風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

天井を仰ぐ

2012-09-09 | Bs現場レポ2012 
朝6時から泉大津方面での仕事があり,午後2時過ぎに終えられたので,阪神高速湾岸線の助松入口から大阪港線の波除ランプへ。
波除ランプから降りてすぐに京セラドームがあるので,神戸東部や和歌山方面から車で来るのにも,
わりと便利がいいところなのかもしれません。

ということで,午後3時前から観戦。
今日はいつもより人入りが良かったようで外野下段席はほぼ満席。
(それでも上段席の広告横断幕は1塁,3塁側両方ともに張っていましたが)
なので,しばらく内野自由席のライトポール際でダラ~っと試合を見ていました。



試合は5回を終えたところ。





オリ打線はハム先発中村を打ちあぐね,苦しい展開。







またオリックス先発海田は初回に2点を許し,
その後もヒットを多く許しながらも堪えて3回無失点。








4回以後は佐藤・比嘉・中山・許と繋いで2点ビハインドのまま終盤を迎えるという展開に。


ただ,ここんところ気になるのは,中山とミンチェが±3点の範囲で先発が降りたら必ず登板となっているところ。
明らかに登板過多だと思います。

逆に小松・山田・西川は,今日のような3回で先発が降りた場合でも登板がありませんし。
2軍でセットアッパー役になってる高宮・鴨志田はチャンスすら与えられていません。
吉野も2軍の試合を見る限りでは安定してきていました。

今季の反省点として,勝ちパターンに平野・岸田以外の中継投手を確立できなかったこともひとつ挙げられます。
それが平野・岸田への負担増に繋がり,岸田のリタイアにも影響したとも言われています。

ただ,どんなに勝たなくてはいけない試合で僅差でリードしている展開でも,平野・岸田に3連投以上の登板をさせない,
それで逆転負けを喫しても,それ以外の投手に賭けなければならない,という作戦も必要だったはずです。

少なくとも中継投手に年間50試合以上登板させると,何かと後に影響を残すリスクを抱えますし,
それに平野・岸田に万が一のことがある場合に備えたり,将来のセットアッパーを育成するためにも,必要だったはずです。

それが目の前の試合の勝利にこだわったために,偏った投手力に頼る傾向にあるような気がします。
ただ,去年の1厘差でCS進出を逃したことを思うがために,何が何でも平野岸田で勝つという姿勢が強くなったとすれば,
昨年の悔しさが皮肉な形になったと言わざるを得ません。

でも,今の実質消化試合状態では,中山・ミンチェにそこまでの負担を強いていいのか,不安に思ったりもします。
一方で,勝たなきゃファンサービスにもならないし,
若手育成という意味で川端・小島・安達などルーキーが出場を続けている試合を主力投手で支えるべきなのかもしれませんし。




この順位で負けていると,何をやってもマイナス志向になりがちになりますね。
ただ,せっかく1軍にいる山田や西川を腹をくくって出場させなきゃ,もったいないと思いますよ。
安達,縞田に出場を続けさせているんだから。



ハム応援席は,シーズン終盤恒例の「おい!鶴岡!おまえ!・・・(中略)・・あきらめないぞ!」という掛け声で気合十分。
今シーズンのハムは,なんだかんだで鶴岡がキーマンなのかもしれませんね。








Bs 0 - 2 Fighters
あまり見所のないまま,完封負け。
ハム中村に終始タイミングを狂わされ,日高や後藤の当たりなど,芯を捉えたバッティングもありましたが野手の守備範囲。
結局,簡単に打てない展開では,野中が成功した内野安打のように,ゴロ(特にバウンドの高いやつ)を打って
しぶとく出塁するような攻略法も必要な気がします。
何が何でもヒットを打てじゃなく,セコイやり方でも出塁,進塁,得点できる野球ってのも今後見たいものです。

今季なりの反省点は色々あるわけなので,そこは生かして欲しいですね。



なお,北神戸の2軍は今日も勝った模様です。
2軍とはいえ,このままあと残り6試合のうち5勝すれば優勝できるという,ギリギリの緊張感での戦いが続いてます。
今は逆に2軍のほうが良い経験が積めるという可能性も。
その点,1・2軍の出場登録は各選手の育成に有効に使ってもらえればと思っています。


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