ウイリアム。の日記帳

ウイリアム。の気ままな日記帳です。

昔は極刑でした。

2005年03月29日 | Weblog
 今日は『八百屋お七の日』です。
 「八百屋お七」の話は有名ですので、ご存知の方も多いかと思いますが、念のため説明します。
 
 天和2(1682)年の12月に江戸で起こった大火事で多くの人が焼け出されました。
 八百屋の娘、お七もその一人でした。お七はとあるお寺に避難するのですが、そこで出逢った生田庄之介に恋をしてしまいます。庄之介は寺の雑用をしていた少年でした。
 お七は庄之介に夢中になり、また火事になって避難したら彼に逢えるという思いから遂に火付けをしてしまいます。
 この火事は幸いにも大きくなる前に消し止められました。
 しかし、お七は御用になりました。当時火付けの罪は極刑でした。
 ただし、17歳以下なら極刑だけは免れる事ができたので、奉行の計らいでお七は「歳は17か?」と問いただされました。ところが、その事を知らなかったお七は正直に「18です」と答えてしまい、極刑に処される事になったのです。
 そして、お七が3日間の市中引き回しの後、火あぶりになったのが天和3(1683)年の今日でした。

 今日はもうひとつ『まりもの日』でもあります。
 『まりもの日』について詳しくは「旧日記」へどうぞ!

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