
今日の所沢では終盤9回表に宿敵西武相手にオリックスが逆転勝ちということで,
木佐貫と日高の粘り強さで失点を最小限に留めたことが生きました。
と,同時に,岸からの同点打となったゴッツァンの内野安打は,打ち取られた当たりでも
しぶとく出塁できたことが良かったと思っています。
というのも,前回の記事で書いた「クリーンヒットでなくても嫌らしい形で出塁・進塁・得点ができれば」という要望に応えてくれたわけですが,
それを実現できたのは,打ち損じでもゴロを打ったことに尽きると思います。
フライなら捕球のみでアウトになるのに対して,ゴロなら捕球・投球・捕球の3アクションが重なるということで,
相手のミスが生じる確率も高くなり,特に拮抗した試合なら相手守備も焦りが出るところなので,
もっとこのような攻撃ができればと思っています。
そして,この試合は9回のT-岡田のファウルで粘ったことも良かったですね。
これまでのオリの攻撃は早打ちが多く淡白な攻撃が目立っていたので,やれば出来るやんか,てなものです。
打撃にも粘りが出てくれば,将来的に強くなれるような気がしています。

さて。
話は先週の土曜日に戻って,京セラドームの試合を見た後にやってきた神戸市北区有野台。
ウエスタンリーグ,あじさいスタジアム北神戸のオリックス-中日戦にやってまいりました。
京セラドームからだと,阪神高速大阪港線・波除ランプから湾岸線住吉浜で下車,
そこから北へ向かって六甲有料道路・六甲北有料道路を経て約1時間ちょっとで到着。
こちらも佳境に差し掛かったプロ野球・ウエスタンリーグ。
2軍とはいえ,有料争いに燃えるオリックス・バファローズがここにあります。

9月になって鈴虫とコオロギの鳴き声がこだます,相変わらず牧歌的な雰囲気。
つい先日までは,夏山の象徴であるヒグラシの声が響いていたところでしたが。
実は,9月11日時点でウエスタン首位のソフトバンクが広島に破れたため,2位オリックスとのゲーム差は2.5。
残り試合はソフトバンク8試合,オリックス6試合,そのうち直接対決が5試合残っています。
ざっと計算したところ,ソフトバンクはオリックス以外に全て勝つと,直接対決で2勝でもすれば優勝します。
そうなると,オリックスは残り6試合のうち1敗までしか許されないということになります。
そういう自力優勝へ望みを繋いだ先週の土曜日。

オリックス先発は古川,キャッチャーは齋藤でした。
古川は1軍昇格後,中継としての役割だったものの,力を発揮できないまま降格。
2軍に戻ってからは,再び先発としてローテーションの一角を担い,力を発揮しつつあります。
もともと回跨ぎをすると不安定になるのが課題だっただけに,先発として課題を克服できればいいですね。
この試合は,7回1失点と上々の投球でした。
齋藤も自信をつけるためにも,ここでしっかり実戦に出ることが必要なのかもしれません。

一方で,キャッチャー伊藤はこの試合出番はありませんでした。
ただ,元気そうですし,もともと腰に爆弾を抱えていることもあるので,体を作ってレベルアップに備えてくれればと。


この試合,シモヤマンのブログでも書かれていましたが,
フェンスダイレクトの打球をレフト荒金の処理がうまくシングルヒットにとどめたり,
宮崎が代走で出場し即盗塁を決めたり,三ツ俣もチャンスでヒットを打ったり,
竹原は相変わらず自分のバッティングスタイルを貫いてヒットを量産していたり,
深江がタイムリー,盗塁とチームを勢いづける活躍だったりと,
なかなか1軍でお目にかかれないメンバーも持ち味を生かしながら,レベルアップしてる様子が伺えました。


特に,2-1とオリックス1点リードのまま膠着状態だった試合を
一気に勝利へ引き寄せた,深江のライトオーバーのホームランは良かったですよ。
先日コメントいただいた東灘区のオリキチさんも,深江の素質と成長ぶりに期待を寄せられていましたが,
この試合でも深江の将来が楽しみに思えます。
特に俊足で外野守備は専門ですから,野中や小島,梶本が急造で外野守備していることを思うと,
彼にもチャンスを与えて競争して欲しいと思います。

中継投手は多く1軍へ送り込める方が良いと新井監督も言われてましたから,
高宮もブルペンにいた鴨志田も,腐らず実力を磨いて欲しいものです。

最後は吉野が試合を締めて,ゲームセット。
吉野は2010年に1軍昇格がないままファーム公式戦で9連投したほか,ファーム登板数の記録も作りました。
今の1軍の岡田監督の考え方のもとでは,どんなに試合数をこなしても耐えられる体を作るためにそれに備えるためにそれだけの登板を果たしたものだと思います。
ただ,それでも握力が維持できなくなれば球威も落ちますし,結局今年は1軍での活躍が続けられませんでした。
逆に去年,一昨年に無理をしなければ今年の活躍ができたのかもしれませんが,
それでも故障を抱えることなく黙々と投げ続けています。





試合後のミーティング。

そしてクール・ダウンへ。

柿原はイジられ役なのか?
先輩に相手にされる方が,この世界はいいのかもしれませんね。

深江にアドバイスするシモヤマン。

この輪の中にはグッチの姿も。
岸田は試合前には帰宅しましたが,グッチは最後まで戦況を見守っていたようです。
Bs 3 - 1 Dragons
ともあれ,この中日3連戦で3連勝したことで,ファーム優勝への望みが繋がりました。
とにかく,負けも引き分けも許されないという状況で勝ち続けることができるか,
これは去年の1軍がシーズン最終戦で破れCS出場を逃した緊張感を,ここでもう一度試されているのかもしれません。
ミスをしないこと,冷静に状況を見極めること,それが試せる絶好の機会。
最後まで楽しませて欲しいと思います。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
木佐貫と日高の粘り強さで失点を最小限に留めたことが生きました。
と,同時に,岸からの同点打となったゴッツァンの内野安打は,打ち取られた当たりでも
しぶとく出塁できたことが良かったと思っています。
というのも,前回の記事で書いた「クリーンヒットでなくても嫌らしい形で出塁・進塁・得点ができれば」という要望に応えてくれたわけですが,
それを実現できたのは,打ち損じでもゴロを打ったことに尽きると思います。
フライなら捕球のみでアウトになるのに対して,ゴロなら捕球・投球・捕球の3アクションが重なるということで,
相手のミスが生じる確率も高くなり,特に拮抗した試合なら相手守備も焦りが出るところなので,
もっとこのような攻撃ができればと思っています。
そして,この試合は9回のT-岡田のファウルで粘ったことも良かったですね。
これまでのオリの攻撃は早打ちが多く淡白な攻撃が目立っていたので,やれば出来るやんか,てなものです。
打撃にも粘りが出てくれば,将来的に強くなれるような気がしています。

さて。
話は先週の土曜日に戻って,京セラドームの試合を見た後にやってきた神戸市北区有野台。
ウエスタンリーグ,あじさいスタジアム北神戸のオリックス-中日戦にやってまいりました。
京セラドームからだと,阪神高速大阪港線・波除ランプから湾岸線住吉浜で下車,
そこから北へ向かって六甲有料道路・六甲北有料道路を経て約1時間ちょっとで到着。
こちらも佳境に差し掛かったプロ野球・ウエスタンリーグ。
2軍とはいえ,有料争いに燃えるオリックス・バファローズがここにあります。

9月になって鈴虫とコオロギの鳴き声がこだます,相変わらず牧歌的な雰囲気。
つい先日までは,夏山の象徴であるヒグラシの声が響いていたところでしたが。
実は,9月11日時点でウエスタン首位のソフトバンクが広島に破れたため,2位オリックスとのゲーム差は2.5。
残り試合はソフトバンク8試合,オリックス6試合,そのうち直接対決が5試合残っています。
ざっと計算したところ,ソフトバンクはオリックス以外に全て勝つと,直接対決で2勝でもすれば優勝します。
そうなると,オリックスは残り6試合のうち1敗までしか許されないということになります。
そういう自力優勝へ望みを繋いだ先週の土曜日。


オリックス先発は古川,キャッチャーは齋藤でした。
古川は1軍昇格後,中継としての役割だったものの,力を発揮できないまま降格。
2軍に戻ってからは,再び先発としてローテーションの一角を担い,力を発揮しつつあります。
もともと回跨ぎをすると不安定になるのが課題だっただけに,先発として課題を克服できればいいですね。
この試合は,7回1失点と上々の投球でした。
齋藤も自信をつけるためにも,ここでしっかり実戦に出ることが必要なのかもしれません。


一方で,キャッチャー伊藤はこの試合出番はありませんでした。
ただ,元気そうですし,もともと腰に爆弾を抱えていることもあるので,体を作ってレベルアップに備えてくれればと。




この試合,シモヤマンのブログでも書かれていましたが,
フェンスダイレクトの打球をレフト荒金の処理がうまくシングルヒットにとどめたり,
宮崎が代走で出場し即盗塁を決めたり,三ツ俣もチャンスでヒットを打ったり,
竹原は相変わらず自分のバッティングスタイルを貫いてヒットを量産していたり,
深江がタイムリー,盗塁とチームを勢いづける活躍だったりと,
なかなか1軍でお目にかかれないメンバーも持ち味を生かしながら,レベルアップしてる様子が伺えました。




特に,2-1とオリックス1点リードのまま膠着状態だった試合を
一気に勝利へ引き寄せた,深江のライトオーバーのホームランは良かったですよ。
先日コメントいただいた東灘区のオリキチさんも,深江の素質と成長ぶりに期待を寄せられていましたが,
この試合でも深江の将来が楽しみに思えます。
特に俊足で外野守備は専門ですから,野中や小島,梶本が急造で外野守備していることを思うと,
彼にもチャンスを与えて競争して欲しいと思います。


中継投手は多く1軍へ送り込める方が良いと新井監督も言われてましたから,
高宮もブルペンにいた鴨志田も,腐らず実力を磨いて欲しいものです。


最後は吉野が試合を締めて,ゲームセット。
吉野は2010年に1軍昇格がないままファーム公式戦で9連投したほか,ファーム登板数の記録も作りました。
今の1軍の岡田監督の考え方のもとでは,どんなに試合数をこなしても耐えられる体を作るためにそれに備えるためにそれだけの登板を果たしたものだと思います。
ただ,それでも握力が維持できなくなれば球威も落ちますし,結局今年は1軍での活躍が続けられませんでした。
逆に去年,一昨年に無理をしなければ今年の活躍ができたのかもしれませんが,
それでも故障を抱えることなく黙々と投げ続けています。





試合後のミーティング。

そしてクール・ダウンへ。

柿原はイジられ役なのか?
先輩に相手にされる方が,この世界はいいのかもしれませんね。

深江にアドバイスするシモヤマン。

この輪の中にはグッチの姿も。
岸田は試合前には帰宅しましたが,グッチは最後まで戦況を見守っていたようです。
Bs 3 - 1 Dragons
ともあれ,この中日3連戦で3連勝したことで,ファーム優勝への望みが繋がりました。
とにかく,負けも引き分けも許されないという状況で勝ち続けることができるか,
これは去年の1軍がシーズン最終戦で破れCS出場を逃した緊張感を,ここでもう一度試されているのかもしれません。
ミスをしないこと,冷静に状況を見極めること,それが試せる絶好の機会。
最後まで楽しませて欲しいと思います。

お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
先発が西でDHスタメンで坂口など驚きました!
あじさい名物の?芝のとこは落ち着いていい感じですよね。
2軍にはぜひ優勝してもらいたいです!