シリウス／じろう

いよいよ明後日です。早いね～。

メンバーみんな、なんだかんだで忙しくて、リハ時間捻出するの大変でした。
僕もやっと昨日東京に戻ってきて落ちついたとこです。

鎌田、スケジューリングでは迷惑かけましたm(_ _)m

ただ、バンドで久しぶりに合わせて見ると、結構びっくりするくらい
覚えてて、演奏もアンサンブルもかなりいい感じ。

それだけに、ギリギリのリハ時間でも楽観的でいれるのかも…
でも何が起こるかわかんないのが、ステージ
見に来てくださった皆さんのご期待を裏切らないライブになるよう、
一生懸命がんばるしかないね

さて、直前に何ですが、僕の曲もちょっと紹介させて下さい↓


シリウス
（作詞作曲：宮永治郎）

ひとりぼっちの砂場
せいたかのっぽボクの影
週に一度の憂鬱
あの家には帰りたくない

どうせ探しはしない
母さんは悪魔遊び
駐車場の近道も
今日はやめておこうか…

孤独の星　シリウス
夕日背負い輝く
何故そんなに自由でたくましい
ボクを責めるように

返事のない玄関
見慣れない靴またいで
テレビつけたままにして
窓辺から空を見上げる

数センチの壁
光年のふれあい
近すぎても届かない
ボクの願い聞いてよ

孤独の星　シリウス
君のようになりたい
無視されても雲が邪魔をしても
気高くきらめく
ボクを照らすように


この曲はwater後期に催された、鎌田と僕の出たとこ勝負的な「怒濤の３連続新曲ライブ」
と言う自らを苦しめる企画の中で、必死に作った曲の一つです。
ここでも、FourValleyさんには大変お世話になりました。
まだ誰も聴いたことも無い曲を、３回にわけてひたすら歌い演奏すると言う無謀なものです。
事務所にも内緒と言う状況で、若気の至りというか、勢いがあったというか…
でも、結構良い曲たくさん出来たよね鎌田くん

この曲シリウスは、当時山口県で実際に起きた事件を題材にして書きました。
母親に愛されたいと願い続けた少年が、その想いも虚しく、結局は
母親とその情夫の手にかけられ、海に捨てられてしまったと言う
何ともやり場の無い悲話です。
この曲を書いて、５年以上経ちますが、いまだに同様の事件は
後を断ちません。

親から愛されない悲しみ…と言うのは経験したことがないことなので
想像の域を超えませんが、どれだけ辛い事か…

自分に子供が出来たら、精一杯の愛情を注いで上げたいね。

しかし、江沼の子供はカワイイ！　愛されてる証拠だね

パパになった江沼の歌は、一皮も二皮もむけていい感じ。
楽しみにしてて下さい