goo blog サービス終了のお知らせ 

若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
ホームページの方も見てくださいね!

失恋したときに

2008年10月23日 | ラジオ ~ジャズ・イン・アプローズ~
「それではヘレンメリルで、バット・ブゥ~ティフル・・・」

ズルッ。最初の曲紹介、やっぱりやってしまいました

正しくはもちろん「バット・ビューティフル」。
「ホワイトクリスマス」で有名なビング・クロスビーでヒットした曲で、
『恋っていうのは楽しかったり、また悲しかったり、
 いいときもあれば悪いときもある。でもそれでいいのさ。』
というような内容です。(かなりはしょってるけど。)
すごく好きな曲なのになんで間違えるんだー!!
リエマニアさん、こんな私ですがこれからも応援よろしくお願いします。
まぁ、それはさておき、ラジオの収録もいよいよ11月分に突入しました。
昨日は2本を収録。

11月は「ストリングスをまじえたジャズ」がテーマで、
オーケストラ好きの私としてはとってもうれしい企画。
今月の曲は小針さんセレクトで、聴いたことのないもの、
もう廃盤とかでなかなか手に入らないものもあり、
すべて丁寧な解説付きこのお仕事をやらせていただいて
本当によかったぁ~。

また、三槻さんにお持ちいただいたCDや選曲もどれも素敵で、
トニー・ベネットやアニタ・オデイ、そして初めて聴いた、
「ノーマン・ウィンストン Norman Winston」という
イギリスの女性歌手の「Tea For Two」が印象的でした。
ドリス・デイやトミー・ドーシー楽団のチャチャチャが有名ですが、
アレンジの威力を感じました。こんど買ってみよう

話は戻って、ストリングスオーケストラの中で、
ナタリー・コールをかけたのですが、その関係で
彼女のお父上のナット・キング・コールの話が出ました。
「スターダスト」や「I wish you love」をはじめ、
こういう『切ない系』の歌はやっぱりナットキング以外いないでしょう!
彼の音楽には優しさを感じます心の痛みを分かってくれそうな、というか。

その中でも「思い出のたね These Foolish Things」は
DVDでこの曲ばかり繰り返し観て、何度泣いたことか!!

『口紅の跡の付いた煙草の吸殻、ロマンティックな場所への航空券、
そんなささいな思い出のかけらで今でも君を思い出してしまう・・・。』
とくに「To romantic places」で首をかしげながら歌う
その表情だけで泣けてしまいます

ただ一つだけ、突拍子もない、明るいおもちゃのような
『木琴』の音が入っているのには、アレンジに時代を感じてしまうけど(笑)

でも、もしも失恋して、次のうちの誰かに
直接歌ってもらえるとしたら・・・?
メル・トーメ?シナトラ?マット・デニス?それともジョニー・ハートマン?
ん~、そんな機会がないのは分かってるけど、やっぱり私は、
ナット・キング・コールかなぁ!!
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラジオの収録に行ってきまーす! | トップ | 原語?or日本語? »
最新の画像もっと見る

1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
「I wish you love」 (ひまわり)
2008-10-24 11:57:33
歌で人を泣かせるなんて素敵な事が出来るなんて
歌い手冥利に尽きるのでは
何を隠そう私もリエさんの「I wish you love」で
涙させて頂きまし
決して全体的にマイナーコードな曲ではないのですが、
部分的にマイナーコードになるあの部分にも
グッと来ます。そしてフルートが奏でるソロ部分。
あ~また是非聴きたいです。
決して今、失恋したわけではないのですが。
季節は秋。なんとなくロマンティックな
気分が高まります

ひまわり

返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ラジオ ~ジャズ・イン・アプローズ~」カテゴリの最新記事