鬼門だらけの阪神タイガース。ファン歴40年の作家が、阪神タイガースが負ける訳を人知れず分析して呟くブログ

東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、名古屋ドーム等の鬼門球場や聖地甲子園で繰り返される阪神の負け試合を中心にアーカイブ

メッセンジャーが10年続いた理由。

2018-12-11 06:58:09 | スポーツ
メッセンジャーが
来季来日10年目を迎え
日本人扱いで契約。

居るのがすっかり当たり前の
ように感じるようになったのも
当然か。

むろん、成績が伴っているから
長く居られるのは言うまでもない。
249試合の登板で
95勝77敗、防御率3.05。

2010年5勝6敗
2011年12勝7敗
2012年10勝11敗
2013年12勝8敗
2014年13勝10敗
2015年9勝12敗
2016年12勝11敗
2017年11勝5敗
2018年11勝7敗
成績にムラがないのも特徴だ。

理由ははっきりしているだろう。

150キロ前後の速球を
アウトコース低めにキメる。

スローカーブを駆使して
緩急の差をつけてタイミングをずらす。
(確実にストライクも奪える)

フォークで空振りを誘う。
(と思わせてストレートを
ズバッと投げて打者を硬直
させることもある)

球速、コントロール、緩急の差、
落ちる変化球を中心とした決め球
という全ての要素を持ち合わせて
いることが、安定した成績の
理由だろう。

当たり前のことを
どれほど極められるか・・・
難しいことだが、体現しているのが
このメッセンジャーなのだ。

阪神の若手投手たちにとって
生きた教材が身近にいるのは
幸せな環境に違いない。
それを活かすかどうかは本人次第だが。

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