二本足の學者を目指して

賢を見ては齊しからん事を思ふ

【青春に就いて】

2024-05-19 19:35:50 | 文學、精神、そして魂

【青春に就いて】

まあ正字正假名の表記を見て、何か違和感を覺えて了ふのは、極一般的な反應だらう。殊に眞面目な人ほど違和感を覺えるだらう。でも、だからと云つて、表記を略字現代假名遣に變へた處で、世間から受け容れられる訣ではない。今の社會では、一般受けする事に長けた人間を知識人と呼ぶ風潮があるやうだが。

と云つて、私は自分が偉い抔とは思つてゐないし、さう思ひ込める程の若者でもない。小林秀雄は還暦を迎へて、自分の青春はをはつたと宣言したが、私も向上を希ふと云ふ點では、未だに青春ではある。

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