風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

雁ノ巣決戦#1

2010-09-20 | Bs現場レポ2010 
この週末、所用で沖縄へ行ってきたのですが、その帰りに福岡に立ち寄ってきました。(どういうこっちゃ?)
さすがに沖縄行った帰りに札幌に立ち寄ってきたは無いです。

オリックスはまさにCS争いの渦中。
そんな中で力を発揮し、チームとして機能しているため、まだまだ遜色ない戦いが繰り広げられています。
もう戦えるチームとして確立されてきている証だと思います。

今まで、オリックスというチームは一軍二軍問わず力の差が無い選手達が集まっていました。
だから、相性次第で3番に打率2割を切る牧田勝吾が座って結果を出したり、
シーズンで2週間しか活躍できなかった相川や濱中の起用がヒーローになったり、そういう形が理想だと思っていました。
でも今は、もはや選ばれた9人が一年戦えるだけのレベルに達していること、
それがとっかえひっかえしなくても済む、どっしり構えられる強いチームへと生まれ変わろうとしています。
実際、T-岡田は重傷を負っていても、一軍に残している意味は実証されました。
そのために、出場している選手達に対しては、常に厳しい言葉が掛けられているような気さえします。

ただ一方で、そんなチームの和に加わっていない選手達の現状も気になっていたりします。
でも、今できる範囲の中で最後まで戦い抜いて、勝つことの喜びを得てもらい、
更には二軍とはいえ覇者として頂点を目指して欲しいという希望を持っていました。







そういうわけで。雁ノ巣レポートです。
ずっとサングラスかけてましたけど、結構強い日差しでした。今の日焼けは、沖縄ではなく福岡でできたもの。





現在、1ゲーム差の中に、阪神・オリ・ソフトバンクの3チームがひしめき合う団子状態となっているウエスタンリーグ。
この試合を含めて、オリックス戦は残り2試合。ソフトバンクは3試合。阪神は残り4試合。
ただしオリ&バンクは自力アレは消滅。阪神やソフトバンクと戦う中日次第で、アレの行方が決まる展開です。
オリは条件として非常に厳しいんですが・・。
とにかく、上位3チームの直接対決は、この雁ノ巣での試合が最後。雁ノ巣決戦です。


さてこの球場。
初めてやってきたんですが、いろいろ気になった点を紹介します。

・球場上空を福岡空港へ降り立つ飛行機がひっきりなしに飛んでる。
(スカイマークの飛行機もたくさん見られるよ)

・グラウンドスタッフに女性も活躍されてました。
(球審の山本さんが「ボールボーイ!」て言うと女性が登場。ボールガールやんか)

・カウント表示がやけに早い!
(球審のストライクコールと同時くらいに、ストライクが点灯してた)

・スコアボードがアナログ。
(味があっていいですね。ただスコアの数字と選手名の文字の大きさがアンバランスなのが気になって仕方なかった)


Bsのスタメンは3番セギノール、4番ラロッカ、5番大村でした。


それとHの先発投手は新垣君。


Bsは山ピーこと山崎正貴。



三塁塁審には先日引退した谷さんの姿が。今後は後輩の育成に努められるんだと思います。
来季はセ・パ合同となることから、特に福家・杉本・佐藤の教育を宜しくお願いいたします。



さて。1回の攻撃からバイナムが絶好調。
今日はまさにバントヒット、盗塁、捕手のお手玉の間の進塁など機動戦士バイナムといえる活躍でした。


汚れていない部分で顔を拭かれています。


ただ、1回表は満塁のチャンスも得点できず、その後も尻上がりに調子が良くなる新垣君の前に
お決まりの「あと1本出ない」パターンを披露していました。




逆に山ピーは、先頭打者のヒットから牽制悪送球、暴投でいきなり初回ノーアウトで1失点。
どうやら、ランナー出したときのクイックなどに弱点が垣間見えました。

この日のマスクは伊藤光。これだけ屋外で練習を重ねても白い肌に驚きました。



初回の攻防からもいえるように、まさに「序盤が全て」の展開になりかねない試合でした。
ただ、その序盤が全てという言葉は後から言える話であって、私は好きではありません。
ミスは取り返して何ぼですし、最後まで戦い抜く姿勢が大事だと思ってますので。


山ピーはその初回の1人相撲以外は良かったんですよね。
ランナー出しても、ゲッツーしとめたり、三振取ったりと6回までは追加点を許しませんでした。



そんな中で、印象的だったのが柴田亮輔。彼もT-岡田と同期入団ですし、もう5年目。
中盤まで新垣からヒットを打ったのは彼だけでした。




積極的な走塁も仕掛けていましたし。
(バイナムのバントヒットも含めて二軍の試合は思い切り選手達が動いてる印象が強いです。
時に未熟な分、暴走もありましたけど。)


それが。


円陣を組み、大島コーチ(小(ちい)ちゃん)の「スライダー狙ってけ」という指示のもと、
6回に試合が動き出しました。





先頭打者バイナムのバントヒットを皮切りに、セギノールがセンター前(代走シモヤマン)
そしてラロッカがタイムリー2ベースで続いて同点。(ソ1-1オ)

ここから新垣君は制球が乱れて四球や暴投を連発。
ランナー背負うと人が変わったかのように自滅してしまうのは、もはや持病という声も上がっていました。
(持病?どこか悪いの?・・・うん、コントロールが悪いんだよ。)


四球で出塁する大村さんの一芸。



そして赤田君も四球を選んで押し出し。逆転。(ソ1-2オ)


そしてヒサオのフライの打球は外野手の間に落ちるタイムリーヒット。(ソ1-3オ)
代わった高橋秀も暴投。(ソ1-4オ)

こうしてオリックスが試合の主導権を握る形で終盤へ。
写真が多いので、続きは別記事にします。

もちろん、すんなりと試合は終わりませんでしたよ。
#2に続く。


にほんブログ村 野球ブログ オリックスバファローズへにほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿