分離不安障害児のまりちゃん

分離不安障害と診断されたまりちゃんとママの奮闘記。

涙ポロポロ・・・

2010年02月15日 21時33分00秒 | 日記
いつもは早起きあっくんに起こされるのですが、あっくんが6時過ぎから二度寝をしたため、私も一緒にまどろんでいたら、起床は7時半を過ぎていました。
あっくんが生まれる前は、まりちゃんと8時、9時過ぎまで良く寝ていましたけれど、
早起きすると、一日が有効利用できるので、なるべく早起きを心がけています。

まりちゃんの体は、まだ週末モードだったのでしょうか。
あまり憂鬱そうではなく、大好きなお人形を抱っこして、起きてきました。
そして、今日も「お腹がすいた」と言いました。

分離不安障害のまりちゃんが朝、空腹感を感じるということはあまりありません。
思い返してみると、ママ自身も、朝は全く食べる気がしませんでした。
今は健康な証拠。朝からママはモリモリ食べます。
朝の定番、お気に入りのToby's Estateのコーヒーと、オールブランです。

まりちゃんはご飯党。今日もご飯でした。
まりちゃん、今朝はとても一日を落ち着いて過ごしていました。

一方、ママは何だか動けなくて、動けなくて、午前中に出かけそびれ、家事もだらだら。
これは危険信号です。
体が動かない。気持ちもついていかない。
ママが初めてうつ病になった時の症状です。
まりちゃんのことがきっかけで、またうつ病になったらどうしよう?
ママの心を不安が横切ります。
色んな心配が心を横切ります。
ほら、ママの気質が「心配症」なんです。ごめんね、まりちゃん。

午後一時半。
幼稚園の先生に電話をして、土曜日の診察結果を伝え、小児精神科のお医者さんと連絡を取ってもらうように頼みました。
そして、午後3時になって、ようやく体が動き始めました。
Medicareのオフィスに行ったり、買い物をしたり。
最近、ご飯すら作る気になれず(あぁ、危険)、日本のようにお惣菜が買えないこの国の暮らしでは、食事が随分質素になりがちです。質素ならいいのですが、かなり偏ってしまうこともあります。
買い物をしながら、メニューを考えます。
まりちゃんはどこか上の空。

それもそのはずです。
まりちゃんが大事にしているお人形を買い物に連れて行くと言い、
そのお人形を小さなバギーに乗せたいと言っていたのです。
月曜日のショッピングセンターはそれほど込んでいないので、
私はそれを許可したのですが、(日本だったらあり得ないかもしれません。)
週末の大雨で、駐車場に水がたまり、そこに置いてあった人形用のバギーにカビが生えていたのです。
「これは汚いから、もう捨てなくちゃだめだね」と言ったママの言葉にまりちゃんは泣き始めました。
お人形を抱っこして、泣きながら買い物についてきました。

「日本語のお教室に行ったら、買ってあげるから。」
「待てない、まりちゃん、待てない・・・」としくしく。

さらに、私がお弁当のサンドイッチに入れるチーズなどを買っていると、それを見て、
「幼稚園行けないんだもん」と泣き始め、
歩きながら、次第に声も大きくなっていく始末。
「ママがいないと、幼稚園いけないんだもん」
「ママが帰っちゃったら、まりちゃん泣いちゃうんだもん」
「まりちゃん悲しいんだもん」
大粒の涙がポロポロ。

「分かった、その話は家に帰ってからしようね。」

最近、まりちゃんは、朝だけではなく、昼間も、ママとの別れの場面を想像しては泣くようになりました。夕方もそうでした。ひどく泣いていました。
子供は発想の展開が速いので、あまりうつ状態にはならないのかなぁと思っていましたが、
まりちゃんを見ていると、少し鬱っぽい気がしてしまいます。
家にいる間も、今朝は子供らしく動き回ることがなかったのが気になります。
これは、要観察です。

何の心配もせずに、子供らしく、無邪気に、元気に遊んでいて欲しい。
当たり前のことが、とても健全に、とても素晴らしいことのように思えます。
早く元気に幼稚園に行けるようになりますように。



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