人間関係によくあるトラブルの原因の1つに
『断りきれない症候群』
というものがある
断り辛かったことを無理にやってしまい
後々になって積み重なったストレスが原因で
ギクシャクした関係になってしまったり
やりたくないことだから当然エネルギッシュには活動は出来ないことからいい結果も得られない
という経験をしたことは誰しもあるだろう
例えば
お金の貸し借り
長電話
ビジネスをするしない
頼まれごとなど
あなたを取り巻くコミュニケーションで
あなたの意思と反した選択を
あなたは渋々受け入れることはないだろうか
俗世間では
人の為に自分を犠牲にした方が
コミュニケーションが
上手くいくと思われがちだが
現実は違うのだ
なぜなら
そこにあなたの『望む意思』が無いからだ
望む意思はその物事の行動エネルギーとなって現れる
望む意思が無いと『やる気が無い』ことが
相手に伝わる
そしてそれがキッカケとなり仲たがいになってしまうのだ
その反面
自分を犠牲にして
相手を優先しなくてはいけないと
思い込んでいる人がいかに多いことか
相手を想うこと
それはとても素敵なことで
そんな人は確かに『短期的に』慕われるのは
私もわかる
しかし自分のやりたく無いという感情の声
つまり意思を無視し続けた心の代償は
とてつもないものになってしまう
その上そのような人は自分自身を
過小評価してしまい
心の中で「どうせ思い通りにはならない」
と思ってしまい表面上の付き合いしか
できない人になってしまう
断りきれない症候群になってしまうのは
主に父親や母親や影響を受けてきた人から
服従的な環境に置かされていた
トラウマの積み重ねが
あなたの潜在意識に落とし込まれたのだ
心当たりのある人はいないだろうか？
そしてどのようにすればいいのか？
それは
ステップ1
『自分の感情さんの声に忠実に生きる』
ことだ
このタイプの人は
1人でいる時も
何かをしたいと思った時に
何かと理由をつけてそのやりたい事を
我慢してしまう習性がある
例えば
昨日はお仕事で頑張ったから
今日は家でグタグタゆっくりしていよう………と思っていたのに
部屋が汚いことに気付いてしまい
「掃除をしなくちゃ！」
とか
「洗濯物がたまってるなぁ…」
とか
本当は休みたいという自分の感情さんの声を聴き入れ欲求を満たしたいのに
「〜しなくちゃ」を優先してしまう
なので対人関係のことを改善する前に
まず1人でいるときに自分の心の欲求を
思っ切り満たしてあげる
やりたい事をやり続け
そこに「〜しなくちゃ」が出てきても
やりたいことをやり続けるのだ
そうすれば自分の自由を楽しむ水準が高まり
自分の心の欲求と反することをした時
あなたには不快感が大きくなっていき
『イヤ！』と断れるようになっていくのだ
この不快感を感じることがとても大切なことになる
それが感じられてきたら
ステップ2
『友達の要求を勇気を出して断ってみる』
当然コミュニケーションにおいて
それが断りづらければ
「今日は体調が優れないから…」
などと優しく断るのも1つの手段となる
自分の感情さんの声を聴き入れ
心の欲求を大切にする
つまり自分自身を大切に想うことが
心にゆとりを持つ
コミュニケーションが面白いくらいに円滑になる秘訣となるのだ
明日からあなたの辞書に
『しがらみ』『無理やり』『断りきれない』
という文字が無くなる
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