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風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

真夏の追込み猛特訓@神戸サブ

2011-07-24 | Bs現場レポ2011 
週明け提出の仕事を金曜夜から完全徹夜で仕上げ、土曜日の昼は大阪から逃亡。
神戸に帰ってました。

自宅に近くの神戸総合運動公園に少し寄り道。
ほっともっとフィールド前の向日葵が見ごろです。







これを見ると、夏だね~って気分になります。
そして、この週末といえば、土曜日の昼過ぎには千葉のマリスタで、日曜日の午後は仙台のKスタで、
プロ野球のオールスターが行われていました。

昔は、オールスターっていうと、パリーグ魂を見せ付けるべく応援にも力が入ったものです。
が。今や、なんか斉藤斉藤マー君ダルビッシュ中田って、テレビに取り上げられる選手といえばパリーグばかりですね。
それだけメジャーになったということは、逆に言えばパリーグファンが一丸となって全国ネットのテレビで応援するという雰囲気も、
だいぶ変わってきたのかな。
昔は、パリーグのチーム、選手、応援歌などの存在を示すには、日本シリーズに出なければオールスターしかなかったわけですから。

そしてこのオールスター、オリからは、不振と失敗に明け暮れたTと岸田が、大舞台で活躍してくれましたね。
岸田がどんな思いで仙台のマウンドへ上がったかについても、少しは取り上げられるようになりましたし、
関西ローカルではなかなかオリックスを取り上げられない状況も、こういう全国ネットならオリもプロの一球団として
取り上げてくれるのかな、て思ったりします。

ただ、T-岡田よりも中田の方がクローズアップされてる感じはしましたし、あらかじめ有名な選手を取り上げられるよう
仕組まれてるような気もしますが、でも割合T-岡田のホームランシーンは何度もリプレイされてましたし、
仙台のライトスタンドの人たちもT-岡田のホームランに喜んでいたみたいなので良かったです。


さて。
そんなプロの華やかな舞台がある一方・・・


神戸総合運動公園の隅っこにある目立たない神戸サブ球場では・・



地味に補修工事も行われつつ・・





地味にオリックス二軍の練習が行われていました。

毎年恒例、オールスターブレイクの間、二軍は公開練習となります。
一軍は、レストラン開店時間内(11:00~15:00)であればレストランから見ることが出来ますが、両日ナイター練習だったようです。
音楽もかかっていて、キャンプと同じ雰囲気。

そういえば、カラバイヨが日曜日に合流、ヘスマンがいませんでした。
ということは・・


全体練習は、w-up(ジョグ, 体操)、キャッチボール、シートノックなど。
そして投手と野手に分かれ、投手陣はトレーニング中心で、個別にブルペン入り。
野手陣はノックとティーバッティング、フリーバッティングがグループごとに行われていた感じ。





一塁側のブルペンには、ノブエがいました。

あの肘の手術で全治1年という大きな戦いが続いている最中、まだ7ヶ月しか経っていない状況の中、
ようやくボールを握っていることを確認しました。
1球1球、肩肘の状態を確認しながらゆっくりと投げ、
球を受けるブルペン捕手の清田さんは、「よしいいぞ、もう1球頑張れるか?」
と丁寧に問いかけながら、しばらく続いてました。

ちょうど私の弟が、ノブエの親族の方と知り合いになったとかで、オリックスの練習は毎日厳しくて大変だと
入団当初から弱音を吐いたりもしていたそうですが、
今、他のプロの選手達も経験していないような自らの人生をかけた長い戦いに挑んでいます。
また、他にも多くの選手がケガと戦いながらプロ野球を続けてきましたが、ケガが治ったところで、
プロの第一線として日本の最高峰の打者を抑えられるか、同様の投手から打てるか、などといった懸念から、
戦力外を突きつけられた選手も多くいます。

ノブエは、ケガが戻ってもプロとして期待されているから、これだけの大手術の面倒も見られたのかもしれませんね。




三塁側のブルペンには、小林賢司がいました。こちらも、長期間ケガと戦っている選手ですね。
赤堀コーチがつきっきりで指導しているということは、まだまだ伸びる可能性が見込まれているからかもしれません。














三俣は高校球児のままの五厘狩り。
プロっぽくないけど、さわやかですね。

こうやって見ると、いつもノックや打撃投手を務めているのは、専属のスタッフではなく二軍の監督、コーチたち。
新井監督だってノックも打撃投手もやるんですよ。
岡田監督が以前、オリックスの二軍助監督として2年在籍した時には、打撃投手で毎日100球以上投げ続けて
肩を壊したというエピソードもあります。

特に、今年はスタッフが減った二軍では、状況はより過酷になっているようにも思います。
(三輪、吉原、キムコーチの退団、本屋敷コーチの一軍異動があり、赤堀、葉室、塩Zコーチの加入を考えてもスタッフは減少)
ただ野球を職業として続けていくには、それくらいの体力が必要だということなのかもしれません。
山内副寮長など、背番号やユニフォームのないスタッフも総出で取り組んでいるようですし。


金子圭輔は、バットを背中に入れて、フォーム強制をやってました。
今年は一軍で1安打も打てないままですので、ぜひテコ入れ頑張っていただきたいですね。





フリーでの打撃投手(バッピ)は、伊原、塚原も務めましたが、
ガッチャン小川、葉室太郎(ハム太郎?)コーチ、そして瓜野ブルペン捕手もバッピやってました。







塩Zコーチは3時間以上ノックバットを握りっぱなし。
外野手の丹羽や投手から内野手に転向して間もない三俣は特守でノックの雨が降られていましたが、
雨を降らせる方も凄い体力ですよ。そのために塩Zを雇ったのかもしれないんですけど。





少し興味深かったのは、捕手陣(前田・日高・伊藤・横山)の盗塁阻止の練習。
こりゃ、伊藤がボロ勝ちか?


ただ、球のスピード、肩の強さは伊藤が抜けていましたが、
意外にコントロールは日高が最も良く、ハム太郎コーチからの評価も高かったですね。



日高も「これが省エネ、エコロジーボール。名づけてEボール!」
て、相変わらずなこと言ってましたけど。

ゴンゾー横山は、なかなかボールが思うようにいかず苦しんでいるような感じもありました。
前田は肘の手術の影響がまだ消えないんでしょうか。今年は一軍、二軍ともに影を潜めてしまった感じがあります。



捕手陣のティーバッティング。
伊藤-日高ペアと12歳差コンビ。





塩Zコーチは、まだまだノック中。次は金子圭輔を特訓中。
一軍で決勝タイムリーエラーもありましたから、一軍に戻るために必要な特訓ですね。







捕手陣はフリーバッティングへ。バッピはハム太郎コーチ。



前田の打球はレフトポール際に柵越え。
ただ・・・



「ファウルー!」




ちょっと嬉しそうw


バントでもしとけって?


日高の行動は見てて飽きないので、地味に観察することをお奨めします。
ただ一軍になかなか上がってこないですが。



こうして全体練習終了。



この後も、塩Zコーチは高島、金子圭輔の居残り特守を続けてました。





伊藤、三俣も居残り特打。


バッピはブルペン捕手の瓜野さん。

瓜野さんは四国・九州独立リーグの選手を退団し、アシスタントスタッフとして去年からオリックスに入団。
用具の準備片付けから、練習中のありとあらゆるところで動いています。試合の時も、ブルペンにいるわけですし。
フレッシュオールスターのときには、車の運転もしてたみたいですし。
特に、凄い大きな声で盛り立ててくれるので、選手のモチベーションを上げるのにも良い仕事をされてます。

また、今年に入って瓜野さんのオフィシャルブログも始まっています。
Story 110(瓜野 純嗣オフィシャルブログ)
本屋敷コーチが1軍に行ってから、最近ファームの様子があまり伝わらなくなっていましたが、
こちらの情報で塚原や丹羽の元気な姿が伺えますよ。






そんな感じの灼熱の練習地獄。
二軍は、今後もデーゲームが続きますし、少なくともこちらは一軍よりも過酷な状況で
スタッフも選手も汗を流しているということだけでもお伝えできればと。



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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。


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2 コメント

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Unknown (ふーさんまま)
2011-07-25 21:14:22
神戸サブでの練習が公開とは知りませんでした。
写真を見る限り、かなりの選手が参加したようですね。

週末は、はじめての遠出・北神戸に行ってみようかと思ってます。
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ふーさんまま さん (かずまん)
2011-07-27 00:06:07
神戸サブでの公開練習は、毎年オールスターブレイクの週末はやってますので、今年も来てみてやってたのがわかった程度です。
球団に電話で問い合わせるとわかる程度ですので、あまり表立ってアピールはされてないようですが。

北神戸は神戸サブよりも見やすい球場です。
ちょっと関西の都市圏からは不便な所ですが、行ってみる価値はあると思っています。
ぜひ楽しんできてください。(私も土日のどちらか行こうと思っています)
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