分離不安障害児のまりちゃん

分離不安障害と診断されたまりちゃんとママの奮闘記。

ティンカーベルと我慢の子

2010年02月26日 19時02分00秒 | 日記
どんよりした朝です。
まりちゃん、グズグズしていました。
何を食べたいのかも言わないので、
ママが適当に朝ごはんを準備して、テーブルに並べました。

今日は日本語教室の日。
登園拒否が始まってからも、
「日本語の教室なら行きたい。」と言ったので、3週間前にまた行かせてみたのだけれど、
ママの付き添いなしでは、駄目でした。
今朝は、
「ママが同じ部屋にいてくれなくちゃ嫌だ。」と言い張って、お教室へ行くのを嫌がりました。
あっくんがいるため、同じ部屋だと、他のお子さんに迷惑がかかるのです。
皆お勉強しにきているのですからね。
だから、

「お外の椅子で待ってるよ。」といったのですが、
「いやだ」
で梃子でも動きそうになかったので、今日は諦めました。
幼稚園ではないので、無理に行かせる必要のないところですし。

ママは、このまりちゃんの性格を知っていたので、2才から、まりちゃんを保育園に入れました。それが間違っていたのかしらと今更ながら思います。
もともと社会不安障害、対人恐怖のような傾向があったからこそ、色んな人に会う機会を与えてあげたくて、早くママから離すのが懸命な策だろうと思っていたのですが、
まりちゃんはその苦痛をもしかしたらずっと「我慢」していたのかもしれません。

所謂「魔の2歳児」みたいなものは、まりちゃんにもありました。
でも、振り返ってみれば、何でもかんでも「いやいや」ではなく、
まりちゃんは、赤ちゃんの時から、お友達と何かシェアすることができたし、
ママのいうことも良く聞く子でした。
お買い物に行って、「これがほしい」とひっくり返ったことなど一度もなく、
外では常におとなしい子。
お友達と何かあっても、常に我慢。大事なものを取られても我慢。でした。
その代わり、その我慢が限界に達すると、ものすごい勢いで泣いたり、夜泣きをしたりするのでした。だけれども、一度たりとも人を叩いたりしたこともありません。

ママにとっては、ママ友とのお付き合いはしやすかったのですが、
まりちゃんには、苦痛だったのかもしれません。

まりちゃんお外では自分の感情をとにかく抑えているのです。
子供らしさがありませんでした。
いつも、「まりちゃんは偉いね。」と言われていました。

まりちゃん、ティンカーベルが好きです。
まりちゃんとは全く正反対なキャラクターだからなのかなとママは思います。
嫉妬も怒りも正直に出せて、いつも前向き。
とても活発で、自信があって、明るいティンク。
まりちゃんも我慢せずに、自分を隠したりせずに、前向きに生きられたらなぁとママは思います。
まだ4才。
もっともっと我侭を言っても見てもいいんじゃないか・・・ママはそう思います。

今は、幼稚園に行きたくない。
それがまりちゃんの心の精一杯の叫び。
我侭ではなく、まりちゃんの心の叫びです。
5月までは、それを聞いていてあげようと思います。
まりちゃんがまた元気に幼稚園にいけるようになりますように。


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