分離不安障害児のまりちゃん

分離不安障害と診断されたまりちゃんとママの奮闘記。

ママの自閉症疑惑

2010年02月21日 21時07分00秒 | 日記
国からのサポートの先生のことを聞くために、
先輩にあたるお友達に電話をしてみました。

まりちゃんのことを初めて話しました。
まりちゃんが分離不安障害と診断されたこと。
それから、対人恐怖が顕著なため、社会不安障害もあるのではないかという話。

そうしたら、
「高機能自閉症ちゃう?」と返事が帰ってきました。
その方のお子さんが、高機能自閉症と言われているのです。
「ルーティンに慣れるのに時間がかかるあたりと、その人見知りの激しさが」
その方に言わせれば、高機能自閉症なのでは??ということでしたが、
ママは「いや、絶対違う。情緒不安なだけだよ。」と思いました。

でも、そういわれたら気になります。
少しでも可能性があるなら、それも早いうちに調べておかなければと思い、
パソコン立ち上げ、調査開始。
そこで、自閉症スペクトラム指数という簡単な検査をしてみましたが、
まりちゃんは小さすぎて、その検査について答えられる項目があまりありません。
まずは、症状を見てみましたが、
まりちゃんはママよりずっと社交的だし、
こうして登園拒否になる前は、幼稚園でも同じ歳の子たちと同じように遊んでいました。
今でも、日本人の子とならば、公園でも積極的に関わっていますし、
「ごっこ遊び」もよくするので、
恐らく違うだろうな。という結果に辿り着きました。

が、ママ自身がその検査をやってみると、
なんと、自閉症の疑いありの枠内に入っています。
ママは中学生くらいの頃、とても生き難さを感じて、自分を自閉症なのではないかと疑ったことがありました。
今のように「高機能自閉症」という障害に関心が寄せられていた時代でもありませんでしたし。結局は誰にも話すことなく、そして指摘されることもなく成長しました。

ママは、あまり色んな人と関わるのが上手でもなく、
高校生で好きな人ができて、付き合いましたが、分離不安で、また情緒不安定に。
さらに、自分から上手に距離を置こうと思って失敗。
結局特定の親友数人との付き合いばかりでした。
勉強の方では、できる科目とできない科目の差がかなり激しく、
推薦だけで大学に入ったものの、
「サークル」活動を見ると、鳥肌が立ち、大学では孤立していました。
そして、何故かその頃、Tatooやピアスにかなり興味を持ち、Tatooはしませんでしたが、
鼻にピアスを開けてみたり、髪型に異常に凝ってみたりしていたのを覚えています。
社会に入ることに対しても、異常なほど拒否感があり、
結局は得意だった文学の道へ入り、大学院で研究をし続けました。
文学好きだというところが、あまり自閉症とは結びつかないような気がしなくもありませんが、社会性が欠落していたところなどや、こだわりが強かったところなどが、かなり引っかかります。
今では、社交的なパパに引っ張られ、色々な会合、パーティーなどへ連れていかれたりしますが、あまり得意ではありません。
歳を重ねたせいか、心で楽しんではいなくても、世間話は自分からリードできるようになりました。でも、好きではありません。
一人で、または、家族だけと時間を過ごすのが好きです。
劇場か博物館かと聞かれれば、迷わず「博物館」。美術館と図書館がいちばん好きですけれど。
気心の知れた友達とのお喋りは好きです。
でも、積極的に新しい何かを始めるのはすごく苦手です。

んー、ボーダーですかね。
まりちゃんより、ママの方がずっと問題ありです。


まりちゃんはここ数日元気です。
幼稚園がないと、まりちゃんは伸び伸びしています。
今日は、ママとパパとあっくんと、海へ。
暑い暑い日曜日で、皆真っ黒。
ママとまりちゃんの自主ホリデーはまだ続きます。


ホリデーといえば、まりちゃん、ママとパパがタイで象に乗った写真を見て、
「まりちゃんも乗りたーい。でも、どうやって乗るの?ママが乗せてくれなくちゃいやだ。」
「象使いのおじさんが乗せてくれたよ」
「じゃぁ、怖い。ママじゃなきゃ。象さん乗らない。」

まりちゃん、やはり心配しすぎ。
・・・・・・・・
たくさんの心配に日々囲まれているまりちゃん。
その心配を取り除いてあげたい。
今日もママの胸がきゅんと痛みました。



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