけばよかったものを周りが見えずに1塁送球にしてセーフと、
初歩的なミスが結果的に響いていました。
いくら好調のチームと言えども守備のミスは怖いものですね。
(だから梶本を外した理由に遡ることができる)
そして、坂口の故障離脱した枠で川端が成長してくれるということは、坂口にとっては復帰時のハードルが上がっているものかもしれません。
肩が弱くなってしまっている可能性もあるだけに坂口にとって厳しいものですが、それがシビアなプロの世界というものだということは受け止めたいと思います。
かつて、デイビーが離脱した影響で近藤が先発の柱として成長したこともあったように。
ま。なんにせよ、連敗中も3点差リードを追いつかれたときも同じように外野席から見ていましたが、
連敗ストップをこの目で見られたのは良かったです。
しかし平野・岸田が抑えきれず、相手もバーネット・日高が失点するという誤算だらけの試合展開だっただけに、
(ついでにスタメン野中や代打が合わない後藤が打つするという、まさかの展開も)
最後打たれそうな予感しかないミンチェを送り込んだのは、「無失点に抑えるという誤算」を読んでたから??
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
月島でもんじゃ焼きを食べたり、あえてこの時期に東京タワーに上ってスカイツリーを眺めてみたり・・
そして夕方には神宮外苑にある野球場へ。ちょっとした人だかりに近づいてみると、バファロー・ベルと燕太郎様が。
去年、ここで燕太郎がベルにセクハラしまくった結果、ベルのリアクションがかわいいという評判が広まって
ベル(のみ)全国的に有名になったということで、いわば因縁のお2人?
しかし兄の存在感が・・というか、兄ここに来てないやん。
さて。
この日までオリックスは6連敗中。そして不調ながらも主力としてチームを支えていた坂口は執念のダイビングキャッチで肩を脱臼。
ただの1アウトを取るためのプレーが野球人生、いや野球を職業とする人間にとっては人生そのものを揺るがすケガを負って離脱。
結局、このプレーも報われずにチームは勝てなかったわけで、いろいろファンの間でも衝突があったようです。
私は、その間野球を見られる状態ではなかったので、何も意見できませんでしたが、
このまま高年俸の坂口が元の力を発揮できないようになるなら、早目に切り捨ててトレードか契約解除もありだとかいう
主張を散見したときには、もうファンとしても終わってるのかなと思ってました。
でもそれが勝利至上主義だというやつかもしれませんが。
とかいっても、坂口が怪我した試合、オリックスから切り捨てられた谷佳知に打たれて負けたわけだし。
そこがゲームのコマではない、生身の人間が戦う野球の面白さだと思います。
コロコロ主力を入れ替えていては、チームにも愛着持たれなくなるしね。
そんな中も、神宮のレフトスタンドに行けば、現場のいつもの方々と一緒に応援できて楽しかったですね。
かつては私も東京に住んでいて、東京のオリックスファンの1人だっただけに、
3年ぶりの神宮、休日での観戦は6年ぶりという懐かしさもありました。
そして、今年初の屋外ナイター。やっぱり夕暮れ時の屋外っていいですね。
少し風が強かったですが、寒さを感じなくなってきた季節になりましたし。
試合はオリックス木佐貫-ヤクルトロマンの先発。
木佐貫は序盤1回、2回と制球が定まらずにランナーを貯め、2回にピッチャーのロマンのタイムリーで1点を献上。
2死から9番ピッチャーのロマンを相手にタイムリーを打たれるのは誤算、でしたね。(ヤ1-0オ)
この試合は、終盤誤算だらけでしたが、その序章みたいなもんでしょうか。
とはいえ、木佐貫が要所を締めたというか、ヤクルト打線が決め手の欠けたのか、
とにかく1-0のまま、試合はサクサク進んでいきました。
坂口が抜け、後藤もスタメンから外れたオリックス打線は、1番森山、2番野中、3番大引と打順を組み替えるも、
なかなか点が取れそうに無い雰囲気。
「どうぞどうぞ、お先に点を。」
「じゃいただくよ。ありがとう。」
さらに、バルディリスが急に太股をつったのか、アクシデントでトレーナーが駆け寄ったり、
大引はミレッジアタックを受けて負傷・治療したりと、見ていて不安が膨らむところはありました。
東京応援団は色々事情があって、終盤まで団員さん1名でリード&トランペットの演奏を頑張ってました。
神宮は太鼓が禁止されているので、トランペットでリズムを取るのはなかなか難しいものですね。
でも野中・安達・川端と汎用歌が続くので、安達には小川博文(初代)、川端には副島孔太の応援歌を流して
変化をつけて楽しませてくれました。
マジメそうな風貌の若い団員さんですけど、なかなかやるなと思わせてくれたもの。
また、私が副島の歌詞で歌ってると、後ろから阪急山越の時代の歌詞で歌ってる人がいて、爆笑もんでした。
木佐貫には阪急時代の汎用歌「♪われらの勇者きっさぬき~」
また、頼りない打線に対して木佐貫が打席に立ったときには「自分で決めろ!木佐貫!」というコールをしたり。
7回表の攻撃前は、球団応援歌「SKY」の曲が途中で切られる仕打ちを受けるも、アカペラでみんなで歌いきったり。
木佐貫は援護が無い中、7回にピンチを招くも追加点は許さず、試合は8回へ。
この時点で午後8時。木佐貫はちょうど100球を投げたところ。
8回表、先頭打者は安達の代打に後藤が。
この男、代打になると打ち気が異常に強くなって、全ての球に手を出すところがあるため、
この世の中で代打に一番似合わないと思ってたんですが、うまく1塁線に持っていって2塁打。
回の先頭ならアリか。
そして川端が器用に送って1死3塁。打席にはフミヒロの代打、北川。
北川は犠牲フライでなんとか同点。(ヤ1-1オ)木佐貫に負けをつけない展開まで持ってきました。
ようやく念願の点を取ったということで、狂喜乱舞のレフトスタンド。
8回裏は平野がマウンドへ。なかなかリードしてマウンドにいく機会がないですね。
ただ、平野も去年までのような調子が維持できず、先頭のミレッジにヒットを許すと、内野ゴロの間に進塁され・・
畠山に勝ち越しの2塁打を献上。(ヤ2-1オ)
狂喜乱舞の傘が舞うライトスタンド。この日はかなり外野席は埋まってましたね。
レフト側も結構オリックスファン多かったですしね。
ただ、このときは野中が目測を誤り最初前進するもバックし、フェンス直撃を許してしまいました。
(野中の身長だと届かなかったかもしれませんが)
この試合の野中は、打撃では粘りもあり、ヒットも打って必死さが伝わる良いプレーが多かったんですが、
試合の決め手になりかねないこの守備が気になりました。
というのは、先日、打撃の調子がよく決勝打も放っていた梶本が、守備の1プレーのミスで全ての信頼をなくして2軍降格。
一方でチームは貧打に喘いでいることを思うと、梶本が抜けたのはチームにとって痛手だったのかもしれません。
それでも、守備重視とするからこそ梶本を外したわけで、2軍で打撃の好調を維持している竹原を昇格させないのかもしれません。
こうして、せっかく同点に追いついた直後に勝ち越しを許し、マウンドには16試合無失点のバーネットがマウンドに。
テンションだだ下がりのレフトスタンド。
しかしそのバーネットに噛み付いたのが野中。2アウトになり、もうあとが無い中で打者はイデホ。
カウントは追い込まれるも、なんとか粘ってフルカウントに持っていき、内角高めに入ってきたボールを・・
レフトポール際に運ぶ逆転2ランホームラン。9回2アウト2ストライクからの逆転劇。狂喜乱舞のレフトスタンド(2回目)。
まさか、土壇場で逆転されることはしょっちゅーあったけど、逆転するのは初めて見たかも。(ヤ2-3オ)
ということで頼むよ岸田・・という間もなく先頭にヒットを許し、バントで送られてランナーは2塁に。
ブルペンは岸田を信用するということで、ただ見守るのみ。
2アウトまで漕ぎ着け、あと1人という展開。ヤクルトは森岡の代打に藤本が打席に。
しかしカウントは追い込んだものの、外角へのストレートを待っていたようで、
レフトに流されて追いつかれちゃうんだよね。(ヤ3-3オ)。
またしても、意気消沈のレフスタ。連敗脱出は甘くないもの。
さらにランナーを貯めて打者バレンティンを迎え、サヨナラ負けを覚悟しながらも抑えきったのはらしいというか。
こうして延長戦へ。
10回表も後藤がヒット、川端バント成功とチャンスを作るものの、代打にアラカネを起用するもなかなか決まんなくて。
あと1ストライクで抑えりゃ終わるというところで打たれて展開が変わるという9回表、9回裏の影響もあり、
結構疲れてきたレフトスタンド・・。
21試合目登板の香月はしっかり抑えましたよ。
年間80試合登板のペースですが。
こうして7回までサクサクと試合が進んでいたわけですが(2時間で試合が終わると思った)
気付けば試合開始から3時間20分を越えて3-3の同点のまま11回の攻防に。このイニングが最終ですね。
ヤクルトのピッチャーは左腕の日高。この人も16試合無失点の凄腕。
一方、打者の日高はキャッチャーの予備待機ということで出番なし!
結局あっさり2アウトになるも、イデホは勝負を意図的に避けられて敬遠になり、2死1塁。
打席にはバルディリスが負傷して交代した山崎浩司。
普通のショートゴロだったものの、ヤクルト荒木はボールを持ちすぎて焦って1塁送球もセーフに。
山崎はヘッドスライディングなのかベースにつまづいて吹っ飛んだのかわからないくらい、
一塁の遥か先まですっ飛んでいましたが、曲がり者、職人と言われる山崎の全力疾走が好結果を招きました。
さらに続く後藤には敬遠で満塁。ピッチャーは日高から増渕に交代。打席にはルーキーの川端。
今度こそ・・の3点タイムリー2ベース。(ヤ3-6オ)
狂喜乱舞のレフトスタンド(3回目)
少し照れながらベンチに戻って手荒い祝福を受け、レフトスタンドにも顔を上げてくれました。
もういいよね。ブルペンにはミンチェが肩を作ってるけど。
降格前のあの状態で2軍の成績などお構いなしに1軍に呼ばれる待遇には腹立たしさはありますが、
今日はランナーを出しながらも、なんとか抑えてくれました。
ヒーローインタビューには決勝打の川端。今年28歳のルーキー。オリックス牧田や近鉄下山もそうでしたね。
大引とは年齢も変わらないだけに、すぐに大引並の活躍を求めらる立場にありますが、
一方でドラフト8位という処遇だったにも関わらずJR東日本からオリックス・バファローズへの入団を決めてくれました。
Swallows 3 - 6 Bs
ヤクルトとしては、11回表、山崎浩司をアウトにして終了のはずが取れず、
その打球処理をした荒木の守備としても、2塁フォースアウトにしとけばよかったものを周りが見えずに1塁送球にしてセーフと、
初歩的なミスが結果的に響いていました。
いくら好調のチームと言えども守備のミスは怖いものですね。
(だから梶本を外した理由に遡ることができる)
そして、坂口の故障離脱した枠で川端が成長してくれるということは、坂口にとっては復帰時のハードルが上がっているものかもしれません。
肩が弱くなってしまっている可能性もあるだけに坂口にとって厳しいものですが、それがシビアなプロの世界というものだということは受け止めたいと思います。
かつて、デイビーが離脱した影響で近藤が先発の柱として成長したこともあったように。
ま。なんにせよ、連敗中も3点差リードを追いつかれたときも同じように外野席から見ていましたが、
連敗ストップをこの目で見られたのは良かったです。
しかし平野・岸田が抑えきれず、相手もバーネット・日高が失点するという誤算だらけの試合展開だっただけに、
(ついでにスタメン野中や代打が合わない後藤が打つするという、まさかの展開も)
最後打たれそうな予感しかないミンチェを送り込んだのは、「無失点に抑えるという誤算」を読んでたから??
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
デホが何とか負けを無くしたし、光尊が雪辱を晴らしてくれたし。
木佐貫に勝ちが付かなかったものの、最近では最高の試合になったと思います!
超ハイペースで進むも、終わってみたら4時間近いという”熱戦”。
2アウトからのドラマが目白押しで、諦めない事の大切さを見せられた気がしました。イデホといい、川端といい、打った瞬間は泣けましたね。
今日も勝てるか?またイデホが打ちましたね!
岸田頼むぞ!