分離不安障害児のまりちゃん

分離不安障害と診断されたまりちゃんとママの奮闘記。

まりちゃんの心配

2010年06月11日 22時22分16秒 | 日記
まだ5歳にもならないというのに、「死」について考えているみたいです。
「ママ死んだら嫌だ」
泣きながら毎晩訴えます。
魚釣りで釣った魚が動かなくなったのを見て、「死」を理解し始めたようです。
そして、日本帰国の際に、訪れた先祖のお墓で、「死」について考えたのです。
死んだら、動かなくなる。
死んだら、一緒にいれなくなる。
「まだ、大丈夫だよ、死なない」と答えるママに、
「だめ。ずっと死んだら駄目なの」と真剣に訴えるまりちゃん。
4歳児には重いテーマです。
何かまりちゃんに「死」を恐れさせないために読めるような絵本があったらいいなと思うのだけれど、見つかりません。
ママも、まりちゃんに「死」をどう話したらよいのか、分からないでいます。
心はずっとここにあるけれど、体はどこへ行ってしまうのか。
目に見えない観念を優しく教えるのは難しい。
まりちゃんの恐怖をやわらげてあげたいんだけどなぁ。

社会不安障害、そして場面緘黙、分離不安のまりちゃん。
心理士さんと幼稚園の先生のお陰で、分離不安については、随分よくなりました。
朝はまだメソメソしてしまうことがあるけれど、
だいぶ元気に登園してくれるようになりました。
大きな声の先生が苦手で、幼稚園にいる間、泣いてしまったり、
お弁当の時間に色々考えてしまうのか、泣き始めたりはあるようですが、
上出来だと思います。
まぁ、2才から通ってきたところですから、お喋りもするようになって、
不思議なのが、発表好きなところ。
社会不安の強いまりちゃんなのに、何故か幼稚園でだけは、人前で自分の作品や考えを先生が場面設定してくれれば、堂々と話せるというから驚きです。
日本ではないので、クラス内でも、発表の時間が度々設けられています。

でもね、幼稚園と家、それから仲良しのお友達がの家と、決まった公園以外は、やっぱり黙ったきりなのです。そのギャップが、すごく激しくて吃驚デス。
幼稚園が、「緘黙の場」じゃなくなったのは、本当に嬉しいのですが。

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

最新の画像もっと見る