江沼 学
『夏』の思い出、ふたつめは、THE ALFEEの横浜赤レンガパークで行われたイベントライブです。
ライブレポートを楽しみにしていた方、太郎好きのみなさん、遅くなりました。
申し訳ない
2006年8月12、13日に今年も開催されたTHE ALFEE、25年連続、25回目の野外イベント。すごかった。。。
僕が観たのは二日目。天気もかなり心配されましたが、最後まで予報が嘘のように綺麗な夏の夜空が広がっていました。しかし初日はリハ中、大雨に祟られ、全く現地リハ無しで、ほぼブッツケ本番だったそうです。
あの規模のライブで、そんな。。。考えただけで震えがきそうです。
でもやっぱり、日本を代表するモンスターライブバンド、25年間の実績はすごい。そんな状況でもライブを成立させてしまうんだから。
午後5時30分、みなとみらい線「馬車道駅」に到着。
午後6時オンタイムで開演と聞いていたが、腹が減っては夏のイベントは乗り切れない!と、改札を出てすぐのカフェへ。チキンバジルサンドとザクロティーを頬ばりながら小走りで会場へ。
まだまだ陽は落ちておらず、地下から地上へと出た瞬間、横浜の高層ホテルや観覧車、港、ベイブリッジ、潮風、あの風景すべてがALFEEのステージに見えてきて、バンドの存在感の大きさなんだろうなと思いました。
会場へ到着すると、今度は赤レンガがステージというお城の擁壁のように見えてきて、そのお城からは。。。それは高見沢さんへのイメージかな
ステージは、海に隣接するように組み建っており、そのすぐ横を豪華な客船が普通に行き来してて、どれだけ横浜の景色を巻き込んだライブになるんだろってドキドキして開演を待っていました。
午後6時00分、本当にオンタイムで数分の押しもなくライブの開始を告げる音楽が。
それと同時に会場の最後列からゆっくりとステージめがけ、真青な「25th SUMMER」と書かれた25メートル四方の巨大フラッグが観客の頭上を覆っていく。
巨大フラッグに目を奪われていると、前列より歓声が上がる。
モンスターバンドを支えるミュージシャンの登場。
太郎は25,000の観客に軽く手を振り、ポジションに着く。
そして、大歓声の中をTHE ALFEE登場。
一曲目からハンドマイクを持った高見沢さんが、貴族というイメージを遥かに超え、これまでの集大成というべくド派手な衣装で花道からセンターステージへと向かう。
あの横浜の景色に負けてないってどういうことだ?!
無機質だったステージが一気に華やかに、白色に輝く巨大な船に見えてきた。
そして、師弟のツインドラムが、計4のバスドラムが、轟音となってカラダを突き抜けていく。
太郎のプレイを観るのは、実はこれでまだ二度目。
ライブ前日、「超客観的に観てよ」、「会場の中で一番厳しい目で観てやる」。
そんなメールのやりとりをしていましたが。。。
しかしそこには、いつも見ていた太郎はいませんでした。
数万人を前に、師匠であるそうる透さん(http://soultoul.com/pro1.htm)とガチンコでALFEEの音を叩き出している吉田太郎に、ただ涙が溢れていました。
これが今の太郎なんだ。
本番終わったら、何か一言、二言、文句を言ってやることが約束だったので真剣にステージをジッと見つめてる自分と、大好きな太郎の太鼓を心から堪能している自分が混在してきて、
ホントすべてが最高に心地良かった。
ALFEEのメロディーは、それこそ小学生の頃から自然に耳に入ってるわけで、それを太郎が叩いてるんだよ。それだけでもうクラクラしそうなのに、一段高くなった所にセッティングされた太郎のドラムの前には桜井さんがいて、ふたり戯れるようにプレイするシーンが何度もあり、また楽しいんだ、これが!
坂崎さんのMCも最高に面白かった。ラジオみたいに桜井さんと高見沢さんをいじくり回して。もうそれは噺家さんのような域。
そしてデビューして32年、25回目のライブという長い道のりを振り返りながら、ファンのみなさんと対話するように語りかける高見沢さん。
「これからもついてきてほしい」
なんて温かい言葉だろって思いました。
メンバー紹介で、高見沢さんから夏のイベント初参加!と紹介されたドラマー太郎。会場の両サイドに設置された超巨大スクリーンに顔面ドアップで映し出された。
そこにはいつもの笑顔が。
あとはもうライブを楽しむだけ楽しみました。
綺麗でどこにもないALFEEのコーラスワーク。
加速していくツイン・ドラム!
耳に馴染んだメロディーが津波のように押し寄せてくる。
本編が終わり、会場にいた東芝EMIのマサ小沢氏と五年振りの再会。
現在、ALFEEの担当をしており、言わずと知れたwaterの元ディレクター。
長年の付き合いで、太郎を本当に心から信頼しつつも、親心で心配そうにみているマサがとても愛しかった
それにあれだけのスケールで年間何十本のライブと、リリースを繰り返すバンドの現場に飛び込んだ太郎の苦労も聞きました。
でも太郎の持ち前のあの性格だから、メンバーさんからもスタッフさんからも可愛がられていたし、それ以上に本人が仕事としても、プレーヤーとしても楽しんでいるようにみえました。
それを証明する、こんなエピソードがありました。
ライブが終わり僕は太郎の控え室でもある、インターコンチネンタルホテルの一室に呼ばれて会場をあとにしました。みなとみらいの夜の街並みを歩きながら、今日のこと、これからの太郎の長い道に何て叱咤激励しようかって考えながらね。
ドアをノックして、抱擁を交わし、高層階からの最高の夜景を眺めながらビールで祝杯をあげるまで言葉はなかった。
一言、最高!
太郎も本人的に二日間満足なステージを送れたようで、本当にいい笑顔してたよ。でもさすがに満身創痍。
一時間位だろうか、ほろ酔い気分で楽しく話していたところに、スタッフさんから打ち上げ会場へ移動の呼び出し。慌てて部屋を飛び出すと、エレベーターが待ち受けており飛び込むと!
そうる透さん、山石敬之さん、そしてなんと、ALFEEの御三方、要は太郎以外のあのステージでプレイしていた大御所のみなさんが、すでに太郎待ち!!!
ものすごい緊張の中、ゆっくり頭を上げると高見沢さんが目に飛び込んできた。
うわぁっ、王子だ。思わず心の中で叫んでしまった。
太郎は恐縮しつつも、みなさんからのイジりに普段と全く変わらない返しで場を和ませていました。
これなんだよね、太郎の存在って
そのあとはデカイ仕事を終えた男たちの会話を気持ちよく聞いていました。
アンコール、センターステージでアカペラで始まった『星空のディスタンス』
25回目のイベントの終焉を、みなとみらいの夜空を彩った、数え切れないほどの花火
最高のステージ、色んな経験や、思いをさせてもらった、夏の夜でした!
ありがとう、太郎。がんばれよ。
『夏』の思い出、ふたつめは、THE ALFEEの横浜赤レンガパークで行われたイベントライブです。
ライブレポートを楽しみにしていた方、太郎好きのみなさん、遅くなりました。
申し訳ない
2006年8月12、13日に今年も開催されたTHE ALFEE、25年連続、25回目の野外イベント。すごかった。。。
僕が観たのは二日目。天気もかなり心配されましたが、最後まで予報が嘘のように綺麗な夏の夜空が広がっていました。しかし初日はリハ中、大雨に祟られ、全く現地リハ無しで、ほぼブッツケ本番だったそうです。
あの規模のライブで、そんな。。。考えただけで震えがきそうです。
でもやっぱり、日本を代表するモンスターライブバンド、25年間の実績はすごい。そんな状況でもライブを成立させてしまうんだから。
午後5時30分、みなとみらい線「馬車道駅」に到着。
午後6時オンタイムで開演と聞いていたが、腹が減っては夏のイベントは乗り切れない!と、改札を出てすぐのカフェへ。チキンバジルサンドとザクロティーを頬ばりながら小走りで会場へ。
まだまだ陽は落ちておらず、地下から地上へと出た瞬間、横浜の高層ホテルや観覧車、港、ベイブリッジ、潮風、あの風景すべてがALFEEのステージに見えてきて、バンドの存在感の大きさなんだろうなと思いました。
会場へ到着すると、今度は赤レンガがステージというお城の擁壁のように見えてきて、そのお城からは。。。それは高見沢さんへのイメージかな
ステージは、海に隣接するように組み建っており、そのすぐ横を豪華な客船が普通に行き来してて、どれだけ横浜の景色を巻き込んだライブになるんだろってドキドキして開演を待っていました。
午後6時00分、本当にオンタイムで数分の押しもなくライブの開始を告げる音楽が。
それと同時に会場の最後列からゆっくりとステージめがけ、真青な「25th SUMMER」と書かれた25メートル四方の巨大フラッグが観客の頭上を覆っていく。
巨大フラッグに目を奪われていると、前列より歓声が上がる。
モンスターバンドを支えるミュージシャンの登場。
太郎は25,000の観客に軽く手を振り、ポジションに着く。
そして、大歓声の中をTHE ALFEE登場。
一曲目からハンドマイクを持った高見沢さんが、貴族というイメージを遥かに超え、これまでの集大成というべくド派手な衣装で花道からセンターステージへと向かう。
あの横浜の景色に負けてないってどういうことだ?!
無機質だったステージが一気に華やかに、白色に輝く巨大な船に見えてきた。
そして、師弟のツインドラムが、計4のバスドラムが、轟音となってカラダを突き抜けていく。
太郎のプレイを観るのは、実はこれでまだ二度目。
ライブ前日、「超客観的に観てよ」、「会場の中で一番厳しい目で観てやる」。
そんなメールのやりとりをしていましたが。。。
しかしそこには、いつも見ていた太郎はいませんでした。
数万人を前に、師匠であるそうる透さん(http://soultoul.com/pro1.htm)とガチンコでALFEEの音を叩き出している吉田太郎に、ただ涙が溢れていました。
これが今の太郎なんだ。
本番終わったら、何か一言、二言、文句を言ってやることが約束だったので真剣にステージをジッと見つめてる自分と、大好きな太郎の太鼓を心から堪能している自分が混在してきて、
ホントすべてが最高に心地良かった。
ALFEEのメロディーは、それこそ小学生の頃から自然に耳に入ってるわけで、それを太郎が叩いてるんだよ。それだけでもうクラクラしそうなのに、一段高くなった所にセッティングされた太郎のドラムの前には桜井さんがいて、ふたり戯れるようにプレイするシーンが何度もあり、また楽しいんだ、これが!
坂崎さんのMCも最高に面白かった。ラジオみたいに桜井さんと高見沢さんをいじくり回して。もうそれは噺家さんのような域。
そしてデビューして32年、25回目のライブという長い道のりを振り返りながら、ファンのみなさんと対話するように語りかける高見沢さん。
「これからもついてきてほしい」
なんて温かい言葉だろって思いました。
メンバー紹介で、高見沢さんから夏のイベント初参加!と紹介されたドラマー太郎。会場の両サイドに設置された超巨大スクリーンに顔面ドアップで映し出された。
そこにはいつもの笑顔が。
あとはもうライブを楽しむだけ楽しみました。
綺麗でどこにもないALFEEのコーラスワーク。
加速していくツイン・ドラム!
耳に馴染んだメロディーが津波のように押し寄せてくる。
本編が終わり、会場にいた東芝EMIのマサ小沢氏と五年振りの再会。
現在、ALFEEの担当をしており、言わずと知れたwaterの元ディレクター。
長年の付き合いで、太郎を本当に心から信頼しつつも、親心で心配そうにみているマサがとても愛しかった
それにあれだけのスケールで年間何十本のライブと、リリースを繰り返すバンドの現場に飛び込んだ太郎の苦労も聞きました。
でも太郎の持ち前のあの性格だから、メンバーさんからもスタッフさんからも可愛がられていたし、それ以上に本人が仕事としても、プレーヤーとしても楽しんでいるようにみえました。
それを証明する、こんなエピソードがありました。
ライブが終わり僕は太郎の控え室でもある、インターコンチネンタルホテルの一室に呼ばれて会場をあとにしました。みなとみらいの夜の街並みを歩きながら、今日のこと、これからの太郎の長い道に何て叱咤激励しようかって考えながらね。
ドアをノックして、抱擁を交わし、高層階からの最高の夜景を眺めながらビールで祝杯をあげるまで言葉はなかった。
一言、最高!
太郎も本人的に二日間満足なステージを送れたようで、本当にいい笑顔してたよ。でもさすがに満身創痍。
一時間位だろうか、ほろ酔い気分で楽しく話していたところに、スタッフさんから打ち上げ会場へ移動の呼び出し。慌てて部屋を飛び出すと、エレベーターが待ち受けており飛び込むと!
そうる透さん、山石敬之さん、そしてなんと、ALFEEの御三方、要は太郎以外のあのステージでプレイしていた大御所のみなさんが、すでに太郎待ち!!!
ものすごい緊張の中、ゆっくり頭を上げると高見沢さんが目に飛び込んできた。
うわぁっ、王子だ。思わず心の中で叫んでしまった。
太郎は恐縮しつつも、みなさんからのイジりに普段と全く変わらない返しで場を和ませていました。
これなんだよね、太郎の存在って
そのあとはデカイ仕事を終えた男たちの会話を気持ちよく聞いていました。
アンコール、センターステージでアカペラで始まった『星空のディスタンス』
25回目のイベントの終焉を、みなとみらいの夜空を彩った、数え切れないほどの花火
最高のステージ、色んな経験や、思いをさせてもらった、夏の夜でした!
ありがとう、太郎。がんばれよ。
がんばっちくり!
俺も誘ってくれよー。行けなかったけど(笑)
江沼もおつかれ。
とてもとても・・・と、悩みましたが
思ったまま、感じたまま書かせて頂くことにしました。
(レポートお願いしていました一人でもありますからねっ!←変な責任感やなぁ・・・(笑) )
読ませて頂いているうちに
ひとつひとつの情景が目の前に広がってきて
ほんとにあたしも見てきたかの様な感覚になりました
太郎ちゃんの勇姿、巨大スクリーンに映し出された笑顔!!
見えましたっっ!!!
素敵なレポート
太郎ちゃんへの『愛』もたくさんこめられた
あったかいレポート
満面の笑みで(ちょっとウルウルも)読ませていただきました!
ありがとうございました!
おつかれさまでした
メンバーさん全員の「夏の思い出」も
(またまた)←こんな感じで拝見させて頂きました!んん~満足満足☆
今度は秋の思い出作りですね!
そうやな~ あたしの秋は・・・
いっぱい楽しみがあるなぁ~
食欲の秋!秋の味覚、これがまた美味しいねん!!
それからそれから中秋の名月、月見(だんご)!!!
・・・全部食べることばっかりやなぁ
わーまた、いらん独り言書いてもたかなぁ??・・・
失礼しました
ほんと素敵なレポート感動ですよね~っ
便乗させてもらってお願いしてよかったぁ~
harumi★さんにも「ありがとう~」
もっと早く、次の日にでもと思ってたんだけどね、結局、冷静になって書いてみてこの長さだから。。。次の日書いてたら、まい上がっててどうなっていたことやら
でも楽しんでもらえてよかった。
太郎からもメールが来て喜んでくれてました。
またコメントよろしく!
あ、食べすぎ注意。
これ自分にもね。
長かったでしょ
数日かかったもん。
伝わって良かった。
これからも投稿だけに関してじゃなく書きたいこと書いてね。
よろしく!
ありがとう。
えりさん>いえいえ、とんでもないですありがとうございます!なんて書き込もうかと悩んでる間に、えりさんの書き込みが!同じくらいの時間に同じように悩んでたみたいです(笑)私もウルウルしちゃいましたぁ一緒ですね♪