育と社

　いろいろとお話を聞くことができました。凄く難しい問題でした。

某私立学校の理事長さん。「教育」と「企業」。

今まであまり深く考えたことはありませんでしたが、この二つを「健全」に成立させることの難しさ。

学校と言えど国公立でないため企業として存続することが義務→従業員（先生やその家族）の生活を守る→利益の追及が義務→経費の削減→効率化・能率化・成果主義→教育としては「人」は育てられない・育たない・・・・

育てる→気を配る→千差万別→時間もかかる→我慢も必要→コストがかかる→学費を上げる→低所得者から敬遠される・教育の本質として高額な設定は難しい→生徒が減る→利益が減る→会社として成り立たない→存続できない・・・・

いやはや、難しいですね。これもほんの一部です。教育だけでも世間で問題になっている今、教育を本当に考えている私立の経営者はもっとジレンマを持っているのかも知れないですね。

ちょっと真面目な・・・でした。