祈りと怪物～ウィルヴィルの三姉妹～ＫＥＲＡバージョン
１２月２７日 シアターコクーン
作・演出：ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演：生瀬勝久、小出恵介、丸山智己、安倍なつみ、大倉孝二、緒川たまき、大鷹明良、マギー、近藤公園、夏帆、三上市朗、久保酎吉、峯村リエ、犬山イヌコ、山西惇、池田成志、久世星佳、木野花、西岡徳馬、原金太郎、楠見薫、加藤弓美子、野中隆光、日比大介、皆戸麻衣、猪俣三四郎、水野小論、中林舞
ひとつの作品を２人の演出家が演出。
何年か前に、野田秀樹の脚本を、野田秀樹と蜷川幸雄の２人が演出してました。
今回は、ケラの脚本を、ケラと蜷川幸雄が演出。
まずは、作者本人が演出するＫＥＲＡバージョン。
ＫＥＲＡ作品おなじみの出演者とはじめましての出演者。
登場人物のあれやこれやを描きすぎて、収集がつかなくなってしまったような印象も受けましたが、壮大な物語として心に残る舞台でした。
コロスを登場させてるところは、蜷川幸雄を意識しているのかな？と思っちゃいました。
小出恵介は、トビーヤス。
おばあちゃん思いの気弱な青年を好演してました。
おばあちゃん役の木野花は、双子の演じわけが見事でした。
汚れ役をいとわないところで、落差が際立っていました。
もう一度観たかったと、心から思った作品でした。
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