風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

がんばろうKOBEデー #1

2010-05-30 | Bs現場レポ2010 
6年前に球団合併し誕生したオリックス・バファローズですが、
今日1日限り、15年前のオリックス・ブルーウェーブとして試合をしてくれました。

懐かしいユニフォームとともに思い出を再現できた人、
初めて見るユニフォームとともにいつもと違う雰囲気を楽しんだ人、様々だったと思います。

私にとっては、2002~2005年まで東北を転々としていたこともあって、
BWの最後をまともに応援できないまま(しないまま)BWが消滅したことに後悔をしていましたが、
そのやり忘れていたBWの応援を消滅後6年経った今日、願いがかなったことに、ただ感激しています。

それも今年は岡田彰布監督が就任し、田口選手の復帰があったことも影響があるように思います。
また、今日たった1試合限りの復刻ということで、この試合にかける球団やファンの意気込みは凄かったですね。
ある意味、クライマックス・シリーズや日本シリーズ以上に貴重な1試合だったと思います。

それとともに、かつて完全に敵チームだったファン、応援団の人たちが協力してくれたお陰でもあります。
本当に素晴らしい雰囲気をありがとうございました。


*********************
■球場前でのトークショー
午前10:30から球場前(総合運動公園駅前)広場で、藤井康雄さん、野田浩司さんのトークショーがありました。
1995年当時を振り返るような話題でした。
ちょうど同時刻には、バックネット裏席での練習見学会(無料)も行われていたため、トークショーか練習見学会かで悩んだ方も多かったはず。
練習見学会に参加された方のほうが多かったかもしれませんね。

私は午前9時50分くらいから外野の列に並んでましたので、すぐに列に戻れるトークショーに参加しました。



司会は大前一樹アナウンサー。1995年当時のユニフォームをまとったネッピーも一緒に。


藤井康雄さん野田浩司さんともに終始笑顔が耐えなくて、思い出深い年だったことが伺えます。

ちょっとマイクの調子が悪くて進行が大変だったとは思いますが、それでも十分楽しかったですよ。
話を忘れないうちに書いておきますと・・

○震災直後からシーズンにかけての話
・自主トレは各地で、選手ばらばらに行った。
・宮古島入りするのも選手ごとに各地からばらばらに移動。それでも全員集まった。
・キャンプ後、神戸市営地下鉄が全線復旧していないのにも関わらず、GS神戸のオープン戦に8000人もの観衆が見に来てくれた。

○藤井康雄さんの1995年に関する話題
・シーズン14本と少なかったけど、勝利に貢献するホームランが多かった。
 (ほんと少なかったですよね・・・笑)
・優勝のウイニングボールを手にした。
 (終盤の守備では交代することが多かったのに、偶然あの場面は最後まで試合に出られた。
  あと、あのシーンは何度もテレビに映り、記録映像としても残ってるので嬉しい)
・野田浩司さんの1試合19奪三振の大記録に貢献
 (ファウルフライを落球、それが三振に変わった。ちなみに千葉マリンで風の強い日だったので、本西さんも落球していたくらい)
・佐藤義則さんの最年長ノーヒットノーランに貢献
 (守備でファインプレーですよ)
・大記録には藤井康雄ここにアリですね。(大前アナ)

○野田浩司さんに関する1995年
・何より1シーズン19奪三振
 (藤井さん、本西さんなど3回のファウルフライ落球があり、それを三振にできたことが大きかった)
 (でもその試合、負けてるところがオリックス・クオリティ。)
・マジック1でのホーム4連戦で伊良部と投げ合った。
 (伊良部は物凄い形相だった。)



最後に藤井康雄さんからは、「がんばろうKOBEデー」を楽しんでください、という話。
今日試合前に歌を歌ってくれる平松愛理さんは、藤井さんが呼んでくれたそうです。

そして、野田さんからは、今季のスローガンが「Watch!無関心でいられない」ですが、もっと関心を持ってくれる人が沢山いて欲しいという話でした。
特に、野田さんは今でも「元阪神の野田」と紹介されることが多くて残念に思っているそうです。
この球団には凄くいい経験をさせてもらったし感謝しているんです!と強調されてました。



野田さんは雰囲気が全然変わってないですよね。


最後は撮影会みたいな雰囲気になりました。
こうして10:30~11:00くらいまで球場前で過ごしました。


■スタジアム・ビジョン
15年前の再現は中途半端な形でなく、しっかりとしたコンセプトで忠実な形で表現されてました。
D.J. KIMURAさんによるスタジアムアナウンスが今、聞けるとは思いもよりませんでしたし。

 
今日はスカイマークスタジアムというよりグリーンスタジアム神戸。

 
1995年当時の映像がそのまま使われていました。(イチローの映像は2000年と思われますが)

でも、ただ15年前を再現するだけではなく、今のチームと当時のチームを重ね合わせるスタメン紹介でした。
もちろん今のチームを応援しに来てるわけですし。
でも、坂口はイチローに重ねられ、T-岡田は藤井康雄に重ねられてるのには、ファンの願いも一緒ですよね。




最後、岡田彰布は仰木彬の映像とともに登場。



■試合直前の模様


藤井康雄エグゼクティブ・プロデューサーによる挨拶。


平松愛理さんのライブ。その後国家独唱も。


野田さんvs藤井さん、小林宏コーチvs田口選手の始球式。



そんな試合前の一幕でした。



■ネッピー!
今日は1995年当時と同じように、ネッピー1人だけ。しかも、当時と同じ鑓を持って。
リプシーとゴーヤは一切出てきませんでした。(リプシーは1998年になって登場)


今日のネッピーは、ずっとほぼフルイニングに登場。



1人でこれだけ動き回る姿を見てると、島野さんってやっぱり凄かったんだ。
愛くるしい表情がなんだか泣けてくる・・。

*********************
他にも7回裏攻撃前は、リトル・ネプチューンが流れましたし、ところどころ輝け潮流も聞けました。
BGMは1995年当時に売れたJpopも流れてましたし。

この他、球団が用意したものだけでなく、スタンドのファンも多くの人が当時のグッズを身に纏い、
外野応援団も当時の選手の応援歌を演奏していたからこそ、当時の雰囲気に近いものを味わえたと思います。
D.J.KIMURAさんも、スタンドから聞こえる懐かしいメロディーで当時を思い出したって言われてましたしね。
(今日は終始オリックス・ブルーウェーブ!って表現されてました)




こうして今日の戦いが始まるわけですね。
がんばろうKOBEデー #2に続く。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
GSまで片道2時間 (ike)
2010-05-31 11:36:50
この頃のブルーウェーブは強かったですねぇ。我がバファローズがGSで全く勝てなかった年もあったような。
電車賃かけてはるばるGSまで行って勝てないと精神的にダメージ大きかったですね。
ヨシノリさんのノーノーは藤井寺でナマで見ました。最後はヤケクソで(と言うか生まれて初めてのナマノーノーを見たかった)レフトスタンドに回ってヨシノリコールしておりましたよ。
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こんばんは! (いっさ)
2010-05-31 19:08:47
日曜仕事族の私にとってはとてもありがたいレポートです。ありがとうございます。
なんだか自分で見てきたような錯覚すらおこしてしまいそうな秀逸のレポですね。
あんまりいいので私のブログの中でもこちらの記事を紹介させていただこうと思います。
よろしくお願いします!
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ike さん (かずまん)
2010-06-01 00:12:29
この頃が強かったですね。
しかも近鉄がお得意様(監督の差?)て感じでしたね。

でもまぁGS神戸の近鉄戦は、近鉄の応援のほうが迫力があって、気合が入っていたような気もします(2000年頃の記憶ですが)
鳴り物できますし。

ヨシノリさんのノーノー、見てたんですか。それは凄い。
その藤井寺の空気を味わってみたかったです。
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いっさ さん (かずまん)
2010-06-01 00:16:01
当記事の紹介までしていただいてありがとうございました。
記事にした甲斐があってよかったです。

でも、見にいけなかった方に対しても、また次の機会を設けてくれるといいですね。
野田さんも藤井康雄さんも、これからもずっとこの球団に対して恩義を背負われてると思いますので、
またこのようなイベントをプロデュースしてほしいなぁと切に願います。

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