WEASELER

趣味も仕事も一生懸命。家族はもっとダイジにね。

12月12日 晴

2007-12-12 | 今日はイベント!
今日は本当に色んなことが一度に起きた日でした。

その中でも、一番大きく、ショックだったのは、病気療養中だった ちょん(金魚。享年4歳)が他界してしまったことです。

引越ししてから新しい環境と水に馴染めず、辛い日々が続いていましたが、
今日、ついに天にめされていきました。

とても暖かい、よく晴れた日で、生前のちょんとリンクするような穏やかな日差しでした。

これから先も、私たちの家族としてずっと行き続けて欲しい という願いを込めて
私が種から育てているアボカドの木の根元に埋葬しました。

ちょんは、今日からアボカドの木に生まれ変わって、私たち家族をずっと見守ってくれていると信じています。

病気で最後を迎えるということは、ちょんの人生を全うさせてあげることは出来なかったということで、
それについては、本当に申し訳なく、悔やみきれない気持ちでいっぱいです。

でも、ちょんが今まで私たちの家族として一緒にすごしてくれた時間には、
感謝してもしきれないほど ありがとう の気持ちでいっぱいです。

ちょん、ごめんね。でも、ありがとう。
ちょんが大好きだよ。

列席者が私とがんばだけの小さなお葬式がすんだ後、何をする気にもなれずに
ただただ ボー っとしていましたが、

これじゃ いけない!

と気持ちを奮い立て、昨日作ったチェーンの納品、そしてクラムに仕入れ!
今日やるって決めてたことは 絶対今日やろう!
と まず 洗濯をして、部屋の掃除をして、家を出ました。
最近では珍しく、がんばもついてきました。

次回挑戦するメディスンバッグに必要な材料を調達して、ずっと気になっていた香貫のショップに寄り道しました。
シルバーも、革も一流の職人が営んでいる小さなお店です。

そこで、私はいつもお守りのように財布に忍ばせて持っていた
がんばの乳歯をリングにしてもらうように注文しました。

がんばの乳歯なんて、見つけられたのは本当にミラクルだと思います。
これは、絶対一生の宝物にしようと決めて、チャンスがあれば
アクセサリーにしたい とずっと考えていました。
そのチャンスが、正に今 目の前にあったのです。

今日決めなくてもよかったのですが、ちょんのことがあったせいか、
どうしても今日頼みたい気分でした。

話の流れで、私も革をやっているらしい ということは、お兄さんには簡単にくみ取ることが出来たらしく、
気づけば何時間も話し込んでいました。

私が今まで気づかなかった技や、知らなかった技法、コンチョの作り方までレクチャーしてくださって

飛び込みで始めてきたお客さんとこんなに話し込んだの初めてだし、
このやり方教えたのは 二人目か三人目ですよ!

なんて、企業秘密的な技も伝授してくれました。

聞けば、クラムとも相当親しいそうで、ますます親近感でした。

私が目指す 革職人 を明確に目標に出来ました。

今日は、私にとって とても辛い日でもありましたが
とても実りの多い日でもありました。
きっと ちょんからのプレゼントなんだろうと感謝しながら
がんばを膝に乗せて帰ってきました。

明日からの作業に、ますます気合が入ります。

ちょん、本当にありがとね。明日からも、がんばるからね!!