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英語の勉強、おばさんにまかせなさい

英語の勉強に近道はありません..
一歩一歩着実に進むこと。それがイヤなら、あきらめ. かな?

学校探し

2009-10-02 21:57:45 | 英語の勉強
さて、いろいろ好き勝手なことを書きましたが、それでは実際に英語の勉強をしている時におそらく困るであろうこと、学校探し、教材探しのトピックに入ります.学校の数はそれこそ星の数ほどあるのでどこが自分に一番あうのかを見つけるのはほとんど不可能と言えるでしょう.教材だって同じこと.まぁ、パラパラめくってみればそれほどどれとどれが違う、というほどの差は見えませんけれどね、

教材に限ってですが.色の使い方、勉強の順番などそれぞれの好みがありますから、自分で本やさんに足を運んでじっくり見比べることをお勧めします.それでもなかなか決められないでしょう.おそらくそれはどの本にも「これだ!」というのがないからかもしれません.選ぶ私たちの問題ではなくてチョイスがただ単に多いだけと考えても良いのでは? 例文、問題の数が多い、それから回答にどれだけページを使っているか、(ただ答えだけの本ではどうしてそうなのかがわかりませんからね)ただ、紙面にも限度がありますし、情報満載にすると本も厚くなり価格も上がります.求める側に一番一般的に受けそうなものが書店に並ぶのですからにたような本が並ぶのは仕方がないですね.だから、教材は本当に練習を目的としたものを購入するのが良いと思います.

もちろん予算、時間的な余裕にもよりますが、もし、本当に、心から英語を勉強しようと思うなら、個人の先生につくこと.できたら英語と日本語の両方がきちんと話せる先生を捜すことです.私がここで言う「きちんと話せる」というのは、ある程度細かい所まで言葉の使い方を両方の言葉で説明できるという意味です.同じ言葉でも状況によって使われない言葉はどちらの言葉にもたくさんあります.それを教える側もわかっていないと生徒に教えられる内容の質は落ちます.

英語学校で教えている方達が上述した能力がない、というのではありませんよ.そう言うものを持ち合わせている方はいっぱいいらっしゃると思いますが,グループ、クラスレッスンではなかなかそこまで生徒を見切れない、というのが実情だと思います.時間だって限られるし、それにグループだとそれぞれのレベル,進み方に差が出ますからね.これはどうしようもないことだと納得するしかないでしょう.

英語と日本語

2009-10-01 21:53:14 | 英語の勉強
英語と日本語、もしくは他の外国語は切っても切れないものがあります.歴史的にはなんの関係もない言葉どうしてですが、勉強をする上では片方だけができれば良い、というものではありませんよね.

英語の文章がうまく書けない、長文読解がどうも苦手、と言う人たちは,果たして日本語の文章を書くことは得意か,日本語の長文読解はどうでしょうか? 日本語のその部分をクリアーしているけれど英語ではダメ、というのであればそれは英語力の問題となりますが,日本語でも文学を読むのは嫌いで、かるい読み物、マンガしか読まない、とか,論理だった文章を書くのが苦手、というのであればそういう人たちがどうして英語で力を発揮できるのでしょう? 「文章力」という言葉がはやったように思いますが、まさにその通りで、母国語の文章力が足りなかったら第2、第3外国語での文章力はあまり望めません.書く力、読む力を付けることから始めなくてはならないでしょう.でも、それは本当は小学校、中学校の時につけられているものなのですよね.

もし、その力が自分に備わっていないと感じるようでしたら、まぁ、過去を振り返っても現在に影響はあまり与えないので、それはちょっとおいておいて、とりあえず本をできるだけ読むことから始めましょう.好きな作家から始めて、少しずつ文学と呼ばれるジャンルのむずかしいものに取り組むことです.会話文が多いものはちょっと避けてください(会話文が多いと読むのがどうしても簡単になりがちです)今まで読まなかったくらいむずかしい日本語の文章をあまり苦もなく読むようになったらきっと今まで歯が立たなかった英語の文章も少し楽になると思います.

上で「少し」と書いたのは、英語の場合はもう少し別の要素も入ってくるから.そうです.それは「単語数」前回にも書きました、単語数がないと読むのも、聞くのも大変です.

アメリカ人の私の生徒の話をしましょう.彼はテストめがけて猛勉強中.自分では漢字はすごく読める、と豪語していましたが、私の生徒になって以来,私にいじめられて(?)自分の知識のいい加減さに気がつき、毎日覚える漢字の数を自分で決めて勉強しています.2ヶ月くらい前、短い文章でも漢字に引っかかって読めなかった彼が、漢字を読むようになり意味も取りやすくなって来た、と自分でも驚いています.そして、彼がつぶやいた昨日の言葉

「わからないとつまらないと思って本を投げて来たけれど、わからないことを実感できて、勉強しなくてはいけないという意欲が出た.それに何を勉強すれば良いかもわかったよ.自分で「わからない」と思うことは必要だったんだね.」 

うん、いい言葉だな、と私は感心.これ日本語で言えるようにはまだまだですが、でもものすごい上達を見せています.先生をしている私も、そのかわり大変ですが...

リッスニングができないですか?

2009-09-29 09:01:52 | 英語の勉強
英語のテストを受ける時にリッスニングがどうも不得手で、という声を良く聞きます.日本語を勉強している私の生徒たちも同じことを言います.リッスニングがよくできないと.あまり英語を聞く機会がない,というのが一番の理由と思えますが、それ以上に苦手意識からつい緊張しているものだから,それでなくても英語を聞き取ることが得意ではないのがますます聞けない、そんなことありませんか? 気持ちがうわずってしまうと普段ならできるものもできないのが私たち人間です.

それともう一つ.これが大切です.生徒たちにも良く言います.「もちろん耳が慣れていないこともあるだろうけれど、話している言葉を知らないから聞けないのでしょ」と.だってそうでしょう? 日本語で聞いていたって聞いたことがない言葉を話されたら何を言われているかわかりませんよ.その言葉の意味さえ知っていたら結構聞き取れるものです.それに英語のテストのテープの英語はそんなに強いアクセントがある英語ではありませんからあまり心配しないように.

リッスニングがどうこう言う前に、自分が知っている単語数を増やしましょう.ふやすと言っても少しの単語ではありません.多大な数の単語を勉強しなくてはいけません.知っている語彙数を増やすだけでテストの点数はかなりかわります.

私の生徒たちは12月のテストを控えて今、猛烈に勉強しています.短文を読む練習,リッスニングをしている時にやはりネックになるのが知らない単語です.知らない言葉がその文章で対して重要な役割をしていないにもかかわらず、「知らない」言葉に気を取られてできるはずの問題をとり漏らしてしまうんです.取れる問題を落してしまうほどもったいことはない.それをしないように、「とにかく知らない単語が出て来てもそれは考えずに(無視して)知っている単語に集中しなさい.」とくり返し言っています.だって、知らない単語はいくら考えたってわかりません.数学の問題とは違うのですから.ただ、読解の時にはまわりの内容からその言葉の意味を取れるようにする勉強もしていますけれど.

結局、何もかもがつながっているのですよ.何を一つ孤立して勉強しようと言うのは無理な話.それは英語の勉強が他の勉強と関わっていることと同じです.もっと総合的に、英語というものを考えなくては英語は上達しませんよ.だから近道の英語上達なんてあり得ないんです